生命保険の加入条件とは?保険会社の審査や告知とはどんなもの?

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そろそろ生命保険に加入しようかと考えているけれど、健康面に少し不安があって、加入できるかどうかわからないと思っていませんか?

生命保険の加入条件とはどのようなものなのでしょうか。
加入の際に必要な告知と保険会社の審査についても詳しく説明しますので、今まで健康面で諦めていた方や、審査内容が解らず不安を覚えていた方でも、この記事を読んで安心して保険を申し込めるようになっていただければと思います。

目次

1. 生命保険と加入条件
1.1 生命保険は助け合いで成り立っている
1.2 生命保険に加入できないケースも
1.3 生命保険の引き受け基準って?

2. 病気でないけど生命保険に加入できる?
2.1  肥満
2.2 職業
2.3 無職
2.4 妊娠
2.5 過去5年以内の入院・手術歴

3. 持病がある場合は生命保険に加入できるのか
3.1  高血圧など生活習慣病
3.2 体の一部
3.3 うつ病

4. 持病がある場合に加入できる生命保険
4.1  引受基準緩和型
4.2 限定告知型
4.3 無告知型
4.4 無選択型

5. 生命保険の審査とは
5.1  健康状態の審査
5.2 職業の審査
5.3 倫理上の審査

6.  生命保険の審査に必要な告知とは
6.1 告知書の概要
6.2 告知書の主な質問事項
6.3 審査結果が悪くてもがっかりしないで

7.  告知義務違反
7.1 契約解除
7.2 告知義務違反が発覚するきっかけ
7.3 うっかり告知義務違反をした場合どうするか

8. まとめ

1. 生命保険と加入条件

生命保険会社は、契約者から保険料を集め、集めた保険料を運用しながら、契約者に万一の事が起こった際には、保険金や給付金を支払うという事業を運営しています。

ただし、生命保険という制度を利用するためには条件があって、誰でも契約出来る訳ではありません。

まずは、その制度としくみから生命保険に加入できる条件とは何かを見てみましょう。

1.1 生命保険は助け合いで成り立っている

生命保険は、加入者同士の助け合いで成り立つ相互扶助制度です。

病気やケガというものは人生の中で無いに越したことはありません。

ただ、不幸にして病気やケガに見舞われると、急な出費に悩まされることになります。

その大きな負担を回避するために生まれたのが生命保険です。

保険会社が大勢の契約者から集めた多額の保険料は、病気やケガにあった一部の契約者に支払われます。

個人としてはリスク回避のために保険に加入しますが、保険制度の趣旨としては多くの人の保険料でリスクを被った人の救済を行おうと言うものになっています。

1.2 生命保険に加入できないケースも

リスク回避のための生命保険は、リスクの高い人は加入できないことが多いです。

それは、病気やケガのリスクの高い人が集まってしまうと、全契約者の保険料ではリスクに遭った人全員への給付が賄えなくなってしまうからです。

これでは、相互扶助を趣旨とする保険制度が成り立たず、万一のリスクに備えて保険に加入する意味がなくなってしまいます。

そのため、多くの人の相互扶助の精神を維持するために、加入者が病気やケガをするリスクを平準化する必要があります。

従って、病気やケガのリスクの高い人は保険会社から契約を断られることがほとんどです。

1.3 生命保険の引き受け基準って?

生命保険の加入者のリスクを平準化するために、保険会社では引き受け基準を設け、加入できる人とできない人を審査します。

基本的に健康な人同士で助け合うというのが生命保険のしくみの前提なので、保険会社では契約前に告知や審査によって、リスクが高すぎる人でないかを調べます。

リスクが高いかどうかは、加入希望者の健康状態や既往歴、危険な職業に従事していないかなどで判断しているようです。

それでは、具体的にはどのような状態だとリスクが高いと判断されるのでしょうか?

 

2. 病気でないけど生命保険に加入できる?50代以上の生命保険料の平均相場

生命保険は、現在、病気でなくても加入ができないことがあります。

万一に備えて生命保険に加入したいが、今の自分の健康状態に不安があり、加入できるのか気になっていませんか?

以下、具体的なケースをあげて説明していきます。

2.1  肥満

肥満とは一般的にBMIによる指標が参考にされており、25以上で肥満と判定され、30を超えるようになると健康上のリスクが高いとみなされるようです。

BMIの計算式は以下になり、18.5~25の範囲が正常とされています。

BMI = 体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)

生命保険を契約する前には告知書というものを提出するのですが、そこで身長や体重を聞かれ、肥満度だけでなく痩せすぎでないかも問われます。

それは、標準体型からあまりにかけ離れていると病気やケガになるリスク要因が高いと判断されるからです。

事実、肥満体型の方の生活習慣病の罹患率は高く、また、体が加重な体重を支えきれずにケガをしやすかったり、過負荷のために運動器官系の病気が起こりやすいといったこともあります。

また、過度の痩せすぎは病気に罹っているために一定の体重が維持できないとも疑われます。

病気でなくても、肥満のように医学的に標準からかけ離れている状態にある、ということはリスクが高い=保険金の支払い率が高くなると判断され、加入が断られることが多いです。

2.2 職業

普通の人に比べて危険性の高い職業についていると、リスクが高いとみなされ、保障が制限されたり、加入自体が認められないことがあります。

危険物や重量物を扱ったり、水上や水中、高所、高電圧、密閉された地下、高熱を発するなかで作業をする仕事、車の運転を主とする仕事、各種の競技者、大型動物を扱う仕事、格闘行為を伴う職業というのは、一般的な職業に比べどうしてもケガ(病気)をするリスクが高くなります。

上記の職業に就いていても生命保険への加入が断られることは少ないようなのですが、厳しい条件がついたり、保険料が割増となったり、保障の金額が低く抑えられるということが大半です。

具体的な職業をあげるならば、

  • 大工・とび職
  • 爆発物や高電圧設備を扱う仕事
  • 消防士、警察官、自衛官
  • 各種運転手(パイロット、タクシードライバー、トラック運送)
  • ダイバー

などになります。

2.3 無職

無職の人は保険に加入できないことになっています。

というのは、生命保険は予期せぬケガや病気で現在の生活水準を維持できない事態を避けるために加入するものだからです。

通常、無職とは現在の生活水準が維持できている状態とはいえません。

さらに、生命保険は保険料収入で維持されており、保険料の支払いが難しい人の加入は制限したい、といった意図もはたらきます。

しかし、仕事についていなくても資産がある方や自営業などで一定収入のある方、主婦や同居の子が被保険者となるとき、定年退職者や年金生活者にあたる方は、保険料の払い込みが十分可能とみなされ生命保険の加入ができます。

2.4 妊娠

妊娠は病気ではありませんので、生命保険に入ることはできます。

ただ、妊娠・出産は女性にとり大変負担がかかる行為です。

妊娠中は免疫が下がりやすく感染症にかかりやすくなったり、妊婦に独特の妊娠高血圧症候群や妊娠糖尿病にかかる人も多いです。

出産時には帝王切開などの異常分娩になる方もかなりの数に上ります。

妊娠や出産時は特別な医療処置が必要な事態におちいるリスクが普通の人に比べると格段に高く、妊娠中の方は保険会社の審査を受け、条件付きの契約になる可能性がとても高いです。

帝王切開手術での出産のほか、妊娠・出産に伴う疾病は不担保(保障されない)になるのは通常のこととなっています。

また、不担保期間も1~5年や、一生涯にわたるなど、期間もいろいろ設定されることがあります。

できるなら出産後に改めて申し込みするほうがいいでしょう。

 

3. 持病がある場合は生命保険に加入できるのか

持病のある方は保険会社にとってはリスクが高いため、生命保険に加入しにくいのは確かです。

現在治療中の病気を抱えている方は、場合によっては病気の悪化や合併症を起こす危険があり、保険料の支払いを受ける可能性が高くなる=加入者間の公平性の原則に反すると判断されるためです。

ただし、病気があると診断を受けても、病状の内容や投薬の内容によっては問題なく加入ができるケースも多くあります。

それは、現在の病状が安定的していて、通常の人とほとんど変わりないリスクであると保険会社が判断した場合です。

よくある事例を以下にご紹介します。

3.1  各種の生活習慣病

健康診断などで高血圧、高脂血症、高尿酸血症と診断されていても加入できることもあります。

服用中の薬の種類や現在の病状(医学的な基準値の範囲内に収まっている)により、一般的な生命保険に健康体の方と同条件で加入できる可能性が高いです。

こういった生活習慣病の場合は通院して治療を受けているかどうかより、基準値内にコントロールできているかが重視されます。

前項に述べたとおり、安定的に推移していればリスクが通常の方と同程度と判断されるからです。

ただし、合併症(の危険性)のある病状の方は、健康状態が悪化する=さらなる治療を受ける=給付金の支払いリスクが高くなるため、一般的な生命保険への加入はできません。

そのため、合併症が予想される病気の方、一例をあげると、糖尿病の方は一般の生命保険に入るのは難しいでしょう。

3.2 体の特定部位に関する病気

現在完治しているものの、特定部位に既往症があるという方や、治療中であるという方であっても、特定部位不担保という条件で生命保険に入ることができます。

特定部位不担保とは、病気のあるもしくはあった体の部位を生命保険の保障の対象外とすることになります。

病気のある部位の治療リスクは普通の人に比べ高くなりやすいため、そのリスクを外すことで一般の人との公平性を確保しようとするのです。

例えば、目の手術をした方は眼球および付属部位が特定部位不担保となったり、胃潰瘍の既往歴のある人は胃や十二指腸が特定部位不担保となったりします。

この特定部位不担保には期間の設定があり、年単位で設定されることもあれば、加入の全期間にわたって対象外とされることもあります。

これは保険会社により諸条件が異なることがあるため、審査の結果、生命保険に加入自体ができなかったり、反対に特定部位不担保がつかずに加入できるといったこともあります。

3.3 うつ病

うつ病のような精神疾患では生命保険に加入できません。

また、うつ病の治療を終え、完治したといわれた方も生命保険の加入が難しくなっています。

といいますのも、自己の生命・身体に影響を及ぼす可能性のある病状の方がいるからです。

自己の生命に危機を及ぼしたり、ケガを与えかねない行動をする可能性の高い方に、保証を行っていくのは保険のシステムの根幹を揺るがしかねません。

また、生命保険に加入する前の告知で『過去5年以内に「保険会社が指定する病気・症状」で、医師の診察・検査・治療・投薬を…(以下略)。 』といった項目があります。

うつ病は上記の保険会社が指定する病気・症状にあたり、最低5年は生命保険に加入できないものとお考え下さい。

 

4. 持病がある場合に加入できる生命保険家族で話す

これまでの説明してきた通り、持病を抱えていても生命保険に加入はできます。

病状によりますが、一般の生命保険のほか、条件つきの限定告知型や引受基準緩和型、加入条件があまりない無選択型(無告知型)があり、これらの保険に加入することができます。

それぞれに特徴がありますが、メリットやデメリットを検討して加入するかどうかを判断しましょう。

では、各保険の内容を詳しくみていきましょう。

4.1 限定告知型

限定告知型の保険は、一般の保険に比べ健康状態の告知項目や医師の診査が限定されており、持病などで一般の生命保険に加入を断られた方でも加入できる可能性の高い保険です。

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