三大疾病とは一体なに?知っておきたい基礎知識と備える保険

記事監修者紹介
松葉 直隆 大学卒業後、損保ジャパン日本興亜代理店の保険会社にて5年以上勤務し、年間100組以上のコンサルティングを行う。 その後、2016年6月より保険ブリッジの記事監修を務める。

「三大疾病って聞いたことはあるけど、一体どんなものだろう?」

三大疾病になった場合の治療費が払えるか不安だから、三大疾病に備えられる保険についても知りたい。。。

この記事を読めば、三大疾病の基礎知識について、おすすめの三大疾病に備える保険について、丸わかりです!

おすすめの三大疾病に備える保険では、特長、保障内容の他に、メリット、デメリットもご紹介しますので、お見逃しなく!

この記事をざっくり言うと…
  • 三大疾病とは、がん(悪性新生物)、脳卒中、急性心筋梗塞のこと。
  • 日本人の死亡原因の半分以上が三大疾病で、特にがんで亡くなる人が多い。
  • 三大疾病に備えるおすすめの保険は、チューリッヒ生命の3大疾病保険プレミアムDX、オリックス生命の新CUREなど。
  • ソニー生命の医療保険は、最新の保険商品だから現代人が求める保険を基本となる主契約でカバー
  • 払込んだ保険料が全額戻ってくるお得な保険が新登場!
  • 保険料が一生涯上がらない!ソニー生命の医療保険はメリットがいっぱい

ソニー生命の医療保険

 

 

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三大疾病とは一体なに?

三大疫病とは?

三大疾病とは、がん(悪性新生物)、脳卒中、急性心筋梗塞のこと。

がん(悪性新生物)

私たちの体を作っている細胞の総数はおよそ60兆個にもなります。

それらの細胞は常に様々な傷を受けています。

傷を受けると、細胞は速やかに修復しようとします。

ところが、細胞に何らかの遺伝子の異常が起こり、細胞が増殖を繰り返し、止まらなくなってしまうことがあります。

MEMO

何年もかけてできた異常な細胞のかたまりの内、生命を脅かすものががんです。

悪性腫瘍あるいは悪性新生物とも呼ばれます。

がんは近くの組織に侵入(浸潤)したり、一部が血管やリンパ管を通って離れた臓器に転移し、そこでも増殖したりします。

このため、正常な組織や臓器がむしばまれ、放置すれば生命の危機にさらされることになります。

がん種 報告されている主ながん要因
口腔がん 喫煙、飲酒、熱い飲み物、ヒトパピローマウイルス感染
食道がん 喫煙、飲酒、肥満
胃がん ヘリコバクター・ピロリ菌持続感染、食塩
大腸がん 脂肪・肉類の摂取、飲酒、喫煙
肝臓がん 肝炎ウイルス持続感染、喫煙、飲酒
膵臓(すいぞう)がん 喫煙、飲酒
乳がん 初経年齢が早い、閉経年齢が遅い、妊娠・出産がない、高齢出産、飲酒
子宮がん ヒトパピローマウイルス感染(子宮頸がん)
前立腺がん 高齢、前立腺がんの家族暦
膀胱がん 喫煙、職業性発がん物質への暴露

脳卒中

「脳卒中」にはいくつかの種類がありますが、大きくは脳の血管がつまる「脳梗塞(のうこうそく)」と、脳の血管が破れて出血する「脳出血」や「くも膜下出血」に分けられます。

脳梗塞

脳の血管がつまったり、狭くなったりして血流が悪くなります。

脳血栓症

脳の比較的太い血管が動脈硬化によって狭くなり、さらに血のかたまりによってすこしずつつまります。

あるいは高血圧が原因で脳の細い血管が変性して、血管がつまります。

脳塞栓症

脳の血管に、心臓などでできた血のかたまりが流れてきて血管をふさぎます。

一過性脳虚血発作

一時的に脳の血管がつまりますが、すぐに血流が再開します。

松葉 直隆

脳梗塞の前触れとして現れることがあります。

脳出血

脳の中の細かい血管が破れて出血します。

くも膜下出血

脳の表面の大きな血管にできたコブが破れて、くも膜の下に出血します。

急性心筋梗塞

動脈硬化や血管内のプラークと呼ばれる脂肪などの固まりが破れて血栓ができ、冠動脈が完全に詰まって心筋に血液が行かなくなった状態を心筋梗塞と呼びます。

MEMO
心筋梗塞は発症からの時間の経過で異なっており、発症から3日以内(2週間以内の場合もある)の心筋梗塞を急性心筋梗塞と呼び、発症から30日以上が経過し、壊死が繊維化して落ち着いた状態を陳旧性心筋梗塞と呼びます。

陳旧性心筋梗塞は、心筋が繊維化しており、症状も安定していますが、慢性心不全などのリスクが高い状態なので注意が必要です。

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三大疾病に罹る確率と死亡する確率とは?備え方も解説します!

三大疾病の死亡率・入院日数・治療費

保険検討者

三大疾病の死亡率と入院日数、治療費はどのくらいなのだろう?

死亡率

三大疾病の死亡率についてです。

死因の半分以上が三大疾病となっています。

その中でも一番多いのが、がん(悪性新生物)となっています。

入院日数

次に、三大疾病の入院日数についてです。

以下の表は、厚生労働省の三大疾病の年齢階級別退院患者の平均入院日数です。

  0~14歳 15~34歳 35~64歳 65歳以上
がん 19.7日 15.7日 15.1日 22.4日
心疾患 15.9日 24.7日 9.2日 26.1日
脳血管疾患 23.2日 30.6日 55.4日 104.4日

こうして見ると、脳血管疾患が他の病気と比べても入院日数が長いようです。

65歳以上となると、平均入院日数が100日を超えるので、治療費も高額になる可能性があります。

三大疾病に備えるために保険に加入するということも検討した方がよいかもしれません。

治療費

松葉 直隆

三大疾病の治療費についてみていきます。

がん(悪性新生物)

全日本病院協会「疾患別の主な指標(2013年)」によると、主要ながんの平均入院治療費と治療費自己負担額は直腸がんの33万6,489円が一番高額となっています。

一番少なくても肺がんの22万7,571円です。

高額療養費を使ってこの金額ですから、もともとは高額な治療費だったと推測できます。

高額療養費とは

なお、高額療養費とは、同一月(1日から月末まで)にかかった医療費の自己負担額が高額になった場合、一定の金額(自己負担限度額)を超えた分が、あとで払い戻される制度です。

自己負担限度額は、年齢および所得状況等により設定されています。

70歳未満の方の区分

所得区分  自己負担限度額 多数該当
①区分ア
(標準報酬月額83万円以上の方)
(報酬月額81万円以上の方)
 252,600円+(総医療費-842,000円)×1%  140,100円
②区分イ
(標準報酬月額53万円~79万円の方)
(報酬月額51万5千円以上~81万円未満の方)
 167,400円+(総医療費-558,000円)×1%  93,000円
③区分ウ
(標準報酬月額28万円~50万円の方)
(報酬月額27万円以上~51万5千円未満の方)
80,100円+(総医療費-267,000円)×1% 44,400円
④区分エ
(標準報酬月額26万円以下の方)
(報酬月額27万円未満の方)
 57,600円  44,400円
⑤区分オ(低所得者)
(被保険者が市区町村民税の非課税者等)
 35,400円  24,600円

診療を受けた月以前の1年間に、3ヵ月以上の高額療養費の支給を受けた(限度額適用認定証を使用し、自己負担限度額を負担した場合も含む)場合には、4ヵ月目から「多数該当」となり、自己負担限度額がさらに軽減されます。

脳卒中

社団法人全日本病院協会(2016年7~9月の平均データ)によると、脳卒中の医療費は以下の通りです。

1入院費用 2,220,909円、1日単価 77,297円。

なんと1入院200万円以上かかります。

やはり高額療養費や保険の活用が必要のようです。

急性心筋梗塞

社団法人全日本病院協会(2016年7~9月の平均データ)によると、急性心筋梗塞の医療費は以下の通りです。

1入院費用 1,786,434円、1日単価 124,447円。

こちらも159万円以上はかかるというデータが出ています。

治療費は治療法によって異なる

がんも脳卒中も急性心筋梗塞もさまざまな治療法がありますので、治療費はそれに応じて大きく変わります。

こちらに挙げたデータはあくまで参考のものです。

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三大疾病の予防法

次に、三大疾病の予防法について見ていきます。

朝食は必ずとる

朝食を抜いてしまうと、一日の生活リズムが乱れがちになり、肥満や高血圧、脳出血(脳血管疾患)のリスクが高くなるといわれています。

松葉 直隆

朝食を食べる時間がないときは、コンビ二などでも手に入り、すぐに食べることできるおにぎりやサンドイッチ、バナナなどがオススメです。

睡眠をしっかりとる

睡眠不足や睡眠の質の悪化は、生活習慣病(三大疾病を含みます)のリスクが高くなる可能性があります。

MEMO

就寝前の飲酒・喫煙は睡眠の質を悪化させるので、控えておきましょう。

朝食をとったり、適度に運動することでリラックスして入眠することができます。

厚生労働省によると、7時間前後の睡眠が生活習慣病の予防につながるといわれています。

三大疾病に備える保険

三大疾病の基礎知識について見てきました。

次に、三大疾病に備える保険について見ていきます。

三大疾病に備える保険の特長

三大疾病に備える保険(三大疾病保障保険や特定疾病保険ともいう)では、三大疾病の所定の状態になり支払い条件を満たした場合に、一時金の三大疾病保険金が受け取れます。

さらに、死亡または高度障害状態になった場合にも死亡保険金または高度障害保険金が受け取れます。

注意
ただし、保険金の支払いは、いずれか1回限りになります。

注意点

この保険の注意点を疾病ごとにご紹介します。

三大疾病に備える保険に加入するときに最も注意したいのは、三大疾病保険金の支払い条件が厳しい点です。

保険検討者

三大疫病保険の支払い条件はなんだろう?

がん(悪性新生物)

責任開始前を含めて、初めて「所定のがん(悪性新生物)と診断確定」されたとき、責任開始期から90日以内に診断確定されたがんは対象外となる。

脳卒中

脳卒中のうち「脳出血・くも膜下出血・脳梗塞」を発病して初めて医師の診療を受けた日から60日以上で、かつ定められている後遺症が継続したと医師によって診断されたときに支払われます。

注意事項
診断確定されたとき、ではない点に注意が必要です。

急性心筋梗塞

急性心筋梗塞を発病し、初めて医師の診療を受けた日から「60日以上、労働の制限を必要とする状態が継続」したと医師によって診断されたときに支払われます。

労働の制限を必要とする状態とは
軽い家事等の軽労働や事務等の座業はできても、それ以上の活動では制限を必要とする状態のことをいいます。

こちらもがんと違い、診断確定されたときではありません。

保険金が支払われる条件は、生命保険に加入する際の目的となる最も重要な箇所です。

契約をする前に「契約のしおり・約款」を必ず確認し、不明点は問い合わせ、必要であればメモをしておきましょう。

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ソニー生命の新医療保険「メディカル・ベネフィット・リターン」のご紹介

ソニー生命の医療保険 メディカルベネフィットリターン

 

松葉 直隆

ソニー生命の医療保険メディカル・ベネフィット・リターン】は、従来の医療保険に比べ、主契約でのカバー内容が手厚い医療保険です。
【メディカル・ベネフィット・リターンの特徴】
  • 払込んだ保険料が全額戻ってくる保険! (「メディカル・ベネフィット・リターン」の場合)
  • 主契約でのカバー内容が手厚い
  • 終身払込の保険
入院一時給付金や三疾病、女性特定医療の特約も付加可能

保障内容は、入院日帰りから保障、手術は公的医療保険制度に連動、放射線は20倍保障。

最新の終身医療保険は、加入者の声や近年の医療状況など鑑みて改良に改良が重ねられているもの

この医療保険の凄さを是非実感して下さい!

ソニー生命の医療保険

 

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おすすめの三大疾病に備える保険①チューリッヒ生命・3大疾病保険プレミアムDX

チューリッヒ生命

1つ目は、チューリッヒ生命の3大疾病保険プレミアムDXです。

特長

ガン・急性心筋梗塞・脳卒中の3大疾病を、一生涯にわたって保障

高額な3大疾病の治療を幅広くサポートし、長期治療の際の負担を軽減。

決められた抗癌剤治療や放射線等を受けた際、月々の治療費(基準給付月額)を保障

自由診療による所定のホルモン剤治療や抗がん剤を受けた場合、基準給付月額の2倍が支払われます。

3大疾病の治療形態に合わせてカスタマイズを自由にできる

保障内容

次に、保障内容についてです。

ガンで放射線治療を受けたら

ガンの治療を直接の目的として決められた放射線治療を受けたとき、放射線治療給付金[治療を受けた月ごと

MEMO
基準給付月額10万円から30万円(5万円単位)

ガンで抗がん剤・ホルモン剤治療を受けたら

抗がん剤・ホルモン剤治療給付金

入院・通院をし、かつ投与と処方を受けた月ごとに発生します。

MEMO
基準給付月額10万円から30万円(5万円単位)

ガンで自由診療による抗がん剤・ホルモン剤治療を受けたら

ガンの治療を直接の目的とすること。

欧米で承認された所定の抗がん剤またはホルモン剤が対象。

MEMO
基準給付月額の2倍

以下、ニーズに合わせて特約を付加できます。

選べるオプション1-悪性新生物保険料払込免除特約(Z02)(3大疾病特約(Z02)付加)

初めてガン(悪性新生物)と診断確定されたとき、または定められている脳卒中や急性心筋梗塞の治療を目的として入院を開始した際、3大疾病保険料の払込が免除されます。

3大疾病の保険料払込免除では、上皮内新生物は保障されず、またこれ以外の給付金については上皮内新生物も保障対象になります。

MEMO
以後の保険料の払込みは必要ありません

選べるオプション2-ガン先進医療特約(Z04)(3大疾病特約(Z02)付加)

3大疾病の治療を目的として、定められている先進医療による療養を受けた際、3大疾病先進医療給付金[回数無制限]

松葉 直隆

同一の被保険者において、チューリッヒ保険会社が販売する先進医療を保障する特約を複数加入することは不可能です。

3大疾病先進医療給付金の支払い額が、保険期間を通じて2,000万円に達した場合はガン先進医療特約(Z04)(3大疾病特約(Z02)付加)は消滅します。

所定の先進医療にかかる技術料と同額(通算2,000万円限度)

3大疾病先進医療給付金の支払われる療養を受けた際、3大疾病先進医療支援給付金

同一の先進医療による療養について1回限度

MEMO
1回につき15万円

選べるオプション3-ガン診断特約(Z02)(3大疾病特約(Z02)付加)

1回目

初めてガンと診断確定されたとき、もしくは所定の脳卒中・急性心筋梗塞の治療を直接の目的として入院を開始したとき

2回目以降

前回の3大疾病診断給付金のお支払い事由に当てはまる日から、その日を含む2年を経過した日の翌日以後に3大疾病の治療を直接の目的として入院したとき

3大疾病診断給付金[回数無制限]

MEMO
1回につき50万円から100万円(10万円単位)

選べるオプション4-ガン通院特約(Z02)(3大疾病特約(Z02)付加)

3大疾病の治療を直接の目的として入院。

その入院前後の一定期間に3大疾病の治療を目的として通院したとき、3大疾病通院給付金

入院日の前日からその日を含めて遡及して60日以内の期間の通院

退院日の翌日からその日を含めて365日以内の期間の通院(退院後通院期間あたり120日まで)

MEMO
1日につき5,000円から3万円(1,000円単位)

選べるオプション6-ガン手術特約(Z02)(3大疾病特約(Z02)付加)

3大疾病の治療を直接の目的として所定の手術を受けたとき、3大疾病手術給付金[回数無制限:ただし、一連の手術については1回のみお支払い]

3大疾病手術給付金のお支払いの対象となる手術は、定められている手術であることを要します。詳しくは「ご契約のしおり・約款」をご確認ください。

MEMO
1回につき10万円から60万円(5万円単位)

選べるオプション7-ガン緩和療養特約(Z02)(3大疾病特約(Z02)付加)

直接の原因を3大疾病として入院、或いは通院をし、公的医療保険制度の給付対象に定められている疼痛緩和の、定められた治療を受けたとき等、3大疾病緩和療養給付金[通算12ヶ月限度]

MEMO
1ヶ月につき10万円から60万円(5万円単位)

選べるオプション8-ガン診断後ストレス性疾病特約(Z02)(3大疾病特約(Z02)付加)

ガンと診断確定された後または急性心筋梗塞・脳卒中で入院された後5年以内に、定められているストレス性疾病※と診断されたとき、3大疾病診断後ストレス性疾病給付金[1回のみ]

MEMO
5万円/10万円/20万円

選べるオプション9-ガン長期入院時差額ベッド保障特約(3大疾病特約(Z02)付加)

3大疾病の治療を目的として8日以上の入院をし、その入院期間に差額ベッド代の負担が発生した際に3大疾病長期入院時差額ベッド給付金[8日目以降無制限]

注意
(入院日数-7日)が0日以下の場合は、3大疾病長期入院時における差額ベッド給付金の支払いは不可能となります。

入院8日目以降1日につき10,000円

メリット

自由診療も保障される

2018年の商品改定により、3大疾病保険プレミアムDXではこれまで対象外だった自由診療の保障が対象となりました。

自由診療による定められた抗がん剤・ホルモン剤治療を受けた場合に限ります。

しかも自由診療の場合、通常の基準給付月額の2倍が給付金として支払われます。

特約の付加で3大疾病に備えることができる

実は、主契約だけ見れば、終身ガン治療保険プレミアムDXと保障内容は同じですが、特約が違ってきます。

それぞれの特約
  • 3大疾病保険プレミアムDX→特約の保障範囲が3大疾病まで
  • 終身ガン治療保険プレミアムDX→特約の保障範囲がガンのみ

デメリット

3大疾病の範囲が狭い。

この保険の特約は、3大疾病(がん、脳卒中、急性心筋梗塞)になった際も保障が可能な内容となっています。

注意
一見すると良いように見えるのですが、保障範囲の狭さには注意が必要です。

脳卒中は、脳血管疾患の一つにすぎず、また急性心筋梗塞も心疾患の中の一つの症状でしかありません。

死亡保障が付いていない

基本的に、三大疾病に備えるための生命保険は、死亡・高度障害状態になった際「高度障害保険金」或いは「死亡保険金」が支払われる形が多いですが、死亡保障が付いていません。

死亡保障も求めている方には、向いていないかもしれません。

オリックス生命の新CURE(キュア)

 

オリックス生命の医療保険新CURE 資料請求はこちら!

 

おすすめの三大疾病に備える保険②オリックス生命・新CURE

次に、オリックス生命の新CUREについて見ていきます。

オリックス生命

特長

七大生活習慣病に特に手厚い。

七大生活習慣病なので、もちろん三大疾病も含み、七大生活習慣病になった場合は120日まで入院保障が拡大され、さらに三大疾病になった場合には入院保障が日数無制限になります。

入院の有無にかかわらず約1,000種類の手術を保障

公的医療保険制度の給付対象となる手術・放射線治療・骨髄移植、先進医療、骨髄幹細胞の採取術を入院中に受けたケースにおいては主契約で定められている入院給付金日額の10倍。

外来で受けたケースにおいては、主契約で定められている入院給付金日額の5倍の手術給付金がそれぞれ何度でも支払われます

先進医療を受けた時の技術料を通算2,000万円まで保障

さらに、一時金も支払われます。

公的医療保険制度の給付対象とならない先進医療の技術料と同額を通算2,000万円まで保障されます

保障内容

オリックス生命の新CUREの保障内容
  • 疾病入院給付金(病気で入院したとき1入院:60日 通算:1,000日(三大疾病は無制限) )
  • 災害入院給付金(不慮の事故で180日以内に入院したとき1入院:60日 通算:1,000日 )
  • 入院給付金(病気または不慮の事故で約款所定の以下の手術を受けたとき、約款所定の骨髄幹細胞の採取術を受けたとき(責任開始日の1年後より保障開始)、支払回数無制限)
  • 先進医療給付金(病気または不慮の事故で約款所定の先進医療による療養を受けた際に通算2,000万円)
  • 先進医療一時金(先進医療給付金が支払われる療養を受けた際、1回の療養につき50万円限度)
  • がん一時金(重度三疾病一時金特約)(初回:初めてがんと診断確定されたとき、2回目以降:がんの治療を目的として入院を開始したとき、支払回数無制限(ただし、1年に1回を限度))
  • 急性心筋梗塞一時金(重度三疾病一時金特約)(急性心筋梗塞の治療を目的として入院を開始したとき、支払回数無制限(ただし、1年に1回を限度))
  • 脳卒中一時金(重度三疾病一時金特約)(脳卒中の治療を目的として入院を開始したとき、支払回数無制限(ただし、1年に1回を限度))
  • がん一時金(初回:初めてがんと診断確定されたとき、2回目以降:がんの治療を目的として入院を開始したとき、支払回数無制限(ただし、1年に1回を限度))
  • がん通院給付金(がんの治療を目的として約款所定の以下の通院をしたとき、がんにより入院給付金の支払事由に該当する入院をし、その退院後の1年(通院治療期間)以内の通院…A、約款所定の手術、放射線照射、温熱療法、抗がん剤治療(腫瘍用薬のみとし、経口投与を除く)のための通院…B)
  • 入院一時金(主契約の疾病入院給付金または災害入院給付金が支払われる入院をしたとき、通算50回)
  • 通院治療支援一時金(主契約の疾病入院給付金または災害入院給付金が支払われる入院後に、生存して退院したとき、通算50回)

メリット

三大疾病、七大生活習慣病で入院した場合の入院保障が長い。

松葉 直隆

新CUREの魅力ポイントの一つに「入院保障がかなり拡大される」ということが挙げられます。

新CUREでは通常の病気やケガの場合、他の保険とほぼ同じように、1入院につき60日まで給付金が支払われます。

しかし、三大疾病になった場合は日数無制限で保障されるようになり、七大生活習慣病になった場合には120日までの保障に拡大されるのです

がん一時金は1年に1回を限度に何回でも貰える。

新CUREでは三大疾病になった際に一時金(50万円か100万円)が貰える特約を付加することが出来るのですが、これが1年に1回を限度に何度でももらえるという助かる内容になっているのです。

デメリット

オリックス生命の新CUREのデメリット
  • 「三大疾病での入院は支払日数無制限」と「重度三疾病一時金特約」は三大疾病の適用範囲が異なる
  • 入院日数無制限の場合:「心疾患」「脳血管疾患」など、疾患の全体を保障してくれるようになっている
  • 重度三疾病一時金特約の場合:「急性心筋梗塞」「脳卒中」といったように疾患の中でも一部しか保障してくれない

このように重度三疾病一時金特約は三大疾病の範囲が狭くなっていますので、この特約を付ける際は注意してください。

おすすめの三大疾病に備える保険③メットライフ生命・Flexi S

最後に、メットライフ生命のFlexi Sについてです。

特長

基本の医療保障を厳選しシンプルにパッケージしています。

日帰り入院でも入院初日から保障

病気(ガンを含む)やケガによる入院・手術の保障は一生涯続きます。

約1,000種類以上の幅広い手術をカバー

公的医療保険制度に基づき、ものもらいなどの軽微な日帰り手術でも給付金が保障されます。

先進医療の技術料実額を保障

先進医療で医療費が高額になり、公的医療保険制度のみでは足が出てしまう場合でも、先進医療の技術料の実額を通算で支払限度2,000万円まで保障してくれます。

健康に過ごせば、5年ごとに健康祝金を受け取ることが可能

継続10日以上の入院が対象期間に無い場合、最長90歳まで、5年ごとに10万円の健康祝い金が何度でも受け取ることが可能。

現在の医療に対応した充実の保障

短期入院定額保障

日帰り入院であっても、10日以内の入院であれば一律10万円の入院給付金を受け取ることが可能。

通院保障

退院後の通院保障を選択すれば、1日だけの通院でも日額6,000円の通院給付金を受け取ることが可能です。

治療費以外の滞在費や交通費等にも活用ができます。

七疾病入院延長

がん(悪性新生物・上皮内新生物)や糖尿病などを含むいわゆる「七疾病」による入院については、日額10,000円の入院給付金が支払日数限度無制限で受け取れます。

基本保障で支払われない長期入院の場合も安心です。

保障内容

次に、保障内容についてです。

入院保障

1入院60日、通算1,095日まで保障、5,000円か10,000円。

手術保障

約1,000種類以上の幅広い手術をカバー。

先進医療給付特約

先進医療による療養を受けられたときに通算2,000万円限度の先進医療給付金と先進医療一時金が5万円支払われます。

七疾病入院延長給付特約

がん(悪性新生物・上皮内新生物)・糖尿病・心疾患・高血圧性疾患・脳血管疾患・肝疾患・腎疾患のいずれかの治療を目的として入院した際に入院の保障が支払日数無期限で続きます

健康祝金特則

健康祝金支払対象期間(5年)中に継続10日以上の入院をしない場合に給付金が支払われます(5年ごと)。

通院給付特約

入院給付金が支払われる入院をし、さらに退院後180日以内に通院うぃした際に支払われる(※ただし、保障は1回の入院の通院につき30日、通算1,095日まで)。

終身特定疾病一時金特約

三大疾病の所定の状態になった際、1年に1回を限度に通算5回まで一時金が支払われる

三大疾病保険料払込免除特約

悪性新生物や脳血管疾患、心疾患により、定められた保険料の払込免除事由に該当した場合はその後の保険料の払い込みが免除されるという特約になります。

終身女性疾病入院給付特約

がんや、定められた女性特有の病気が原因で入院した際、女性疾病入院給付金を上乗せして支払われる。

上記以外の特約
  • 新終身退院給付特約
  • 終身介護保障一時金特約
  • 終身認知症診断一時金特約
  • 災害死亡給付特約
  • 定期保険特約
  • 終身死亡給付特約
  • 給付金代理請求特約

メリット

三大疾病の範囲が広い

Flexi Sの三大疾病の適用範囲が他の医療保険と比べて広いです。

具体的には、前項で紹介致しましたオリックス生命の新CUREよりも三大疾病の全体が保障されるようになっています。

デメリット

(WB・Bプランの場合)主契約の入院給付金が支払われる期間は七疾病入院延長給付金は支払いできない。

長引きがちな7つの疾病による入院は、支払日数無制限に日額5,000円の給付金が支払われますが、それには条件があり、WB・Bプランの場合は主契約の入院給付金が支払われる期間は七疾病入院延長給付金は支払われません。

まとめ

三大疾病とはどんな疾病かについてや死亡率、入院日数、治療費、また三大疾病に備える保険についてもお分かりいただけたかと思います。

この記事が少しでも参考になれば幸いです。

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