大学卒業後、損保ジャパン日本興亜代理店の保険会社にて5年以上勤務し、年間100組以上のコンサルティングを行う。
その後、2016年6月より保険ブリッジの記事監修を務める。
生命保険を活用する場合に、最も頼りになる保険の種類が法人保険です。
法人保険の中でも、保険期間が非常に長期で、解約返戻金の返戻率のピークが長いタイプの「長期平準定期保険」。
今回は、長期平準定期保険の特徴と、メリット・デメリット、そしておすすめの保険商品をご紹介します。
この記事を読めば、長期平準定期保険の基本的な知識を得ることができ、法人向けの保険商品を選ぶ際の有効な参考資料になるはずです。
- 法人保険の基礎知識
- 長期平準定期保険のメリット・デメリット
- おすすめ保険相談窓口
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目次
法人保険とは何か?
経営者や役員の死亡保障の備えや退職金の準備は、長期平準定期保険が有利という声を耳にする。
私も経営者なのでこのような保険には興味がある。
しかし、まさかの時の備えや退職金に、貯蓄ではなく法人保険を活用することについて、いまいちピンとこない。
まず、法人保険とはどんな保険かについて知りたい・・・・。
こちらでは、法人保険および長期平準定期保険の特徴について説明し、その他に企業に人気のある法人保険を紹介します。
法人保険とは
法人保険とは、法人を契約者として保険会社と保険契約を締結し、経営者や役員、従業員を被保険者とする保険のことです。
経営者や役員、従業員が死亡または高度障害状態になった場合、下りる保険金を弔慰金等として、その親族に支払うことができす。
一方、法人保険は契約途中で解約し、お金を受け取ることもできます。
この受け取るお金は解約返戻金と呼ばれています。
解約返戻金を経営者や役員、従業員の退職時に、退職金として活用することができます。
また法人保険の商品のほとんどに「契約者貸付制度」が設定されいます。
この制度により、ご自分の会社の業績が悪くなってしまった時、解約返戻金の一部を保険会社から借り入れ、資金を調達することが可能です。
貸付になる以上、金利はかかるものの審査も無く手続きが簡単なので使い勝手の良さは大きな利点でもあります。
長期平準定期保険とは
長期平準定期保険とは、長期の保険期間を設定する定期保険です。
保険期間が99歳・100歳までと非常に長く、その保険期間に保険金額は一定であることが特徴といえます。
この保険は、被保険者が死亡または高度障害状態になった場合に保険金が下ります。
なお、高度障害状態とは次のような状態になったことを言います。
- 両眼の視力を全く永久に失った(完全に失明)
- 言語またはそしゃくの機能を全く永久に失った(話すこともできず流動食以外に摂取できない状態)
- 中枢神経系・精神または胸腹部臓器に著しい障害を残し、終身常に介護を要する(寝たきりに近い状態)
- 両上肢とも、手関節以上で失ったかまたはその用を全く永久に失った(両腕の機能が回復不能)
- 両下肢とも、足関節以上で失ったかまたはその用を全く永久に失った(両足の機能が回復不能)
- 1上肢を手関節以上で失い、かつ、1下肢を足関節以上で失ったか、またはその用を全く永久に失った(片足は足首以上・片腕は手首以上の機能が回復不能)
- 1上肢の用を全く永久に失い、かつ、1下肢を足関節以上で失った(片足は足首以上・片腕は手首以上の機能が回復不能)
いずれも深刻な障害状態になったことを意味します。
また、長期平準定期保険は途中で解約して解約返戻金を受け取れることができ、このお金を経営者・役員等の退職金や、資金の調達に役立てることになります。
保険期間が長い定期保険のため、長期的な見通しを持ってうまく運用すれば、節税に利用することや、退職金等の資金に必要なお金を効率良く積み立てることができます。
その他の人気のある法人保険
その他、企業に人気ある法人保険に「逓増定期保険」と「全額損金定期保険」があります。
逓増定期保険
保険期間の満了までに保険金額が、契約当初の金額から最大5倍まで増加する保険です。
また、解約返戻率が保険契約後の早い段階で高率になることがメリットです。
しかし、支払う保険料は高額になり、自社の経営状態を良く判断した上で加入を検討することが必要です。
全額損金定期保険
保険会社に支払う保険料の全額を損金にすることができる定期保険です。
法人税の節税効果に優れているため、起業してから数年程度で資金の調達、運用がまだまだ安定していない会社には頼りになる保険です。
解約返戻金は全額雑収入として計上され、多額の法人税がかかってしまいます。
そのため、何らかの方法で解約返戻金を使用し、法人税を軽減する必要があります。
長期平準定期保険のメリットについて
法人保険や、企業に人気ある保険についてだいたいの特徴はわかった。
では、長期平準定期保険のメリットについて詳細を知りたい・・・。
こちらでは、長期平準定期保険のいろいろなメリットを説明します。
長期平準定期保険は保険期間が長い
前述したように、保険期間が100歳までと大変長いのがメリットです。
定年の無い経営者には得に有利な保険と言えます。
60代を超え70歳になっても、頭は冴えわたっていて経営の指揮をとり続けたい経営者もいらっしゃることでしょう。
しかし、万が一の事態は不意に訪れるものです。
亡くなるまでには至らなくても高度障害状態になってしまった場合、経営に携わることは極めて困難になります。
長期平準定期保険の長い保険期間を活かし、経営者の万が一の事態に対応できるよう、適切な額の保険金をかけておきましょう。
これは親族(遺族)にとっても非常に頼もしい金銭的な支えとなります。
長期平準定期保険と解約返戻金
長期平準定期保険は、返戻率のピーク期間が長期間にわたり継続します。
そのため、解約のタイミングを図ることが容易で、解約により戻るお金が大幅に低くなるリスクを回避することができます。
例を上げて説明します。
被保険者:経営者40歳男性(契約時)
保険期間:99歳
死亡保険金:1億円
年払保険料:2,433,599円
経過年数 | 年齢 | 支払保険料累計 | 解約返戻金額 | 返戻率 |
1 | 41 | 2,433,599円 | 775,300円 | 約31.8% |
5 | 45 | 12,167,996円 | 10,071,200円 | 約82.7% |
10 | 50 | 24,335,990円 | 21,576,000円 | 約88.6% |
15 | 55 | 36,503,985円 | 32,069,400円 | 約87.8% |
20 | 60 | 48,671,980円 | 42,297,400円 | 約86.9% |
25 | 65 | 60,839,975円 | 52,196,300円 | 約85.7% |
30 | 70 | 73,007,970円 | 61,375,600円 | 約84.0% |
35 | 75 | 85,175,965円 | 69,656,500円 | 約81.7% |
59 | 99 | 143,582,341円 | 0円 | 約0.0% |
長期平準定期保険と損金
長期平準定期保険は、節税にも役立つ保険です。
保険会社に保険料を支払うと1/2が損金に算入され、それだけ法人税は軽減されます。
一方、もう1/2は資産計上となり保険料の積立金に計上します。
この損金とは、法人税を軽減できる費用を指します。
個人事業主ならば「経費」に当たります。
法人税の計算は、「所得=益金-損金」となります。
企業の損金に算入できるものはいろいろあります。
- 支払保険料
- 設備投資の費用
- 交際費
- 旅費交通費
- 新聞図書費等
ただし、損金に入れることができない費用もあり、その費用を「損金不算入」と呼びます。
長期平準定期保険のデメリットについて
長期平準定期保険のメリットがわかった。
この保険に加入したいがデメリットもあるはず。
加入する前に長期平準定期保険のデメリットの詳細を知りたい・・・・。
こちらでは、長期平準定期保険のデメリットを全額損金保険や逓増定期保険と比較しながら説明します。
全額損金保険との比較
長期平準定期保険は節税に役に立ちますが、保険会社に支払った保険料を損金として算入できるのは原則1/2までです。
死亡保険金を1億円程度に設定すると、年間の支払保険料が250万円前後と決して軽い負担額ではありません。
また、法人契約のため会社のお金を使って保険料を支払っていくことになります。
それならば、ご自分の会社の資金調達、運用面がまだまだ安定していない場合、支払う保険料の全額が損金になってくれると非常に助かります。
このようなことから、長期平準定期保険は起業してまだ日が浅く、資金繰りが潤沢では無い企業には不向きな保険と言えます。
こちらの企業の場合には、「全額損金保険」に加入するべきでしょう。
長期平準定期保険は、資金繰りが潤沢で安定した経営ができている企業に適した商品と言えます。
逓増定期保険との比較
ご自分の会社が資金繰りも潤沢で安定した経営になった場合、会社の規模は次第に大きくなっていくことでしょう。
会社が成長するということは、それだけ経営者であるご自分や役員の責任も重くなっていくことになります。
長期平準定期保険を契約し、その時に設定した保険金が現在の会社の規模や、ご自分の重責に見合った金額とはいえなくなる場合もあります。
長期平準定期保険は保険期間は長いですが、仮に支払保険料を100歳まで支払っていても、経営者・役員等が万が一の事態になった時に下りる保険は、契約時に設定した保険金額のままです。
それならば、「保険金額は一定ではなく、会社の成長に合わせて保障金額が増額されればありがたい。」と、思う経営者もいらっしゃることでしょう。
その場合には、ある一定の期間から保険金額が段階的に大きくなる「逓増定期保険」に加入することをおすすめします。
解約返戻率のピークが長くとも
長期平準定期保険は、前述したように返戻率のピーク期間が長く設定されるため、解約のタイミングを逃すというリスクは低いといえます。
ただし、例えばご自分が退職する時期になって、後継者になるべき人物が不運にも亡くなったり、会社を辞職したりするケースもあります。
その後、後継者が見つからず、ご自分が引退の時期を遅らせる必要がある場合、ピーク期間を過ぎてから解約返戻率が低い時期に解約しなければいけなくなり、結局損をしてしまうこともあります。
三井住友海上あいおい生命「長期平準定期保険」
やはり、長期平準定期保険にもメリットがあればデメリットも必ず存在する。
これを踏まえた上で、長期平準定期保険のおすすめ商品は何があるのだろう?
こちらでは、まず三井住友海上あいおい生命「長期平準定期保険」を紹介します。
三井住友海上あいおい生命とは
正式名称は「三井住友海上あいおい生命保険株式会社」です。
1996年に設立された生命保険会社です。
三井住友海上あいおい生命のデータは下表のとおりです。
社名 | 三井住友海上あいおい生命保険株式会社 |
設立 | 1996年8月8日 |
資本金 | 355億円(2013年3月末現在) |
総資産 | 2兆4,362億円(2013年3月末現在) |
従業員数 | 1,494名(2011年4月1日現在) |
主要株主 | MS&ADインシュアランスグループホールディングス株式会社(100%出資) |
長期平準定期保険の概要
長期平準定期保険の中でもオーソドックスな内容になっています。
経営者・役員が在任中、死亡または高度障害状態になった場合は、保険金を死亡退職金・弔慰金の財源として利用できます。
支払保険料を1/2損金に入れることはもちろん、契約者貸付制度が設定されています。
また、契約後、告知書(被保険者の健康状態等を記載する書面)の提出なしで終身保障への移行が可能です。
この変更を希望する場合には、保険料払込期間満了後または払済保険への変更後に「終身保障移行特約」を付けて移行することになります。
長期平準定期保険の注目点
この保険は40年近く解約返戻率が高い期間が継続します。
事例を上げて解約返戻率の推移を取り上げます。下表を参考にしてください。
被保険者:経営者40歳男性(契約時)
保険期間:100歳
保険料払込期間:100歳
死亡保険金:1億円
年払保険料:2,364,600円
経過年数 | 年齢 | 支払保険料累計 | 解約返戻金額 | 返戻率 |
1 | 41 | 2,364,600円 | 1,570,000円 | 約66.3% |
3 | 43 | 7,093,800円 | 5,910,000円 | 約83.3% |
4 | 44 | 9,458,400円 | 8,080,000円 | 約85.4% |
5 | 45 | 11,823,000円 | 10,240,000円 | 約86.6% |
6 | 46 | 14,187,600円 | 12,400,000円 | 約87.4% |
7 | 47 | 16,552,200円 | 14,550,000円 | 約87.9% |
8 | 48 | 18,916,800円 | 16,700,000円 | 約88.2% |
9 | 49 | 21,281,400円 | 18,840,000円 | 約88.5% |
10 | 50 | 23,646,000円 | 20,970,000円 | 約88.6% |
15 | 55 | 35,469,000円 | 31,220,000円 | 約88.0% |
20 | 60 | 47,292,000円 | 41,230,000円 | 約87.1% |
25 | 65 | 59,115,000円 | 50,850,000円 | 約86.0% |
30 | 70 | 70,938,000円 | 60,070,000円 | 約84.6% |
35 | 75 | 82,761,000円 | 68,660,000円 | 約82.9% |
40 | 80 | 94,584,000円 | 76,010,000円 | 約80.3% |
60 | 100 | 141,876,000円 | 0円 | 約0.0% |
東京海上日動あんしん生命「長割り定期」
三井住友海上あいおい生命の「長期平準定期保険」は興味深いが、保険料を工夫して無理のない支払方法を提案する保険もあったな。
確か、東京海上日動あんしん生命の保険商品だったか?
この保険商品についても詳細を知りたい。
こちらでは、東京海上日動あんしん生命「長割り定期」について説明します。
東京海上日動あんしん生命とは
正式名称は「東京海上日動あんしん生命保険株式会社」です。
1996年に設立された東京海上ホールディングスグループの一員です。
東京海上日動あんしん生命のデータは下表のとおりです。
社名 | 東京海上日動あんしん生命保険株式会社 |
設立 | 1996年8月6日 |
資本金・基金 | 550億円 |
保有契約高 | 26兆8,286億円(2015年3月末現在) |
従業員数 | 2,524名(2015年3月末現在) |
主要株主 | 東京海上ホールディングス株式会社(100%出資) |
長割り定期の概要
この保険では、一定期間を低解約返戻金期間として設定することで、保険料を低く抑えることができ、万が一の時の必要な保障や、退職金を準備することができます。
なお、経営者の退職時、法人名義の契約を個人名義に変更することで、退職後の事業承継、相続対策資金の財源として活用することもできます。
また、死亡保障等は年金支払特約を付加した場合、保険金は一時金としてだけでなく、年金として保険金を分割して受け取ることも可能です。
長割り定期の注目点
解約返戻率が比較的高めで、退職金の備えには非常に適しています。
事例を上げて返戻率の推移をみると下表のとおりです。
被保険者:経営者40歳男性(契約時)
保険期間:99歳まで
保険料払込期間:99歳まで
死亡保険金:2億円
年間保険料:4,261,800円
60歳まで低解約返戻金期間
経過年数 | 年齢 | 支払保険料累計 | 解約返戻金額 | 返戻率 |
10 | 50 | 42,618,000円 | 30,280,000円 | 約71.0% |
20 | 60 | 85,236,000円 | 60,140,000円 | 約70.6%(※1) |
30 | 70 | 127,854,000円 | 126,260,000円 | 約98.7%(※2) |
40 | 80 | 170,472,000円 | 160,680,000円 | 約94.2% |
50 | 90 | 213,090,000円 | 174,040,000円 | 約81.6% |
59 | 99 | 251,446,200円 | 0円 | 0.0% |
年間の支払う保険料をできるだけ安く抑えたい場合、契約時に「低解約返戻金期間」を設定することで一定期間の保険料を軽減し、お金を積み立てることができます。
低解約返戻金期間を設定すると、この期間中の解約返戻率は、通常の保険期間の解約返戻率の70%に抑えられることになります。
事例では、60歳まで低解約返戻金期間を設定しているので、この時点での解約返戻率は(※1)約70.6%になっています。
しかし、その10年後、経営者が70歳になる時点では、返戻率が最大になり(※2)約98.7%となります。
70歳で勇退したい経営者には、もっともベストな解約返戻金の受取時期と言えます。
- 55歳まで
- 60歳まで
- 65歳まで
- 全期間
経営者本人が、ご自分の退職時期前に解約しなければならないリスクが見当たらないと判断すれば、低解約返戻金期間を設定することをおすすめします。
解約を予定していない保険期間内に、解約返戻金を低めに抑える分、支払う保険料は安くなり、結果的に返戻率が高くなるので、効率的な方法と言えます。
日本生命「長期定期保険」
東京海上日動あんしん生命「長割り定期」は高い返戻率が魅力の保険だった。
しかし、長期定期保険商品が加入目的でいろいろと選べる日本生命の商品も、興味深い内容のようだ。
日本生命の長期定期保険は加入目的別に、どんな商品を取りそろえているのだろう?
こちらでは、日本生命「長割り定期」の各商品について説明し案す。
日本生命とは
正式名称は「日本生命保険相互会社」です。
総資産では日本の生命保険会社の中で第2位の最大手となっています。
東京海上日動あんしん生命のデータは下表のとおりです。
社名 | 日本生命保険相互会社 |
設立 | 1889年7月4日 |
資本金・基金 | 1兆2,500億円 |
総資産 | 約55兆1,656億円(連結) |
売上高 | 7兆2,013億3,700万円(連結) |
従業員数 | 70,806名 |
長期定期保険の概要
長期定期保険は大きく分けて3つの保険商品があります。
長期定期保険
保険期間が長期にわたる定期保険です。
- 払込保険料が定められた保険期間にわたって続く全期払型(スーパーフェニックス)
- 払込保険料を短期間で終了する短期払型(ジャストターム)
どちらのタイプも保険期間は長いため、資産形成効果の高さが特徴です。
全期払型(スーパーフェニックス)は、20歳~79歳までが加入可能な年齢で、短期払型(ジャストターム)は、20歳~74歳までが加入可能な年齢となります。
(事例1)スーパーフェニックス
被保険者:経営者40歳(契約時)
保険期間:100歳まで
保険料払込期間:100歳まで
死亡保険金:1億円
男性の合計保険料→2,417,700円
女性の合計保険料→2,005,700円
(事例2)ジャストターム
被保険者:経営者40歳(契約時)
保険期間:100歳まで
保険料払込期間:50歳まで
死亡保険金:1億円
男性の合計保険料→9,907,000円
女性の合計保険料→9,173,000円
傷害保障重点期間設定型長期定期保険
経営者の長期にわたる(傷害)死亡保障を確保したい場合に適した保険です。
損金タイプは1/2損金と全額損金の2種類があります。
この保険の加入可能な年齢は20歳~79歳(保険期間等により若干変動)となります。
また、この保険に加入するには次の告知項目に該当しないことが要件です。
- 現在、医療機関へ入院中、または医師より今後1ヶ月以内の治療・検査を目的とした入院をすすめられているか。
- 2年以内に、病気が原因で2週間以上継続して入院をしたことがあるか(正常分娩による入院は除外)。
- 5年以内に、所定の病気で、医師による問診・診察・検査・治療・投薬をうけたことがあるか。
(事例)1/2損金タイプ
被保険者:経営者40歳(契約時)
保険期間:100歳まで
第1号保険料払込期間:60歳まで
死亡保険金:1億円
男性の合計保険料→2,966,400円
女性の合計保険料→2,404,700円
低解約払戻金型長期定期保険
長期にわたる死亡保障の確保に加え、低解約払戻金期間中の解約払戻金を、低くしない場合の70%とすることで、払込保険料を抑えることができます。
低解約払戻金期間は5年~20年まで設定することが可能です。
低解約払戻金期間を長く設定すれば、それだけ払込保険料を軽減できます。
損金タイプは1/2損金と全額損金の2種類があります。
この保険の加入可能な年齢は20歳~79歳(保険期間等により若干変動)となります。
(事例)1/2損金タイプ
被保険者:経営者40歳(契約時)
保険期間:100歳まで
第1号保険料払込期間:100歳まで
死亡保険金:1億円
低解約返戻金期間:10年
男性の合計保険料→2,360,900円
女性の合計保険料→1,959,800円
長期定期保険の注目点
3つの保険商品は1/2損金になる条件、損金の算入・資産計上の方法が異なる場合があります。
それぞれの方法を説明していきます。
長期定期保険
スーパーフェニックス
全期払型 | 内容 |
契約者 | 法人 |
受取人 | 被保険者遺族 |
保険料支払時 |
・保険期間の当初6割相当期間 →保険料1/2損金算入・1/2資産計上 ・保険期間の残り4割相当期間 →保険料全額損金算入、保険期間の当初6割相当期間で資産計上している金額を、残り4割相当期間で均等に取崩し損金算入 |
ジャストターム
短期払型 | 内容 |
契約者 | 法人 |
受取人 | 被保険者遺族 |
保険料支払時 |
・保険期間の当初6割相当期間で保険料払込期間中 →保険料のうち経理処理上の当期分保険料1/2損金算入・1/2資産計上
|
保険料払込期間満了後 |
・保険期間の当初6割相当期間で保険料払込期間満了後 →経理処理上の当期分保険料を前払保険料より取崩し1/2損金算入・1/2資産計上 ・保険期間の残り4割相当期間 →保険期間の当初6割相当期間で資産計上した前払保険料の取崩し後、残額を残り4割相当期間で均等に取崩し損金算入 |
傷害保障重点期間設定型長期定期保険および低解約払戻金型長期定期保険
1/2損金タイプ条件
契約時年齢および保険期間の関係が、
契約年齢+保険期間>70
契約年齢+保険期間×2>105
の双方に該当する場合
1/2損金タイプ | 内容 |
契約者 | 法人 |
受取人 | 被保険者遺族 |
保険料支払時 |
・保険期間の当初6割相当期間 →保険料1/2損金算入・1/2資産計上 ・保険期間の残り4割相当期間 →保険料全額損金算入、保険期間の当初6割相当期間で資産計上している金額を、残り4割相当期間で均等に取崩し損金算入 |
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提携している保険会社数が40社以上なのは代理店トップクラス!取扱会社が多ければ多いほど、必然的に自分にぴったりの保険を見つけやすくなりますよね。
- 契約実績100万件を突破!
- 提案から加入手続きを経てアフターフォローまでしっかりサポート
- しつこい勧誘は営業方針として禁止している
保険見直し本舗の相談実績は、日本で最初に出来た保険ショップである「保険クリニック」の3倍以上の100万件!
全国に253店舗(2018年11月現在)すべてが直営店。保険相談だけでなくサービスやコンサルティング料も全て何度でも無料。
保険見直し本舗がユーザーに選ばれ続ける理由を是非体験して下さい!
店舗型おすすめランキング2位 保険相談ニアエル (旧ライフル)
保険相談ニアエル(旧ライフル)は、それ自体が特定の保険ショップを運営している訳ではなく、全国の保険ショップを検索・予約ができるポータルサイトです。
全国に1200以上の店舗と提携しているため、どこを選べばいいか悩む方には「おまかせ予約」というサービスも用意されており、最短1時間でピッタリな保険ショップ探してくれます。
- 全国に1200店舗以上のショップと提携
- 希望すれば女性スタッフを優先的に選択することが可能
- しつこい勧誘は担当者変更や他措置も取られるため安心
そのため、HPでは保険ショップごとに女性スタッフやキッズスぺ―スの有無など、店舗情報も細かく確認することが可能。
保険相談ニアエル(旧ライフル)では保険相談所の主要な店舗はしっかり提携を結んでおり、この掲載店舗数は業界No.1の数字です。
店舗型おすすめランキング3位 保険クリニック
保険クリニックは、全国に約190店舗展開する保険の代理店で、約20年の歴史がある老舗代理店です。
取り扱っている保険会社数は41店舗(2019年1月現在)、大手保険会社の生命保険はほぼカバーしているので頼もしいですね。
- アフターサービスまであり、一生涯のサポートを受けられる
- 専門のコンサルタントは5つのマスター資格(家計・住宅ローン・介護・相続・年金)を所持
- キッズルームが用意されている店舗が多い
保険クリニックは、何といってもアフターサービスがあることが強みだと言えます。
相談して終わりではなく、その後についても一生涯サポートしてくれる体制があるのは心強いですよね。
保険代理店の特徴を表で徹底比較!
たくさんの代理店があって迷ってしまう方もいらっしゃると思いますので、ここで代理店を表にして徹底比較してみましょう!
訪問型代理店を表で徹底比較
▼スマホは比較表を横スライドできます
代理店名 | 公式 | 特徴 | 取扱数 |
●全国に約60拠点展開 ●平均業界歴11.8年のベテランFP ●選べる6つの嬉しいプレゼント! |
30社 |
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●経験5年以上等の評価項目 ●2500人以上が全国で対応 ●1年間無料可能な優待サービスキャンペーン中! |
44社 |
松葉直隆
次に、店舗型の代理店を表にて徹底比較してみましょう。
店舗型代理店を表で比較
▼スマホは比較表を横スライドできます
松葉直隆
面倒でも、可能な限り複数の無料相談所を利用するべき!
さて、ここまで無料の保険相談所をご紹介して参りましたがいかがでしょうか。
保険相談検討者
保険会社や保険商品と同じで、保険の代理店もたくさんあって迷ってしまう方も中にはいらっしゃるかもしれません。
松葉 直隆
保険相談書で相談をしたら保険に加入しなければいけないわけではないため、構えず、気軽に考えて大丈夫ですよ。
そして、可能ならば1つの代理店ではなく複数の代理店で相談を受けてみましょう。
複数人に担当してもらうメリット
保険相談検討者
保険に限らずどの業界でも同じことが言えますが、担当してもらう人の質はやはり運という部分も無きにしもあらずです。
保険に限って言えば、保険の相談を何年もしてきている人もいれば、経験の浅い新人に担当される場合もあるでしょう。
こればかりは仕方がないことでもありますので、時間が許す限り、様々な代理店で相談をしてみることに損はありません。
松葉 直隆
複数の商品を知れるメリット
さらに、担当して下さる方によってはあなたに勧めてくる保険の商品も異なってくる可能性も十分にあります。
しかし、保険会社や保険商品は今や五万とある時代。
同じ商品を勧めて来られるほうが稀かもしれません。
松葉 直隆
保険相談検討者
勧めて来られるからには理由があります。
あなたにとってのベストな選択肢が増えることはメリットでしかないでしょう。
長い付き合いになる保険会社と商品とのお付き合い。
損をしないためには、少なくとも2つから3つの代理店に相談をして、比較することができるとなお良いでしょう。
代理店で迷っているならまずはこの店舗へ!
ここまで、保険の見直しや新規加入を検討している方には、無料でプロに相談できる保険の相談窓口をおすすめさせて頂きました。
保険商品は何十年も払い続けるもの。当然、契約する保険会社ともそれだけ長い付き合いになるということ。
多数ある保険会社に保険商品を洗い出して比較、検討するには時間も労力も限られてしまいます。
相談窓口も今やたくさん存在する時代、もしもどこに相談しようか迷われているならば、保険ブリッジ読者にも一番人気の保険見直しラボを試してみてはいかがでしょうか。
- 取扱保険会社約30社とトップクラス
- 競合他社の中ではNO.1のベテランFP揃い!
- 何度でも無料で相談できる
保険のことが気になっている今こそ試すとき。
保険見直しラボへ今すぐアクセス!
\1分で完了/
【必読】保険の無料相談で得するために
上記でご紹介させて頂いた保険の相談ができるサービスは全て無料となっていますが、無料だからといってどこでも良いというわけではないですよね。
松葉 直隆
取扱い保険会社の数が多い窓口を選ぶ
保険会社を1つでも多く取り扱っていれば、それだけ選択肢が増えます。
すると、一人ひとり、あるいは各ご家庭に合わせた最適な保険やプランを提案することが可能に。
逆に、取り扱っている保険会社の数が少なければ少ないほど、自社の保険を売るために押し売りに合ったりしかねません。
さらに、選択肢も狭まり、保険の相談をする意味が失われてしまいかねません。
保険会社を多く取り扱っていて、その分多数の商品も熟知している保険の相談窓口や代理店、またFPを選択して利用するようにしましょう。
キャンペーンを利用する
これまでご紹介させて頂いた相談窓口をご覧のとおり、保険の相談窓口によっては時期によってキャンペーンを実施していることがあります。
無料で保険の相談をし、そののちに簡単なアンケートに答えるだけで対象となることがほとんど。
ということはつまり、保険を勧められたりしても加入しなくても対象になるんです!
このお得なキャンペーンを使わない手はないですよね!
複数の保険会社で比較・検討する
先にも説明させて頂きましたが、時間が許す限り複数の窓口での相談、もしくは複数のFPに相談をすることをおすすめします。
複数人に担当してもらうメリット
保険だけに限った話ではありませんが、やはり担当する人の質は代理店によっても違いますし、代理店内であっても違うでしょう。
保険相談検討者
このようなことも鑑みて、様々な代理店で相談が可能ならばしてみるに越したことはありません。
松葉 直隆
複数の商品を知れるメリット
代理店やFPによって、提案される保険の商品も違ってくることも想定されますよね。
保険相談検討者
松葉 直隆
可能であれば、2社3社、あるいは2名以上のFPに話を聞き、様々な商品に触れてより良い保険を選択できるのがベストだと言えます。
まとめ
長期平準定期保険は、どんな企業にも有利な保険と言うわけではなく、企業の資金繰りの状況によっては他の法人保険がより適当な場合があります。
一方、企業が成長し拡大した場合に、その重責により相応しい法人保険を選ぶことが必要になることもあります。
長期平準定期保険を選ぶ場合であってもいろいろなタイプがあり、加入目的によって入るべき保険のタイプが異なります。
解約すれば受け取れるお金の返戻率も大切ですまず。
しかし、まずはどんな経営者・役員等への保障を備えたいか、自分の会社にどんな良い効果が期待できるのかをじっくり吟味して、会社の現状や人材の現状に適したベストな保険を選びましょう。