保険に入りたいけど、種類が多くて、どれに入ったらいいかわからない。
決まりごとが多すぎてうんざりですよね。
それでも、大事な部分を理解しておけば、失敗せずにあなたにあった保険を選ぶことができるのです。
この記事では、失敗しない為の大事な部分を、いくつかポイントにしています。
この記事を読めばもう、保険の種類で悩むことや保険が分からないと悩むことは無くなります。
目次
目次
1.種類が多くてわかりにくい生命保険がスルッとマルわかり
1.1 組み合わせが多いだけで本当はやさしい?
1.2 生命保険で将来に心配なし?
1.3社会保険でできないことが、生命保険でできるって?
1.4先を考えて、生活スタイルにあった生命保険は選ぶべき?
1.5 生命保険もクーリングオフできる?
2.人はいつか死ぬもの!死亡保険があなたの家族をいつまでも守ってくれる?
2.1 死亡保険ってどんなものがあるの?
2.2掛け捨て型と積立型どっちがお得?
2.3定額保険と変額保険、利用しやすいのは?
2.4無理をしないで保険料を払おう
2.5保険の見直しって大事
3.病気にならない人はいない!医療保険を知らないと損!
3.1民間の医療保険ははたして本当に必要なの?
3.2 医療保険は、どこまで保障してくれる?
3.3入院は、いくらぐらいかかるの?
3.4がん保険とどう違う?
3.5医療保険はどんなタイプがいいの?
4.2人に1人ががんになるらしい!がん保険でがんを克服!
4.1がんの現状を知らなければ!
4.2がん保険ができること
4.3がん保険に入る前に
4.4がんって一体どんな病気?
4.5がん保険に入ったらいいのは、どんな人?
5.進学したくたってお金がないとね!学資保険に感謝!
5.1学資保険って何?
5.2学資保険にもいろいろあるみたい
5.3学費って高いの?
5.4どんな学資保険がいい?
5.5学資保険って何でするの?
6.老後の生活って大変らしい!個人年金保険でバラ色の老後を!
6.1個人年金保険とはこういうことだ!
6.2受け取り方でだいぶ違う!
6.3老後にいくらあれば生きていける?
6.4どんな個人年金保険がおすすめ?
6.5年金に税金がかかるの?
7.損害保険はあなたの味方!外に出れば7人の敵がいる!
7.1損害保険は、やさしさだ!
7.2自動車社会で自動車保険の偉大さを知る!
7.3火災の悲劇を火災保険が癒す
7.4災害の多いこの国で活躍!
7.5いろんな損害があるようだ!
8.まとめ
1.種類が多くてわかりにくい生命保険がスルッとマルわかり
生命保険は、今や誰もが入る欠かせない保険となりました。
しかし、「複雑でよくわからない、保険の種類が多くて選べない」そんな声をよく耳にします。
それでも本当は、生命保険で知るべきことは限られています。
生命保険は、みなさんの生活を支える大事なものです。
しっかりとポイントを押さえて、自分にあった生命保険を見つけましょう。
1-1.組み合わせが多いだけで本当はやさしい?
生命保険は、死亡保険のことだと思っている方が多いと思いますが、大まかな括りで言うと、死亡保険のほかに医療保険やがん保険・個人年金保険なども生命保険と呼ぶのです。
そして、生命保険は難しいというイメージが強いですが、本当はそんな事はないのです。
生命保険には基本の形として、終身保険・定期保険・養老保険の3つしか存在しないのです。
その3つと、何を保障する保険かを解るだけで、保険マスターになれるのです。
例えば、死亡の保障や病気の保障をいつまで保障するのかと言うことなのです。
1-2.生命保険で将来に心配なし?
生命保険は、万が一の事が起こり残された家族が、生活に困らない様にするために入ります。
親が死んでも、子供が生活していけるようや、病気やけがをしても医療費に困らないように保険は存在するのです。
ですから、生命保険に入っていれば、何も心配することなく、毎日の生活を送ることができます。
生命保険が日常を豊かにしてくれるのです。
1-3. 社会保険で出来ない事が、生命保険で出来るって?
医療保険は、生命保険に含まれているもの以外に公的医療保険があります。
日本は、国民皆保険制度をとっており、国民健康保険や健康保険などすべての国民が公的医療保険に加入することができます。
しかし、すべてが保障されるわけではなく、適用事例も限られているので、民間の医療保険に入ることで、それを補う必要があるのです。
つまり、社会保険のできない部分を、医療保険を含む生命保険が保障するのですが、これは、医療に限らず年金にも当てはまることなのです。
公的年金で足りなければ、生命保険の個人年金保険を加えなければならいことになります。
1-4. 先を考えて、生活スタイルにあった生命保険は選ぶべき?
生命保険に入るためには、保険料を払わなければいけません。
しかし、すべてを賄えるように保険料を払うとかなりの金額になってしまいます。
将来のことを見越しながら、保険のどの部分を厚くするか考えて、自分の生活スタイルにあった部分に保険を掛けることが賢い選択です。
もちろん、金銭的に余裕のある方は、広く保険をかけても問題はないでしょうが。
将来に不安を感じる部分をよく精査して、自分の生活スタイルにあった保険を選びましょう。
1-5. 生命保険もクーリングオフできる?
商品を購入した後で、やっぱりやめようとお店に返しに行った経験は、みなさんあると思います。生命保険は、そんなことできないと思われがちですが、実はできるのです。
クーリングオフは聞いたことありませんか?一定期間内であれば、申し込みを撤回できる制度です。生命保険のクーリングオフの期間は、通常8日です。
しかし、クーリングオフせずとも、口頭で取り消しができる場合があります。保険の契約は申し込んでもすぐには成立しないので、取り消しが可能なことがあるのです。
逆にクーリングオフできないケースもあるので、詳しいことは、保険会社に確認してみましょう。
2.人はいつか死ぬもの!死亡保険があなたの家族をいつまでも守ってくれる?
死亡保険は、契約者が死亡すると保険金受取人に保険金が支払われる保険です。
家族を持っている人は、ほとんどの人が入っているのではないでしょうか。
保険金は、保険料やタイプによって様々ですが、基本的には、高い保険料を払えば、高い保険金がもらえるものです。
死亡保険は、タイプが多いので、ここを押さえられれば、生命保険選びに苦労しません。
2-1. 死亡保険ってどんなものがあるの?
死亡保険で最も押さえるべきポイントは、定期保険と終身保険の違いです。
定期保険とは、一定期間で更新しなければいけない保険で、保険料が安く、短期期間の保障しか必要でないという人向きのものです。
終身保険は、一生保障が及ぶ保険ですが、保険料が高く、金銭的に余裕がなければ払えません。
また、定期保険は、掛け捨てで、掛け金は戻ってきませんが、終身保険は、解約返戻金が払われるので、老後資金とすることができます。
2-2. 掛け捨て型と積立型どっちがお得?
掛け捨て型と積立型のどっちが経済的と言われれば、結論としてケースバイケースです。
掛け捨て型と言われる定期保険と、貯蓄性のある積み立て型の保険では、用途が異なりますが、同じ保障期間の間になくなった場合には、同じ保険金が支払われます。
しかし、保険料には大きな差がある事で、どちらが得かと言うことは言えません。
しかし、どちらにしても、支払った保険料よりも多くの保険金が支払われる事と、目的に合わせて選べば決してどちらが得か損かと言うことは言えなくなるのです。
2-3. 定額保険と変額保険、利用しやすいのは?
定額保険とは、定額の保険金を受け取ることができる保険のことです。
一方、変額保険とは、資金を運用し、その結果により、受け取る保険金の金額が変化する保険のことです。
当然、変額保険は、その運用の仕方や運用者の力量が大きく影響するものであり、安定的な保険だと言えません。
定額保険は、それに比べると安心して、契約できると思います。
やはり、変額保険は、金銭的に余裕のある人におすすめですが、そうでない人には、定額保険がおすすめです。
自分の経済力を考えて、選んでほしいところです。
2-4. 無理をしないで保険料を払おう
保険とは、不確定要素に対して備えるものです。
ですから、高額な保険料を無理して、支払う必要はありません。
掛けた保険料が将来戻ってくるのなら、問題ないかもしれませんが、戻ってこなければ、今の生活に負担をかけただけになってしまいます。
しかも、保険を適用する場面がなければ、掛けた保険料は無駄になってしまいます。
確かに高額の保険金を受け取りたかったら、高額の保険料が必要ですが、保険料が高すぎて、生活が苦しいなんてことになれば、本末転倒です。
自分の経済力と相談して、身の丈にあった保険にしましょう。
保険料は、払い続けられる金額に設定しておくの良いでしょう。
2-5. 保険の見直しって大事
保険は、一度契約しても、その後、条件を変更することが可能です。
人生には、独立、結婚、出産など様々な転機があり、人生設計を変えなければいけないことがあります。
その後の人生設計にあったものにするために保険を見直すことは非常に大事なことです。
そのままにしないで、自分の状況にあっているか現在の保険の条件を見てみましょう。
経済的にも効果的にも変更したほうがいいのかもしれません。
3.病気にならない人はいない!医療保険を知らないと損!
医療は、日々進歩しており、以前は治らなかった病気も今では、完治するようになっています。
しかし、技術が進歩するとともに医療費も高額になっており、その医療を受けたいが、経済的に出来ないという人もいるのです。
ですから、医療保険をよく理解し、どのような医療保険に入るかは、とても重要なことなのです。
医療保険は、そんな人たちを金銭的に救済すると共に、多くの人の命を救う保険なのです。
3-1. 民間の医療保険ははたして本当に必要なの?
日本の医療保険制度は充実しており、公的医療保険が一定額を超える医療費を払い戻したり、県や市町村が子供の医療費の助成を行ったり、健康保険から出産に対する一時金が払われたりします。
医療保険の保険料も継続して払えば、かなりの額になってしましますので、公的な制度で間に合うなら医療保険は必要ないかもしれません。
本当に民間の医療保険が必要かよく考えてから、加入しましょう。
3-2. 医療保険は、どこまで保障してくれる?
医療保険は、基本的に入院、手術の費用を保障してくれます。
それ以外は特約として、付け加える形になります。
具体的には、先進医療・3大疾病・女性疾病入院などがあります。
もちろん、最初から特約が入っている保険もあります。
医療保険でどこまで保障してくれるかは、どれを選択するかということになります。
保険の内容をよく確認して、どこまで保障してくれる保険なのか理解することが必要です。
3-3. 入院は、いくらぐらいかかるの?
医療保険を考えるなら、まず、入院費がいくらかかるのか知っておかなければなりません。
入院費の自己負担費の平均値は、一回の入院で22万7千円、一日の入院で2万1千円となっています。
入院費は、やはりそれなりにかかるようで、医療保険は、入っていて損はなさそうです。
この数字は、医療保険を選ぶ際にぜひ参考にしてほしいところです。
3-4. がん保険とどう違う?
医療保険は、がんを含めた病気やけがの医療費を保障してくれますが、がん保険は、がんに限定して保障しています。
それなら、何故がん保険が必要かというと、がんという病気と他の病気やケガとは違う点があるからです。
それは、医療費が高額になり、しかも入院が長期になるということです。
そうなれば、医療保険の保障だけでは生活が苦しくなる場合がありますので、それを防ぐためにがん保険はあるのです。
がんは2人に1人がある病気と言われ、他の病気に罹る確率よりも非常に高くなっているのです。
がん保険は、医療保険と共に加入するのがおすすめです。
3-5. 医療保険はどんなタイプがいいの?
医療保険には、一般的な医療保険のほかに、引受基準緩和型医療保険、無選択型医療保険があります。
一般的な医療保険は、健康状態を告知しなければいけません。
また、定期型と終身型のタイプがあります。
引受基準緩和型医療保険は、告知の内容が限定されていて、既往症があっても入れます。
場合によって、保険金額が減額されることがありますが、定期型、終身型のどちらのタイプもあり既往症も保障してくれます。
無選択型医療保険は、告知しなくていい代わりに既往症を保障しません。
また、定期型のタイプしかありません。
どのタイプの保険がいいのかは、この特徴を理解した上で、自分の今の状態を考えて選ばなければなりません。
4.2人に1人ががんになるらしい!がん保険でがんを克服!
がんは、2人に1人がなる病気ですので、それに備えをして、損はありません。
しかし、がん保険を知らなければ、どんながん保険がいいのかわかりません。
がん保険の特徴を学んで、自分にあったがん保険を選びましょう。
4-1. がんの現状を知らなければ!
がんは、2014年で死亡して人は368,103人、2012年で新たにがんと診断されたのは、865,238人となっています。
治療は、手術、投薬治療、放射線治療が基本で、これに先進医療を使うかどうかということになります。
どのような治療をするかは、医師と相談して決めていきます。
現在では、早期発見すれば、治る可能性は以前よりも高いようですが、定期的に検査することをおすすめします。
4-2. がん保険が出来る事
がんの治療には、長い期間と多額の費用が掛かかると言われ、その費用を補うためのものが、がん保険なのです。
入院や治療の費用も補いますが、先進医療を受けたいとき、その費用も支払ってくれます。
先進医療は、保険の適用外のことが多く、高額になりがちなので、がん保険に入れば、その恩恵を受けることができます。
悔いのないがん治療には、がん保険は欠かせません。
4-3. がん保険に入る前に
がん保険に入る前にがん保険のことをよく知っておく必要があります。
がん保険が主に保障してくれるのは、診断給付金、入院給付金、手術給付金、通院給付金となります。
また、持病があっても加入でき、入院給付金に上限日数はありませし、がん診断時に一時金が支払われます。
注意する点としては、90日間の待期期間があり、その期間に、がんになっても保険は適用されません。
この部分を、よく確認しましょう。
4-4. がんって一体どんな病気?
がんは、悪性腫瘍といい、最初は正常な細胞の遺伝子に傷がつき、異常な細胞ができるところから始まります。
そして、異常な細胞は増殖し、かたまりになり、やがて、周囲の血管などから広がりがん細胞が体中に転移していきます。
がんは、このようにして体をむしばんでいきます。
4-5. がん保険に入ったらいいのは、どんな人?
がんは、誰もがなる可能性をもった病気です。
ですから、基本的にはすべての人が、がん保険に加入するのが望ましいと言えるのです。
しかし、金銭的な問題で、入れない人もいるでしょう。
それでは、どんな人が入ったらいいのか。
がんは、遺伝的要素があるといいますが、現在では、遺伝的要素より生活習慣の方が影響は大きいとされています。
喫煙、飲酒、ストレスなど生活習慣に問題のある人は、がん保険に加入することを考えてみてはいかがでしょう。
もちろん、がんになった親類がいるという人もおすすめします。
5.進学したくたってお金がないとね!学資保険に感謝!
日本では、先進国に比べ、教育にお金をかけておらず、個人の経済力が教育格差を生んでいる状況下で学資保険の役割は、大きなものとなっています。
奨学金を返せない人が多いと聞くと、やはり、自分で学費を確保しなければいけないと感じている人も多いはず。
学資保険を学んで、効率的に学費をためましょう。
5-1. 学資保険って何?
学資保険とは、将来の学費を積立するものです。
つまり、学費用に貯蓄する保険のことで、普通に銀行に預けるより、メリットが大きい事から、学資保険は貯蓄として有用なのです。
また、一定年齢になると、祝い金、満期金など給付金をもらうこともできます。
学費は、大学まで考えるとかなりの額になり、早い段階から学資保険に加入しておくのがおすすめです。
5-2. 学資保険にもいろいろあるみたい
学資保険には、学費を貯めるだけでなく、親が死亡したときには、死亡保障金が受け取れるものもあり、また、子供がケガで入院した時に給付金をもらえる商品もあります。
また、受け取る時期を選べるものもあり、学資保険も様々です。
どのような学資保険に加入するのかよく考えて、加入する必要があります。
5-3. 学費って高いの?
日本では、国の補助が不十分なので、学費は、各家庭の責任がどうしても大きくなります。
学費は、一人の子供につき、幼稚園から大学まですべて国公立だと約1,200万円かかり、すべて私立だと約2,500万円かかります。
いずれにしても学費は、それなりに準備しなければなりません。
5-4. どんな学資保険がいい?
学資保険を選ぶときは、まず、目的を考えなければなりません。
どのように学資保険を使いたいのか、目的にかなうものを選ぶことが大事です。
また、どのタイプがいいのか、どこの会社にするのか、保険を比べて検討することも必要です。
かける保険料と利率なども考慮しながら、学資保険を選びましょう。
5-5. 学資保険って何でするの?
学資保険は、親が子供の将来を考え、進学のための備えとして行うものです。学費の負担が大きい日本では、なおさら必要となるのです。
しかし、そこには、親が子供のためにという愛情が籠っていることを決して忘れてはいけません。
親が苦労して、お金を貯めてくれていることを忘れてはならないのです。
学資保険は、お金に換算できない情の通った商品であり、学資保険で学費を貯めてもらったことに感謝しましょう。
6.老後の生活って大変らしい!個人年金保険でバラ色の老後を!
老後の生活は、悠々自適だと勘違いされている方も多いと思いますが、どうもそうではないようです。
医療費を含む生活費が高騰し、公的年金だけでは生活できないという方が多くいらっしゃいます。
今後、公的年金が確実にもらえるのかも不安なところなので、個人年金保険で将来の不安を解消しましょう。
6-1. 個人年金保険とはこういうことだ!
個人年金保険とは、積み立てた保険料を年金形式で受け取る保険のことです。
保険料を一定期間支払い、それを原資として、毎月年金が毎月支払われます。一度に支払われるよりも公的年金とあわせて使えば、生活には十二分な額になります。
6-2. 受け取り方でだいぶ違う!
個人年金保険には、その受け取り方でいくつかの種類に分かれます。
有期年金は、一定期間年金が支払われ、途中で死亡すると年金は終了します。
年金は、年金の受取額が決まっており、一定期間年金が支払われ、途中で死亡しても残額が遺族に支払われます。
終身年金は、一生涯年金を受け取れますが、途中で死亡すると年金は終了します。
この三種類が個人保険の基本になります。
6-3. 老後にいくらあれば生きていける?
老後の生活で日常生活費は、最低で平均22万円、ゆとりが欲しければ、平均35.4万必要となります。もちろん、夫婦2人の計算なので、1人の方は、半分ほどでいいのかもしれません。
いずれにしても、老後にお金がいることは間違いありません。
60歳までに約2,100万から2,600万ほど準備がいるとのデータもあり、個人年金保険は、重要度をさらに増すことでしょう。
6-4. どんな個人年金保険がおすすめ?
個人年金保険は、銀行に預けるより増えるので、その点では有効ですが、保険会社が万が一倒産すると支払額が減額になる危険があります。
また、個人年金保険以外にも資産を運用する手立てはあるので、それを考慮したうえで個人年金保険を検討すべきです。
それでも、個人年金保険に加入しようとするなら、種類や期間、返戻率などを考えて、お得なものを選ぶのがいいと思います。
6-5. 年金に税金がかかるの?
実は個人年金保険には、税制上の優遇処置の対象となるのです。
支払った保険料は、所得から差し引かれるので、所得税や住民税の負担が軽減します。
この点は、個人年金保険に入るメリットと言えます。
しかし、すべてのものが適用対象となるわけではないようなので、条件を確認してから、個人年金保険を検討すべきでしょう。
7.損害保険はあなたの味方!外に出れば7人の敵がいる!
人間は、完ぺきでは生き物ではありません。
ですから、失敗を起こすこともたびたびあります。
当然、そこで補償しなければ、いけない場面も出てくるはずです。
しかし、そんなこと恐れていては、何もできなくなってしまいます。
損害保険に入っていれば、少なくともその不安を和らげ、自由に動くことができます。
損害保険とは、そんな保険なのです。
7-1. 損害保険は、やさしさだ!
損害保険は、損害が生じた場合に損害を与えた方、与えられえた方の双方にとってとてもやさしい保険なのです。
なぜなら、損害保険は、損害を与えた人に代わり補償するので、お金がなくて補償できないこともなく、損害を与えられた人も弁償してくれるので、これ以上揉めることもなくなります。
ですから、損害保険は、双方にとって有用なものなのです。
7-2. 自動車社会で自動車保険の偉大さを知る!
自動車保険は、自動車の損害保険のことで、自動車社会である日本では、自動車保険は、強制のものと任意のものがあり、多くの人がその両方に加入しています。
なぜなら、自動車事故の賠償金は、高額になることが多いので、損害保険を厚くすることが求められるからです。
死亡事故など起こせば、とても個人で払いきれる金額ではなく、そのことは、自動車教習所でも教えられることのようです。
とにかく、自動車保険がなければ、自動車は、乗れるものではありません。
自動車に乗る方は、ぜひ自動車保険に入りましょう。
7-3. 火災の悲劇を火災保険が癒す
損害保険の中に火災保険とういものがあります。
火災保険は、文字通り火災の被害を補償するのですが、火災は、自分の自宅だけでなく、近所に燃え移ることもあるので、迷惑をかけないという意味でも入ったほうがいいものです。
火災は、失火責任法で故意か重過失の時しか不法行為とならないので、火災保険は、日本の法律下では、とても意味のあるものです。
なぜなら、不法行為とならないと損害賠償請求ができないからです。
家をお持ちの方は、火災保険は、入るべきです。
7-4.災害の多いこの国で活躍!
日本は、地震大国で、東日本大震災など大きな地震で大きな被害を受けてきました。
そして、そこでは、多くの命が失われ、多くの悲しみが生まれました。
心の傷は、そう簡単に癒せませんが、せめて経済的に報われて欲しい。
その時、その役に立てるのが、地震保険です。
日本のような災害の多い国で生きていくなら、地震保険を考えてみてはどうでしょう。
国からの補助もあるかもしれませんが、地震の被害を自分で守るためには、地震保険に入ることも必要かもしれません
しかし、地震保険だけでは、被害を受けた元通りにならないのです。
損害保険の基本的な考え方は、「現状復帰」ですが、地震保険に限って言えば、「当面の生活費の足しにすること」と言う考え方がある為です。
しかし、あるのとないのとでは、大きく違うので地震保険の加入はお勧めできます。
7-5. いろんな損害があるようだ!
損害保険は、損害を補償するものだとお思いでしょうが、ケガなどの傷害保険、旅行中のけがや病気、損害を補償する旅行保険、法人向けだと興行中止保険などもあります。
いずれにしても、事故などが起こる可能性があるなら、損害保険に加入するのが賢明です。
損害保険は、いろんな損害を保障してくれものが表れており、今後、もっと増えてくるでしょう。
8.まとめ
保険の種類は多いので、どれを選んだ良いのか迷ってしまいがちです。
しかし、保険の本質を知っていれば、どれを選べば良いのかが分かってくると思います。
どれを選ぶかは、自分自身がどのように生きたいかを選ぶのと同じことなのです。
なぜなら、自分が不安に感じている先には、そこで生きている自分がいるからです。
様々な保険の種類からうまく保険を選ぶためには、自分がどう生きていきたいかをはっきりとさせることが重要なのです。