大学卒業後、損保ジャパン日本興亜代理店の保険会社にて5年以上勤務し、年間100組以上のコンサルティングを行う。
その後、2016年6月より保険ブリッジの記事監修を務める。
医療保険の見直しをしたという人はどのくらいいるでしょうか。
医療保険の見直しをしないと保険料が高いままだったり、保障が足りなかったり、逆に保障をかけすぎたりするということも考えられます。
本記事では、医療保険の見直しをする際に知っておきたいポイントをまとめてみました。
- 医療保険には公的医療保険と私的医療保険の2種類ある。
- 私的医療保険の種類と加入をおすすめする人。
- ライフステージが変化したら、医療保険の見直しをしよう!
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目次
医療保険とは
医療保険とは、病気やケガで医療機関を受診した際に発生する医療費の一部または全額を保険者に給付する仕組みのこと。
医療保険には大きく分けて2つの種類があります。
- 公的医療保険
- 私的医療保険
公的医療保険の詳細と特徴
公的医療保険とは、加入者やその家族が医療を必要となったときに、公的機関などが医療費の一部を負担してくれる制度です。
健康保険や共済組合、国民健康保険などが該当します。
日本では国民全員がこれらの保険いずれかに加入しています。
- 全国健康保険協会管掌健康保険(協会けんぽ)
- 組合管掌健康保険(組合健保)
- 船員保険
- 共済組合
- 日雇健康保険
- 自衛官診療証
- 国民健康保険
一般に会社員の場合は、協会けんぽ又は組合健保に、船員保険は船員が、共済組合は公務員、国民健康保険は自営業者がそれぞれ加入しています。
私的医療保険の詳細と特徴
私的医療保険とは、任意加入の医療保険のことをいいます。
公的医療保険でまかないきれない部分をカバーすることができます。
生命保険会社の医療保険はこの私的医療保険に該当します。
公的医療保険の保障だけだと不安だという方が加入しています。
若い現役世代の方々は医療費負担が3割と高齢者に比べると高いのと、万が一死亡してしまったり、入院してしまったりした時に使える預貯金があまり多くないことから、必然的に加入率も若い世代の方が高いです。
私的医療保険の種類
医療保険の種類には、以下のようなものがあります。
- 終身医療保険
- 定期医療保険
- 女性向け医療保険
- 緩和型医療保険
- 無選択型医療保険
医療保険の種類はとても多くあります。
それぞれがどのような保障のある医療保険か分からないと思います。
それぞれの特徴を詳しく解説していきます
終身医療保険の詳細と特徴
終身医療保険の特徴は以下のとおりです。
- 保障が生きている間続く
- 保険料が上がらない
この2点が終身医療保険の特徴といえるでしょう。
高齢になってくると体が衰え、病気になりがちになってしまいます。
終身医療保険に加入していると、病院通いになっても保障があるので安心ですね。
また、更新がないため、加入した年齢による保険料が上がりません。
これは、若いうちに入っておくと保険料が安く抑えられるのでお得になります。
高齢になると加入できない保険もあるので、なるべく早いうちに終身医療保険に加入するといいですね。
定期医療保険の詳細と特徴
定期医療保険の特徴は以下のとおりです。
- 保険期間が定められていて、更新がある
- 契約時は終身保険よりも割安になる
- 80歳まで更新できるが、更新するごとに保険料が高くなる
この3点が定期医療保険の特徴といえます。
終身医療保険とは異なり、あらかじめ保険期間を定めます。
そのため、保険料は終身医療保険より割安。
しかし、契約期間が終了すると自動更新となり、更新時の年齢によって新たな保険料が決定してしまうため、更新するごとに保険料が高くなります。
更新時に見直しもできるので、独身の人は終身医療保険よりもこちらの定期医療保険の方がおススメです。
女性向け医療保険の詳細と特徴
女性向け医療保険の特徴は、以下のとおりです。
- 女性しか加入できないので、女性特有の病気程保障が厚い
- 生存給付金のある保険もある
この2点が女性向け医療保険の特徴といえます。
女性向け医療保険は、通常の終身医療保険や定期医療保険などと違い、女性特有の病気の保障が厚くなっています。
例えば、入院給付金や手術給付金が通常の保険に比べ、上乗せになっています。
女性の方で、女性特有の病気の保障を厚くしたいという方にはおススメの医療保険です。
緩和型医療保険の詳細と特徴
緩和型医療保険の特徴は、以下のとおりです。
- 告知により、通常の保険だと加入できない人を加入できるようにしている保険
- そのため、保険料は割高になっている
- 保障額は、1年を計画するまで半分になる
この3点が緩和型医療保険の特徴といえます。
通常の医療保険に加入できない人が加入する医療保険となっているので、保険料もその分割高になります。
元々持病がある人にはありがたい保険となっていますが、健康な人はまず選ぶことはないでしょう。
無選択型医療保険の詳細と特徴
無選択型医療保険の特徴は、以下のとおりです。
- 告知が不要
- 保険金や給付金が少なく設定されている
- 保険料が割高
この3点が無選択型医療保険の特徴といえます。
告知が必要ない分、保険金や給付金が低く設定されていたり、保険料が割高になってしまうケースが多いようです。
誰でも加入できますが上記のようなデメリットがあるため、無理に加入せず貯蓄に回してもいいかもしれません。
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医療保険のメリット・デメリット
医療保険に加入するとどのようなメリットが得られ、デメリットが発生してしまうのでしょうか。
一見、医療保険はメリットが多くあるようなイメージがありますが、実際はどうなのでしょう。
医療保険のメリット
- 特約をつけることで保障範囲がとても広くなる
- 万が一の時に預貯金を切り崩さなくてもよい
- 節税効果がある
以上のようなことが、メリットとして挙げられます。
本来は10割負担である先進医療について「先進医療特約」をつけておくことで、給付金がおりるので安心となります。
このように基本は保障範囲でなくても、特約をつけることによって自分自身の考えにあった医療保険にすることができるという点がメリットの1つ目。
メリットの2つ目は万が一、長期間入院してしまったり、手術をしてしまったりした時に預貯金の心配をしなくて済みます。
医療保険には入院給付金や手術給付金がついているので、長期間入院してしまった場合でも安心していられます。
そしてメリットの3つ目が節税効果で、毎年控除があります。
これは大きなメリットになりますね。
毎年医療保険を支払っていると、生命保険料控除として、一定金額まで所得控除が受けられ、所得税と住民税が安くなります。
控除額は最大で、所得税が40,000円、住民税が28,000円となります。
また入院・通院等に伴う給付を内容とする契約の医療保険には、介護医療保険料控除という控除も使えます。
最大控除額は生命保険料と同じで、所得税40,000円、住民税28,000円となります。
医療保険のデメリット
- 告知が必要
- 貯蓄で賄える場合がある
- 給付が足りない場合がある
上記のようなことがデメリットとして挙げられます。
医療保険を加入する際の最初の難関が告知です。
告知により、加入者の健康状態を申告してもらい保険会社が承諾すると医療保険に加入できます。
健康状態に問題があったり、持病がある人は医療保険に加入できません。
このことがデメリットの1つ目です。
デメリットの2つ目は、貯蓄で賄えることもあること。
今日、日本の社会保険制度はとても恵まれています。
その中の1つが、高額療養費制度です。
高額療養費制度とは、医療費の自己負担額が高額になってしまう場合、所得に応じて一定の金額が返金されるというものです。
そのため、自己負担額が高額になってしまった場合でも、この高額医療費制度を使うと貯蓄だけで賄える場合もあります。
デメリットの3つ目は、給付が足りない場合がある点があげられます。
医療保険に加入しているからといって貯蓄をしないでいると、給付金額が実際にかかった費用よりも少なく後悔してしまうことがあります。
医療保険の加入率
日本では、医療保険に加入している人はどのくらいいるのでしょうか。
公営財団法人である生命保険文化センターが調査を行った生命保険に関する全国実態調査によると、平成27年度の調査世帯単位でみると89.2%もの世帯が医療保険に加入しています。
若者、高齢者別かかりやすくなる病気
若いうちに医療保険に加入していれば、高齢になってからかかりやすくなる病気に備えることが出来ます。
そのため、できるだけ20代のうちに医療保険に加入したいものです。
若者がかかりやすい病気
若者がかかりやすい病気として以下のような病気があげられます。
- ガン
- クローン病
この2つが最近よく若者がかかりやすい病気としてあげられます。
若者がかかりやすい病気①ガン
ガンとは、悪性新生物とも呼ばれ、悪性の腫瘍ができそのまま治療を行わないと全身に転移してしまい最悪の場合、死に至るという病気です。
ガンは細胞の一部のため、ガン患者が若いほど進行が速くなります。
そのため、若くで見つかるガン患者は末期ガンの場合が多くあります。
若者がかかりやすい病気②クローン病
クローン病とは、消化器官で起こる病気です。
主な症状としては、腹痛や下痢・血便などがあります。
難病だと言われている病気ですが、治療をしっかりと行えば、症状がでることなく、普段の生活を送ることも可能だと言われています。
高齢者がかかりやすくなる病気
年齢が高齢になってくると、免疫力などが低下してしまいます。
若い頃なら重症化せずに完治していた病気も高齢でかかってしまうと重症化してしまいがち。
では、高齢になるとどのような病気にかかりやすくなってしまうのでしょうか。
- 肺炎
- 結核
- 目の病気
この3つを特に挙げることができます。
名前はよく聞くけど、どのような症状か分からないという方もいると思います。
それぞれの病気について詳しく説明します。
高齢者がかかりやすくなる病気①肺炎
肺炎は、日本人の原因別死亡率で4位に位置している病気です。
肺炎で死亡する人の約90%は高齢者というデータもあります。
では、肺炎にかかってしまうとどのような症状がでるのでしょうか。
基本的には、高熱がでたり激しい咳や呼吸困難などが症状としてでるようです。
風邪と似たような症状のため、気づかずに重症化してしまう場合もあるので注意が必要です。
高齢者がかかりやすくなる病気②結核
結核とは、結核菌という細菌が原因で発症してしまう病気です。
代表的なものに肺結核があります。
肺結核にかかると、初めは風邪に似た症状が出ます。
その症状が長期化してくると肺結核の疑いがあります。
症状がひどくなってくると、痰に血が混じったりしてしまいます。
結核と診断されて入院すると、平均して65日程度入院するというデータ(公益財団法人予防会HPより)があるほど、完治までの日数が長いので入院が長期化してしまいます。
高齢者がかかりやすくなる病気③目の病気
高齢者の人がかかりやすい目の病気は、白内障や緑内障などが挙げられます。
白内障は、特殊な薬が原因でなってしまう場合と、加齢によって発症してしまう場合があります。
加齢によって発症すると自覚症状がほとんどない場合が多いです。
白内障を発症すると、水晶体が濁ってしまい最悪の場合、失明することも。
放置をしなければ失明はしませんが、薬で治すことが出来ないため、手術を行う必要があります。
緑内障は、眼圧の上昇によって視神経が障害を受け、視野が狭くなってしまう病気。
現在の日本人の40歳以上の20人に1人の割合で緑内障の患者がいます。
白内障と同様に、失明することもある病気になっています。
場合によっては、レーザー治療や手術を行うこともあります。
このように若者と高齢者では、かかりやすい病気が異なります。
そのため、医療保険の見直しが重要となっています。
老若男女問わず病気にかかってしまうと、手術を行ったり、長期間入院したりと多額の治療費がかかってしまいます。
そのような治療費の負担を軽くするために、医療保険を各保険会社が発売しています。
自分自身にあった医療保険を加入することで、万が一の時に経済的負担が軽くなります。
医療保険の見直しとは
医療保険の見直しはどのようなことをいうのでしょうか。
医療保険の見直しとは、現在加入している保険の保障で十分なのか、保険料は高くないのかなどを判断し、他の保険に契約ないし保障内容を変更することをいいます。
例えば、入院時に出る給付金を日額5,000円から10,000円に保障を引き上げたというのは、医療保険の見直しといえるでしょう。
さらに、子供も大きくなったから死亡保障3千万円も要らないから死亡保障を下げようというのも医療保険の見直しになります。
医療保険の見直し方、注意点、タイミング
医療保険の見直しを行う場合には、各生命保険会社または各担当者へ連絡してください。
しっかりと対応してくれるはずです。
その際に、解約するもしくは保障内容を変更するということを伝えれば対応してもらえます。
医療保険の見直し方
医療保険の見直し方は、加入している医療保険の種類によって違ってきます。
以下の医療保険の見直し方について詳しく説明していきます。
医療保険の見直し方:更新型医療保険
更新型医療保険は、保障期間が決まっており保障期間が満了した時にまた同じ期間・保障内容の保険に更新する医療保険です。
更新をおこなうため、更新時の年齢が保険料に反映されます。
そのため、更新をしていくごとに(年齢を重ねるごとに)保険料が高くなっていきます。
どうしてこのような保険料の設定になっているのでしょうか。
それは、年齢が上がるにつれて病気にかかったり、手術をしたりする確率が高くなるからです。
一般的に10年で更新するという医療保険が多いようなので、10年間は保険料が変わりません。
このような医療保険に加入している人は、更新時に医療保険の見直しを行うのがベストとなります。
医療保険の見直し方:終身型医療保険
終身型医療保険は、生涯にわたって医療保障を確保できる医療保険となっています。
更新型医療保険のような更新もなく、保険料も加入した当時のままあがることはありません。
そのため、他の医療保険に比べると人気があります。
大半の終身型医療保険に加入している人は医療保険の見直しなど考えた人はいないと思います。
しかし、時が過ぎ世の中が変わると加入した時の保障内容だと不備が出てくる場合があります。
そのようなときに医療保険の見直しが重要になってきます。
終身型医療保険に加入している人は、ライフイベントを迎える時に医療保険の見直しを行うのがベスト。
例えば、結婚したときや子供が生まれたときなどに保障内容などを見直すといいでしょう。
医療保険の見直し方:全期型医療保険
全期型医療保険とは、保険期間が契約で定められた年齢まで保障がつく医療保険になっています。
更新型医療保険と似ていますが、この全期型医療保険は更新がないのが特徴となっています。
更新はありませんが、保障が使える期間が限られています(多くの場合、60歳や65歳)。
そのため、保障期間が終わってしまってから他の保険に入ろうとしても、年齢が高くなっているため、高額な保険料を支払わなくてはいけない場合もあります。
年齢を重ねるごとにケガをしてしまったり、入院しなければならないということが多くなることを考えると出来るだけ早く医療保険の見直しを行いたいものです。
医療保険の見直しをするときの注意点
医療保険の見直しをするときの注意点は以下のとおりです。
- 保障内容は妥当な金額かどうか
- 保険料は保障内容に見合っているか
- 払込期間はどのくらいの期間なのか
- 解約返戻金の有無を確認する
- 慌てて加入中の医療保険を解約しない
まず、注意すべき点は「保障内容は妥当な金額かどうか」。
結婚や子供が生まれたりすると、独身の時に契約した保障内容ではとても足りるとは思いません。
それはなぜか、養っている家族がいるのに、収入が減ってしまうからです。
ケガや病気で長期入院してしまった場合、当然会社から給料は出ません。
そのため残された家族は、預貯金に生活を頼らざるを得ません。万が一の時に困らないためにも、独身の時よりも保障内容を手厚くしておきましょう。
2つ目に注意する点は、「保険料は保障内容に見合っているか」です。
保障内容が手薄なのに高い保険料を払うことになっていないかしっかりと確認をするようにしましょう。
年齢が高くなると保険料は高くなります。
長い間損をしないためにも、しっかりと保障内容と保険料のつり合いがとれているのか確認を行うようにしましょう。
3つ目に注意する点は、「払込期間はどのくらいの期間なのか確認すること」です。
終身型の医療保険の場合、何歳まで払い込みを終了し、以後は保険料の払い込みなく一生涯保障されるものもあります。
また、定期型医療保険の場合は、更新できるのは70歳までなどと払い込みを行う期間が決められているものがあります。
現在加入している医療保険と、新しく加入を考えている医療保険の払い込み期間をしっかりと確認することが大事になってきます。
4つ目に注意する点は、「解約返戻金の有無を確認すること」。
医療保険には解約返戻金があるものもあります。
保険商品は基本的に元本割れを起こす商品性となっており、加入年数がたつにつれて、元本に近づいていくという特性をもっています。
医療保険では、この解約返戻金はとても低く設定されているため戻ってきてもわずかしかないですが、個人年金保険や学資保険はしっかりと確認を行うことをおススメします。
5つ目に注意する点は、「慌てて加入中の医療保険を解約しないこと」。
医療保険は必ず加入できるものではありません。
被保険者が「告知」を行って、告知内容を基に加入する保険会社が審査し、加入できると保険会社が判断すると医療保険に加入できるという仕組みになっています。
若い時は加入できたけど、年齢を重ねていくうちに病気を患ってしまい医療保険への加入を拒否される人も。
そのため、見直しを行って新しくした医療保険に加入できたら、既存の医療保険を解約するようにしましょう。
慌てて医療保険を解約すると、もう医療保険には加入できなくなってしまうということにもつながりかねません。
医療保険を見直すタイミング
医療保険の見直しを行うタイミングは人それぞれです。
特に多いのが、結婚や出産などライフイベントをきっかけに今まで加入していた医療保険を見直すという人が多いようです。
結婚をした時は、今まで独身で少ない死亡保障などにしていた医療保険を家族が増えることで、万が一何かがあっても家族に迷惑のかからない保障に増額するということがあげられます。
その後、出産を機に医療保険の見直しを行い、子供が社会人となって働くと保障を下げるために医療保険を見直すという人が多いです。
他にも以下のようなタイミングで医療保険の見直しをする人が多くいます。
- マイホームを購入た時
- 子どもが社会人になった時
- 定年退職した時
- マイホームを売却した時
上記の場合は、結婚や出産といったライフイベントを境に医療保険を見直すタイミングになっています。
念願のマイホームを購入した時には、万が一、住宅ローンを返済中に亡くなった場合に残された家族に迷惑をかけないようにと医療保険の保障を手厚くするように見直す人が多いようです。
住宅ローンを組む金融機関によっては、団体信用生命保険の加入を義務付けている金融機関もあります。
この団体信用生命保険とは、住宅ローン返済中に死亡したり、高度障害になってしまった場合には、住宅ローン残高がゼロになるという生命保険です。
また、子どもが社会人になった時にも医療保険の見直しをする人が多いようです。
子どもが親の手を離れて、自分自身でお金を稼ぐようになると、子どもが学生の時に比べて保障内容を手薄くする傾向があるようです。
これは、家族のために加入していた医療保険から自分自身のための医療保険にするということです。
子どもが独立して経済的にもゆとりが出てくるこのタイミングだからこそ、違った観点から医療保険を見直すのもいいですね。
定年退職した際にも医療保険の見直しが行われるタイミングになっています。
マイホームを売却したことによって、経済的負担は減ります。
そのため、マイホーム売却で浮いたお金を、万が一の備えとして保険の保障内容に回すのです。
そして、マイホームを売却した時にも医療保険の見直しが行われています。
- 保険料が高いと感じた時
- 保障内容に不安を感じた時
医療保険の見直しを考える際には、ライフイベントの他にも上記のような心理的要因も挙げることが出来ます。
今現在加入している医療保険の保険料が高いと感じると、同じような保障内容で今の保険料が安いものは無いか探すと思います。
また、知り合いが「ケガで入院した」時や「病気になった」時に今現在自分の加入している医療保険の保障で十分なのかということを考えると思います。
このように心理的な不安が発生した時にも医療保険の見直しを行うきっかけになります。
医療保険を見直す際に知っておきたい5ポイント
- 医療保険の種類は何にするか
- 保険金の受取人を誰にするか
- 保障内容、特約の確認
- 様々な保険会社の商品を検討する
- 無保険期間がないようにする
1つ目のポイントは、医療保険の種類を何にするかということです。
医療保険には様々な種類と特性があることをお伝えしました。
例えば定期型の医療保険は、一定期間経過すると更新があり同じ保障内容でも保険料はアップしてしまいます。
これは、更新時の年齢で保険料を決まるため。
その反面、終身型の医療保険は、保険料や保障内容は一生涯変わりません。
しかし、時代の流れと共に保障内容もいろいろと新しく登場してきます。
そういった時に医療保険の見直しが必要になってしまいます。
このような医療保険の種類の特性を踏まえて、新しく加入する医療保険の種類を決めておくと後々慌てなくて済みます。
2つ目のポイントは、保険金の受取人を誰にするかということ。
万が一、死亡してしまった時に受け取る生命保険金は相続税の対象となりますが、非課税枠がしっかりと決められています。
生命保険金の非課税枠は、500万円×法定相続人数と定められているため法定相続人の人数が多くなればなるほど非課税枠が多くなるという仕組みになっています。
相続税の非課税枠をしっかりと活用するためにも、保険金の受取人はしっかりと吟味する必要があります。
3つ目のポイントは、保障内容や特約を確認することです。
このポイントが一番重要かもしれません。
今まで加入していた医療保険の保障内容や特約の中で、必要な保障内容や特約と必要のなくなった保障内容や特約を分けてみるといいと思います。
必要・不必要が分かった保障内容や特約を見直しをする際に、必要な保障内容や特約だけを医療保険に付加することによって自分だけの今必要な医療保険に加入できます。
4つ目のポイントは、様々な保険会社の商品を検討することです。
今日の日本では多くの生命保険会社があり、そして多くの保険商品が販売されています。
そのため、ひとつの保険会社のみで検討を行うのではなく、いくつかの保険会社で検討を行うことをおススメします。
同じような保障内容や特約でも各生命保険会社によって保険料が異なってきます。
できる限り保険料を安くしたいのなら、多くの生命保険会社の商品を検討して比較してみることをおススメします。
5つ目のポイントは、無保険期間がないようにすることです。
これは医療保険の見直しを行う時に注意することでもお伝えしましたが、大事なことですので知っておきたいポイントでもあげさせてもらいます。
医療保険を見直しするからといって、慌てて現在加入中の医療保険を解約しないようにしてください。
しっかりと見直しをした医療保険に加入できたら解約を行ってください。
昔は加入できたからといって今現在は加入できるとは限りません。
無保険にならないためにも、慌てて医療保険を解約しないということをおススメします。
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まとめ
医療保険を見直すと、保険料が安くなったり、保障内容が手厚くなったりします。
加入している医療保険の特性をしっかりと理解して、自分自身のライフスタイルにあった医療保険の見直しを行いたいですね。
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