今日の日本では、多くの保険会社から様々な保険商品が販売されています。保険の加入を考えていてもどれに加入すればよいか分からないという人も多いと思います。よく終身保険に加入すれば間違いないと言われていますが、本当に終身保険がいいのでしょうか。また、終身保険に向いている保険ってどのような保険なのでしょうか。そのようなみなさんの疑問解決の助けになればと思っています。
目次
医療保険の種類
冒頭でも述べた通り、今日の日本では、多くの保険会社が営業をしており、各保険会社はこれでもかというほどの保険商品を販売しています。そのため、保険に加入しようとしてもどの保険にしようか迷ってしまいます。現在発売されている保険商品は、以下のような種類があります。
- 終身医療保険
- 定期医療保険
- 女性向け医療保険
- 緩和型医療保険
- 無選択型医療保険
数多くの医療保険がありますね。それぞれがどのような保障のある医療保険か分かりにくいと思います。それぞれの特徴を詳しく解説していきます。
終身医療保険
終身医療保険の特徴は、以下のとおりです。
- 保障が生きている間続く
- 保険料が上がらない
この2点が終身医療保険の特徴といえるでしょう。高齢になってくると体が衰え、病気になりがちになってしまいます。終身医療保険に加入していると、病院通いになっても保障があるので安心ですね。
また、更新がないため、加入した年齢による保険料が上がりません。これは、若いうちに入っておくと保険料が安く抑えられるのでお得になります。高齢になると加入できない保険もあるので、なるべく早いうちに終身医療保険に加入するといいですね。
このページでは、特にこの終身医療保険について詳しく説明していきたいと思います。
定期医療保険
定期医療保険の特徴は、以下のとおりです。
- 保険期間が定められており、更新がある
- 契約時の保険料は、終身保険よりも割安になる
- 80歳まで更新できるが、更新するごとに保険料が高くなる
この3点が定期医療保険の特徴といえます。終身医療保険とは異なり、あらかじめ保険期間を定めます。そのため、保険料は終身医療保険より割安になります。
しかし、契約期間が終了すると自動更新となり、更新時の年齢によって新たな保険料が決定してしまうため、更新するごとに保険料が高くなります。更新時に見直しもできるので、独身の人は終身医療保険よりもこちらの定期医療保険の方がおススメです。
女性向け医療保険
女性向け医療保険の特徴は、以下のとおりです。
- 女性しか加入できないので、女性特有の病気ほど保障が厚い
- 生存給付金のある保険もある
この2点が女性向け医療保険の特徴といえます。女性向け医療保険は、通常の終身医療保険や定期医療保険などと違い、女性特有の病気の保障が厚くなっています。
例えば、入院給付金や手術給付金が通常の保険に比べ、上乗せになっています。女性の方で、女性特有の病気の保障を厚くしたいという方にはおススメの医療保険です。
緩和型医療保険
緩和型医療保険の特徴は、以下のとおりです。
- 告知により、通常の保険だと加入できない人を加入できるようにしている保険
- そのため、保険料は割高になる
- 保障額は、1年を経過するまで半分になる
この3点が緩和型医療保険の特徴といえます。通常の医療保険に加入できない人が加入する医療保険となっているので、保険料もその分割高になります。元々持病がある人にはありがたい保険となっていますが、健康な人はまず選ぶことはないでしょう。
無選択型医療保険
無選択型医療保険の特徴は、以下のとおりです。
- 告知が不要
- 保険金や給付金が少なく設定されている
- 保険料が割高
この3点が無選択型医療保険の特徴といえます。告知が必要ない分、保険金や給付金が低く設定されていることや、保険料が割高になってしまうケースが多いようです。誰でも加入できますが、上記のようなデメリットがあるため、無理に加入せず、貯蓄に回してもいいかもしれません。
出典:医療保険ランキングトップ10
https://hoken-bridge.jp/10ranking-medical-insurance/
それぞれの医療保険は次の項のように分類できます。
積立型医療保険と掛け捨て型医療保険の違い
医療保険は、積立型医療保険と掛け捨て型医療保険に分類することが出来ます。積立型医療保険と掛け捨て型医療保険の違いはどのようなものがあるのでしょうか。積立型医療保険と掛け捨て型医療保険のそれぞれの特徴についてまとめました。
積立型医療保険の特徴
- 保険料が高い
- 貯蓄を兼ねている
- 見直しする時期を選ぶ
積立型医療保険の特徴は、上記のようなことが特徴としてあげることができます。
1つ目の特徴は、保険料が高くなっていることです。保険料は、純保険料と付加保険料に分けることができます。純保険料は、将来の保険金を支払うための保険料となっています。また付加保険料は、保険商品の維持・管理に充当するための保険料となっています。この2つの保険料を合わせることによって私たちが支払う保険料になっています。将来に向け貯蓄を保険会社がしているため純保険料を必然的に高くする必要があります。その分を保険料に上乗せするため、保険料が高くなってしまうというわけです。
2つ目の特徴は、貯蓄を兼ねているところです。積立型医療保険は、掛け捨て型医療保険とは違って、保険料を支払うことで貯蓄も一緒に行っています。そのため、長い間保険料を支払っているにつれて、多くのお金が積立貯蓄されていることになります。知らず知らずのうちにお金を貯蓄できることが特徴です。
3つ目の特徴は、見直しする時期を選ばなくてはいけないことです。2つ目の特徴にもあったとおり、積立型医療保険は貯蓄も同時に行っています。そのため、長い間保険料を支払っていると保険料は、保険会社所定の利率で積み立てられるため、ある時を境に解約時に帰ってくるお金が100%を超えます。このことは元本復帰と呼ばれています。この元本復帰が起こらないうちに積立型医療保険を解約してしまうと、俗に言う元本割れを起こしてしまいます。これが、銀行の預貯金と異なる点です。そのため、積立型医療保険を契約してからあまり月日がたたないうちに保険の見直しを行ってしまうと、元本割れのリスクが伴います。積立型医療保険を見直す際は、元本割れしないタイミングまで待ってから解約をしなくてはならないという特徴があります。
このページで紹介する終身保険は、こちらの分類になります。
掛け捨て型医療保険の特徴
- 保険料が安い
- 掛けた保険料が戻ってこない
- 見直しする時期を選ばない
掛け捨て型医療保険の特徴は、上記のようなものがあげられます。今回は終身保険について紹介するため、掛け捨て型医療保険の詳細は割愛させていただきます。
終身保険のメリット・デメリット
それでは、終身保険にはどのようなメリット・デメリットがあげられるのでしょうか。終身保険に加入することで得られるメリットが、以下のとおりです。
メリット
- 保険金が必ず支払われる
- 解約返戻金がある
- 保険料が加入時から変わらない
- 相続税の節税になる
以上のようなことがメリットとしてあげることができます。1つ目のメリットは「保険金が必ず支払われる」ということです。終身保険はその名のとおり、被保険者の一生涯を保障する医療保険になっています。そのため、被保険者が何歳で亡くなっても保険金は支払われることになります。月々に支払った保険料が保険金として戻ってくるため、被保険者自身が受け取らないにしても、損はしないでしょう。
2つ目のメリットは「解約返戻金がある」ということです。月々に保険料を支払う際、保険料を支払った分だけ解約返戻金というものが貯まっていきます。そのため、保険料の払い込みを終了した後に終身保険を解約すると今までに払い込んだ保険料の累計額を上回る解約返戻金を手にできることが多いです。この性質を利用し、終身保険を医療保障から貯蓄に切り替えて継続することもできます。
3つ目のメリットは「保険料が加入時から変わらない」ということです。終身保険には更新がありません。そのため、加入した時から保険料は上がることはありません。
4つ目のメリットは「相続税の節税になる」ということです。これは意外と知られていないかもしれません。平成27年1月1日から相続税が改正されました。控除額の計算は、改正前は「5000万円+1000万円×法定相続人の数」という計算されていましたが、改正後は「3000万円+600万円×法定相続人の数」という計算になりました。そのため、一戸建てを持っている家庭は相続税の負担が増えてしまう可能性があります。そこで、生命保険が活用できます。生命保険の受取金が非課税になる金額は「500万円×相続人の数」で計算されます。そのため、相続人が3人いると500万円×3人で1500万円となります。この金額が相続税の基礎控除額にプラスで控除されます。
デメリット
- 保険料が割高になる
- 必要な保険金をカバーできない場合がある
- 高齢になっても、若い時の保険金のままである
- 保険の見直しがしにくい
- 経済的リスクがついてくる
以上のようなことがデメリットとしてあげられます。1つ目のデメリットは「保険料が割高になる」ということです。終身保険は貯蓄性も兼ね備えています。そのため、掛け捨て型の保険に比べて保険料が割高になってしまいます。
2つ目のデメリットは「必要な保険金をカバーできない場合がある」ということです。1つ目のデメリットで保険料が割高になってしまうということをお伝えしました。このデメリットのために必要な保障額をカバーできない場合もあります。大きな保障額を希望するとそれに比例して保険料も高くなるためです。被保険者自身の予算で考えると大きなデメリットになるかもしれません。
3つ目のデメリットは「高齢になっても、若い時の保険金のままである」ということです。終身保険は保険料の払い込みが終了した後も一生涯保障が続きます。保障があるに越したことはありませんが、本当に必要かといったら疑問が残るかもしれません。
4つ目のデメリットは「保険の見直しがしにくい」ということです。終身保険は貯蓄性も兼ね備えている保険になっています。そのため、加入してから早くに解約をしてしまうと解約時返戻金が今まで支払った保険料を下回ってしまう可能性があります。そのため、終身保険に加入してしばらくして見直しを行いたいという時には、見直しが簡単にできないかもしれないというデメリットがあります。
5つ目のデメリットは「経済的リスクがついてくる」ということです。繰り返しになってしまいますが、終身保険は貯蓄性も兼ねています。そのため、経済が良くなってきたときにインフレリスクという問題が発生します。終身保険は基本的に利率固定型となっています。これは、終身保険に加入した時の利率で積立を行っていくものになります。そうすると例えば、終身保険に加入した当時は不景気で低利率で運用をしていたけれど、10年たった今はとても好景気で高利率で運用されるようになっているということがありえます。この時に保険の見直しを行えればベストな見直しのタイミングになるのですが、加入して数年しかたっていないとなると損をしてしまうデメリットになります。
終身保険に加入した方がいい人
終身保険に加入した方がいい人は、ずばり年齢が高くなく人生のライフイベントをある程度終えている人や新社会人だと思います。例えば、30代でマイホームを建て、子どもも生まれているという人はすぐにでも加入をおススメします。年齢を重ねるごとに終身保険の保険料は高くなります。そのため、20代で加入する人と40代で加入する人では支払う保険料の累計額もとても変わってきます。若ければ若いほど得をする保険になっています。
終身保険に加入しなくてもいい人
終身保険に加入しなくてもいい人はどのような年代・職業の方たちなのでしょうか。加入をおススメしない人は以下のとおりです。
- 年齢の高い人
- 数年後にライフイベントを控えている人
このような人たちは終身保険に加入をおススメしません。それはなぜなのか。それは、医療保険は、ずっと同じ保険に加入しているという人は限りなく少ないです。一般的にことあるタイミングで医療保険の見直しを行っています。医療保険の見直しのタイミングはどのような時にするのでしょうか。
医療保険の見直しを行うタイミングは人それぞれです。特に多いのが、結婚や出産などライフイベントをきっかけに今まで加入していた医療保険を見直すという人が多いようです。結婚をした時は、今まで独身で少ない死亡保障などにしていた医療保険を家族が増えることで万が一何かがあっても家族に迷惑のかからない保障に増額するということがあげられます。その後、出産を機に医療保険の見直しを行い、子供が社会人となって働くと保障を下げるために医療保険を見直すという人が多いです。他にも以下のようなタイミングで医療保険の見直しをする人が多くいます。
- マイホームを購入した時
- 子どもが社会人となった時
- 定年退職した時
- マイホームを売却した時
上記の場合は、結婚や出産といったライフイベントを境に医療保険を見直すタイミングになっています。念願のマイホームを購入した時には、万が一、住宅ローンを返済中に亡くなった場合に残された家族に迷惑をかけないようにと医療保険の保障を手厚くするように見直す人が多いようです。住宅ローンを組む金融機関によっては、団体信用生命保険の加入を義務付けている金融機関もあります。この団体信用生命保険とは、住宅ローン返済中に死亡してしまったり、高度障害になってしまった場合には、住宅ローン残高がゼロになるという生命保険です。
また、子どもが社会人になった時にも医療保険の見直しをする人が多いようです。子どもが親の手を離れて、自分自身でお金を稼ぐようになると、子どもが学生の時に比べて保障内容を手薄くする傾向があるようです。これは、家族のために加入していた医療保険から自分自身のための医療保険にするということです。子どもが独立して経済的にもゆとりが出てくるこのタイミングだからこそ、違った観点から医療保険を見直すのもいいですね。
定年退職した際にも医療保険の見直しが行われるタイミングになっています。
そして、マイホームを売却した時にも医療保険の見直しが行われています。マイホームを売却したことによって、経済的負担は減ります。そのため、マイホーム売却で浮いたお金を、万が一の備えとして保険の保障内容に回すのです。
- 保険料が高いと感じた時
- 保障内容に不安を感じた時
医療保険の見直しを考える際には、ライフイベントの他にも上記のような心理的要因も挙げることが出来ます。
今現在加入している医療保険の保険料が高いと感じると、同じような保障内容で今の保険料が安いものは無いか探すと思います。また、知り合いが「ケガで入院した」時や「病気になった」時に今現在自分の加入している医療保険の保障で十分なのかということを考えると思います。このように心理的な不安が発生した時にも医療保険の見直しを行うきっかけになります。
出典:医療保険の見直しポイント!これだけは知っておきたい5ポイント
https://hoken-bridge.jp/review-point-of-the-medical-insurance/
医療保険を見直す際に気にするポイント
1つの医療保険にずっと加入している人が少ないということをお話しました。では、医療保険の見直しをしている人たちは、どのような点を気にして見直しをおこなっているのでしょうか。医療保険の見直しをするときの気にするポイントは以下のとおりです。
- 保障内容は妥当な金額かどうか
- 保険料は保障内容に見合っているか
- 払込期間はどのくらいの期間があるのか
- 解約返戻金の有無を確認する
- 慌てて加入中の医療保険を解約しない
このようなことが気にするポイントとしてあげられます。
まず、気にするべき点は「保障内容は妥当な金額かどうか」です。結婚や子供が生まれたりすると、独身の時に契約した保障内容ではとても足りるとは思いません。それはなぜか。養っている家族がいるのに、収入が減ってしまうからです。ケガや病気で長期入院してしまった場合、当然会社から給料は出ません。そのため残された家族は、預貯金に生活を頼らざるを得ません。万が一の時に困らないためにも、独身の時よりも保障内容を手厚くしておきましょう。
2つ目に気にするべき点は、「保険料は保障内容に見合っているか」です。保障内容が手薄なのに高い保険料を払うことになっていないかしっかりと確認をするようにしましょう。年齢が高くなると保険料は高くなります。長い間損をしないためにもしっかりと保障内容と保険料のつり合いがとれているのか確認を行うようにしましょう。
3つ目に気にするべき点は、「払込期間はどのくらいの期間なのか確認すること」です。終身型の医療保険の場合、何歳まで払い込みを終了し、以後は保険料の払い込みなく一生涯保障されるものもあります。また、定期型医療保険の場合は、更新できるのは70歳までなどと払い込みを行う期間が決められているものがあるので、現在加入している医療保険と新しく加入を考えている医療保険の払い込み期間をしっかりと確認することが大事になってきます。
4つ目に気にするべき点は、「解約返戻金の有無を確認すること」です。医療保険には解約返戻金があるものもあります。保険商品は基本的に元本割れを起こす商品性となっており、加入年数がたつにつれて、元本に近づいていくという特性をもっています。医療保険では、この解約返戻金はとても低く設定されているため戻ってきてもわずかしかないですが、個人年金保険や学資保険はしっかりと確認を行うことをおススメします。
5つ目に気にするべき点は、「慌てて加入中の医療保険を解約しないこと」です。医療保険は必ず加入できるものではありません。被保険者が「告知」を行って、告知内容を基に加入する保険会社が審査し、加入できると保険会社が判断すると医療保険に加入できるという仕組みになっています。そのため、若い時は加入できたけど、年齢を重ねていくうちに病気を患ってしまい医療保険への加入を拒否される人がいます。そのため、見直しを行って新しくした医療保険に加入できたら、既存の医療保険を解約するようにしましょう。慌てて医療保険を解約すると、もう医療保険には加入できなくなってしまうということにもつながりかねません。
出典:医療保険の見直しポイント!これだけは知っておきたい5ポイント
https://hoken-bridge.jp/review-point-of-the-medical-insurance/
加入をおススメする終身保険
冒頭で今日の日本では、様々な保険会社から多くの終身保険が販売されています。その中でもおススメの終身保険を紹介していきます。
損保ジャパン日本興亜ひまわり生命「新・健康のお守り」
この商品のポイントは、以下のとおりです。
- 日帰り入院から保障してくれる
- 先進医療の保障がある
- 3大疾病にかかってしまった場合、それ以降の保険料の払い込みが免除される
この3つがポイントとしてあげられます。
1つ目のポイントは、日帰り入院から保障されることです。日帰り入院の場合、保障がされない場合が多くありますが、損保ジャパ日本興亜ひまわり生命の新・健康のお守りはしっかりと保障してくれます。また、手術給付金も公的医療保険対象ことなる、約1,000種類の手術が保障されているので安心できますね。
2つ目のポイントは、先進医療の保障がつくことです。公的医療保険が使えない先進医療保険技術料が、通算2,000万円まで保障されます。
3つ目のポイントは、3大疾病となった場合、それ以降の保険料の払い込みが免除されることです。3大疾病とは、ガン・急性心筋梗塞・脳卒中のことです。日本人の死亡理由ワースト3占めています。これらの3大疾病と診断されるとそれ以降の保険料の払い込みが免除されるということは、とてもありがたいですね。また、3大疾病による入院を通算して無制限に保障されます。
チューリッヒ生命「終身医療保険プレミアムDX」
この商品のポイントは、以下のとおりです。
- 合理的な保険料であること
- 自由にカスタマイズできること
- 先進医療も保障してくれる
この3つがポイントとしてあげられます。
ポイントの1つ目は、合理的な保険料があげられます。重症の場合を除き、今日の日本では短期入院を基本とされています。そのため、チューリッヒ生命のプレミアムDXでは、一般的な傷病の入院と入院が長期化してしまう病気の2つに分けてそれぞれの保障を無駄なくカバーするようになりました。そのため、他の医療保険とは異なり、合理的な保険料を実現しています。
ポイントの2つ目は、自由に保障内容をカスタマイズすることが出来ます。加入者の予算や必要な保障に合わせて自分だけの終身医療保険を作ることが出来ます。
ポイントの3つ目は、特約を付加することで先進医療を通算2,000万円まで保障してくれることです。この特約を付加すれば、先進医療を安心して治療を受けられますね。
楽天生命「スマート2」
この保険のポイントは、以下のとおりです。
- お手頃な保険料で一生涯の保障がある
- コースによってはがん保障もつけられる
- 先進医療の保障がある
この3つがポイントとしてあげられます。
1つ目のポイントは、リーズナブルな保険料であることです。終身医療保険であることから更新を必要としません。そのため、加入した時のお値段で保障が一生涯続きます。20歳時に加入した場合の保険料は、男性2,123円(安心コースは3,103円)・女性2,423円(安心コースは3,353円)と非常に安く抑えられています。この保険料で、入院日額10,000円・手術給付金が約款に定められたものだと1回につき100,000円、公的医療保険の対象手術だと1回につき50,000円が給付されます。また、先進医療にかかる技術料の自己負担額と同額が通算2千万円まで保障されます。
2つ目のポイントは、コースによってはがん保障が付加される点です。楽天生命のスマート2では2つのコース「基本コース・安心コース」があり、このうち安心コースにがん保障が付加されます。主な保障内容として初めてガンと診断された場合、100万円の保障などがあります。他の終身医療保険では、がん保障は基本的にはつかないので、ガン保険を別で契約する必要がありますが、この保険は1つにまとめられるのでおススメです。
3つ目のポイントは、先進医療の技術料が2,000万円まで保障される点です。先進医療の技術料は公的医療保険の対象外となるので、この保障はとてもありがたいですね。
SBI生命「終身医療保険『も。』」
この保険商品のポイントは、以下のとおりです。
- 退院後の保障が充実していること
- 日帰り入院から保障してくれること
- 数多くの手術に対応していること
- 先進医療にも対応していること
この4つがポイントとしてあげられます。
ポイントの1つ目は、退院後の保障が充実していることです。一般的な医療保険のイメージは、入院中・通院中のみの保障のみという感じがしますが、このSBI生命の「も。」はきちんと退院後の保障もしてくれます。在宅医療に切り替わった後、在宅医療給付金として保険金が支払われます。
ポイントの2つ目は、しっかりと日帰り入院から保障してくれます。入院日と退院日が同一日の場合、日帰り入院といいますが、その日帰り入院もしっかりと保障してくれます。他の医療保険では、日帰り入院は補償対象外となっている場合もありますので、この保障はとてもうれしいですね。
ポイントの3つ目は、数多くの手術の給付金に対応していることです。入院の有無を問わず、公的医療保険制度における医科診療報酬点数表に、手術料の算定対象として記載されている1,000種類もの手術を保障してくれます。また、同じ病気で何回も手術を受けても給付金が支払われるので、安心して治療を受けることが出来ます。
ポイントの4つ目は、先進医療にも対応している点です。SBI生命の「も。」は、特約を付加することによって、先進医療の技術費を通算2,000万円まで保障してくれます。
まとめ
いかがだったでしょうか。終身保険は加入するタイミングがとても重要になってきます。新社会人になったタイミングや結婚や出産したタイミングなどしっかりと加入する時期を見極めて加入するととても良い保険になります。加入したけど損をしたかもしれないということがないようにしたいですね。