大学卒業後、損保ジャパン日本興亜代理店の保険会社にて5年以上勤務し、年間100組以上のコンサルティングを行う。
その後、2016年6月より保険ブリッジの記事監修を務める。
保険料の支払い及び保険金等の受け取りを米ドル・豪ドル・ユーロ等のドルで行うドル建て保険。
ハイリスク・ハイリターンとも言われるドル建て保険ですが、一般的に円建ての保険よりも利回りが高くなる傾向も。
そこで今回は、ドル建て保険のおすすめ商品について解説します。
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目次
ドル建て保険の概要と特徴・種類を知ろう
ドル建て保険はどれも利回りが高く、将来の老後の資金として役に立つ保険商品のようだ。
まずはドル建て保険の特徴について詳細を知りたい…。
こちらでは、ドル建て保険とその種類について解説します。
ドル建て保険の概要
ドル建て保険は保険料の支払いや、保険金等の受け取りを米ドル・豪ドル・ユーロ等の外貨で行う保険商品です。
もちろん保険加入者自身がドルをそのまま使用して運用するわけではありません。
保険契約を締結した保険会社が、支払われた保険料を元手に運用することになります。
ドル建て保険は円貨建ての保険に比べて、利率が高くなる傾向があります。
ただし、外国の通貨で運用するので、その通貨を発行する国の経済状態が良いか悪いかに大きく影響されます。
その国の経済状態が良好ならば利率は上がるものの、経済状態が悪化すれば利率は下がることになります。
ドル建て保険の特徴
ドル建て保険の特徴は、円建ての保険と比較してみればわかりやすいです。
下表を参考にしてください。
ご自分が将来的に受け取れる保険金額や、解約したい場合に受け取れる解約返戻金について考慮する場合、円建て保険またはドル建て保険を比べると次のように判断できます。
円建て保険の場合、将来どの位の保険金等を受け取れるのか見通しが立てやすく、加入してからどの時期に解約すると受け取れる解約返戻金額が大きくなるかを判断するのが容易です。
リスクを極力避けて、手堅く老後の資金対策を行っていきたい人に向いている保険商品です。
一方ドル建て保険の場合、為替変動の影響でこれまで支払った来た保険料より、受け取るお金が少ないといういわゆる「元本割れ」のリスクは伴います。
しかし円建てよりも利率が高く、ケースによって大きな利益を得ることも期待できます。
つまり、ドル建て保険は「ハイリスク・ハイリターン」が特徴といえます。
そのためドル建て保険に加入する場合は、貯蓄の全額をつぎ込むような真似はせず、余裕資金の何割かを回すという方法が無難と言えます。
ドル建て保険の種類
ドル建て保険は、貯蓄性のある保険商品で販売されている保険商品の一つです。
ただしこのドル建てに関係する保険の共通点は、貯蓄のためというより積極的な資産運用に近い商品である、ということです。
ドル建て保険は大きく分けて次のような種類があります。
いずれも為替変動を注視しなければならない商品ばかりです。
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ソニー生命の米ドル建保険
ドル建て保険のメリットとデメリット
ドル建て保険は、意外にも種類が豊富でいろいろな商品の中から選べそうだ。
では、まずドル建て保険のメリット・デメリットについて確認したい・・・。
こちらでは、ドル建て保険の強みと加入する前に注意すべき点等を解説します。
ドル建て保険のメリット
ドル建てのメリットは次の通りです。
〇支払う保険料が安い
ドル建て保険は日本で販売されている円建ての保険と比べると、保険料が比較的安い傾向にあります。
その理由としては、日本と海外の金利差にあります。
日本は2016年2月からマイナス金利政策が実施され、超低金利が継続中です。
そのため、円建て保険での資産運用が難しい状況となっています。
一方、海外では特に豪ドル等のように日本よりも金利が高いケースがあり、保険の運用が容易で、その分、支払い保険料を安くできるのです。
〇円安になれば受け取るお金も増え、資産の分散でも活用
保険契約時よりも、保険の満期時・解約時に円安となっていれば受け取る保険金額等は増加します。
このように、為替相場の変動により大きな利得となる場合もあります。
また、日本円は世界的に見れば比較的安全な資産と見なされています。
しかし、最近日本で起きている大きな地震をはじめとした天災が原因で国内の景気が悪化し、日本円の価値が下がるというリスクもあります。
そんな時には無理にドルを円貨へ替える必要はなく外国の通貨で資産を保有しておくのはご自分の資産の保全に有効な方法と言えます。
ドル建て保険商品でも、日本円が不安定の時には、ドルによる資産運用で得た利益を据え置き、日本円が有利になったり、安定したりした時期に、円へ両替を行うサービスを設定している商品もあります。
ドル建て保険のデメリットと注意点
ドル建てのデメリットは次の通りです。
加入の際にはこのリスクを納得したうえで契約する必要があります。
〇為替相場に大きく影響される
保険契約時よりも満期時・解約時に円高となってしまった場合、受け取る保険金額等は減少することになります。
最悪のケースでは元本割れを起こす事態も想定されます。
そうはいっても、保険契約満了時期の為替相場の状況を予測することは極めて困難です。
保険の満期は基本的に保険契約から10年、20年後で設定することが多く、10年、20年後の為替相場がどうなっているかは正直、誰にもわかりません。
〇両替の時に手数料がかかる
ドルから円貨に両替する際に為替手数料が発生します。
この手数料は、当然保険加入者の負担になってしまいます。
保険料の支払いの際には、どの保険会社も概ね1ドル=50銭の為替手数料がかかります。
ただし保険金等を受け取る場合の為替手数料は、各社にかなりの開きがあり、1ドルにつき1銭~50銭となっています。
受取額が大きくなるほど、為替手数料の負担も大きくなるので注意が必要です。
ドル建て保険ランキングとおすすめ
ドル建て保険で人気の商品は、各インターネットサイトで差はあるものの、概ね次のようなランキングなっています。
主に米ドル建ての終身保険が上位にランキングされています。
他に5位以降は、ドル建てで最低保証を得る変額個人年金保険の、第一フロンティア生命「プレミアジャンプ3・年金(ドル建) 」や、介護保障もプラスされ介護の備えにも役立つ、ジブラルタ生命「米国ドル建 介護保障付終身保険(低解約返戻金型)」も注目すべき保険商品と言えます。
⊥メットライフ生命「USドル建終身保険 ドルスマート」
ドル建て保険の商品はリスクもあるが非常に魅力的だ。
上位ランキングの保険商品は、いったいどんな特色を持っているのだろう?
まずはメットライフ生命の保険商品について知りたい・・・・。
こちらでは、メットライフ生命「USドル建終身保険 ドルスマート」の特徴と注目点を解説します。
基本情報
こちらのドル建て保険は、終身保険(生命保険)となっています。
積立利率は年3%が最低保証され、積立利率が年1%すら下回る事態になった円建てよりもはるかに高く設定されています。
払込通貨・受取通貨を米ドル・円から選択でき為替相場の影響を受けたくなければ、保険加入者自身が最初から米ドルで保険料を支払い、保険金等の受け取りも米ドルで行う必要があります。
ドルによる資産の分散で、為替リスクを減らす効果が期待できる保険商品です。
概要
USドル建終身保険 ドルスマートは、主に3つの保障プランから保険加入者のニーズに合った内容を選ぶことができます。
〇保障プラン
①低解約返戻金プラン
保険料払込期間中の解約返戻金額を低く設定し、一生涯の死亡保障を得るための払込保険料を低く抑えることができます。
保険料を低く抑えた分、保険料払込期間満了後の返戻率は高くなります。
ただし保険料払込期間満了後に保険解約して解約返戻金を受け取る場合も、米ドルから円に両替して受け取る際、やはり為替変動の影響を受けてしまうので注意が必要です。
②三大疾病・介護保険料払込免除特約プラン
保険料払込期間中に、被保険者が三大室病(悪性新生物・心疾患・脳血管疾患)または要介護状態となり、所定の条件に該当した場合は以後の保険料が免除されるプランです。
③三大疾病・介護給付終身保険特約(米ドル建)プラン
こちらは、被保険者が死亡または高度障害状態になった場合に、保険金が受け取れるプランです。
次の場合に保険金が下ります。
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- 特約死亡保険金:被保険者が死亡した場合
- 特約高度障害保険金:特約の責任開始時以後、傷害または疾病が原因で所定の高度障害状態に該当した場合
- 三大疾病・介護保険金:三大疾病または要介護状態が原因で所定の条件に該当した場合
-
〇保険料について
こちらでは、低解約返戻金プランを例に月払保険料がどの位になるか解説します。
(例)
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- 保障プラン:低解約返戻金プラン
- 保険期間:終身
-
①男性
保険料払込期間:10年
保険料払込期間:15年
②女性
保険料払込期間:10年
保険料払込期間:15年
注目点
こちらの保険では、ドル建て商品ならではの高い返戻率が魅力です。
低解約返戻金プランを例に、払込保険料累計額と解約返戻金額の割合を取り上げてみます。
(例)
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- 保険加入者:男性30歳(加入時)
- 保障プラン:低解約返戻金プラン
- 保険期間:終身
- 保険料払込期間:15年
- 保険金額:10万米ドル
- 保険料(月払):227.80米ド
-
⊥ソニー生命「米ドル建 終身保険(無配当)」
ドル建ての終身保険は返戻率が円建てよりも格段に高い、老後の資金をゆとりあるものにするため、ドル建ての保険へ加入するのは有効な手段だ。
では、その他のドル建ての終身保険について詳細を知りたい・・・
こちらでは、ソニー生命「米ドル建 終身保険(無配当)」の特徴と注目点を解説します。
基本情報
こちらの保険もドル建て終身保険となり、基本的に支払保険料は日本円です。
ただし、保険料を全期前納(つまり、契約時に全部支払う)ならば米ドルで保険料を支払うことも可能です。
一方、保険金・解約返戻金は米ドルまたは日本円のどちらかで受け取ることができます。
日本円で受け取る場合は為替相場の影響を受けてしまいます。
基本的な保障内容として保険金額が所定額以上の場合なら、保険料が割引になる制度や、不慮の事故によって、事故日から180日以内に被保険者が身体傷害状態となったとき、以後の保険料が免除されます。
概要
米ドル建 終身保険(無配当)に加入した場合の払込保険料累計額と解約返戻金額の割合を、事例をあげて説明します。
(例)
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- 保険加入者:男性35歳(加入時)
- 保険期間:終身
- 保険料払込期間:60歳まで
- 保険金額:10万米ドル
- 保険料(月払):176.20米ドル
-
-
被保険者が死亡または高度障害状態になったときに下りる保険金額は変わりませんが、解約返戻金額は保険契約締結から25年経過すれば返戻率が104.7%となります。
注目点
米ドル建 終身保険(無配当)は、為替手数料が非常に低く設定されていることが魅力です。
支払保険料も、保険金・解約返戻金の受け取りの際に円に両替しても1米ドルにつき0.01円です。
為替手数料は両替する金額が多ければ多いほど手数料の負担も大きくなるので、手数料が低く抑えられていれば安心です。
例をあげて為替手数料がどのように加算されるのか説明します。
〇日本円で保険料を支払う場合
為替レート=金融機関が保険加入者に為替を売買する際の基準レート(TTM)+0.01円
(例)TTMが1米ドル=100円→1米ドル=100.01円
〇日本円で保険金・解約返戻金を受け取る場合
為替レート=金融機関が保険加入者に為替を売買する際の基準レート(TTM)-0.01円
(例)TTMが1米ドル=100円→1米ドル=99.99円
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ソニー生命の米ドル建保険
⊥マニュライフ生命「こだわり個人年金保険」
ドル建て終身保険は興味深い商品ばかりだが、ドル建て個人年金保険の方はどんな内容になっているのだろう?
個人年金保険のドル建てタイプについて詳細を知りたい・・・・。
こちらでは、マニュライフ生命「こだわり個人年金保険」の概要と注目点を解説します。
基本情報
こだわり個人年金保険は、保険加入者が保険契約の際に米ドルまたは豪ドルを選択し、支払い保険料を運用する保険商品です。
この保険の最低保険料は毎月1万円ですが、保険加入者の都合や海外の市場相場の状況によって、契約途中での減額や中断、再開、保険料支払いの延長が可能です。
この保険の最低保険料は毎月1万円ですが、保険加入者の都合や海外の市場相場の状況によって、契約途中での減額や中断、再また市場金利の動向に合わせ積立利率は毎月見直され、年1.5%が最低保証されることになります。
保障内容としては、確定年金(被保険者が無くなっても契約時に定めた期間は受け取れる年金)の場合は5年または10年、保証期間付(10年)終身年金のどちらかを選択します。
概要
こちらの保険商品では、ドルコスト平均法を用いて運用を行っていきます。
この方法は、一定額の日本円でドルを継続購入しつつ、ドルが安いときに多く購入、逆にドルが高いときには少なく購入する仕組みです。
この方法で、為替変動の影響を軽減することが期待できます。
具体例をあげて説明すると次のような推移となります。
(例)
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- 外国通貨:米ドル
- 払込保険料(月払):12,000円
-
注目点
こちらでは、払込保険料累計額と返戻率の割合を、事例をあげて解説します。
(例)
-
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- 保険加入者:男性20歳(加入時)
- 外国通貨:米ドル
- 払込保険料(月払):10,000円
- 確定年金:10年
- 契約時点の積立利率:年2.60%
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①保険加入者30歳時
②保険加入者40歳時
③保険加入者50歳時
④保険加入者60歳時
⊥ジブラルタ生命「米国ドル建終身保険」
ジブラルタ生命は、特に公立学校の教職員、自衛官、商店主等の加入契約者が多い保険会社だ。
ジブラルタ生命のドル建て保険について詳細を知りたい・・・・。
こちらでは、ジブラルタ生命「米国ドル建終身保険」の概要と注目点を解説します。
基本情報
米国ドル建終身保険は、死亡・高度障害保険を受け取れるほか、不慮の事故により所定の身体障害状態に該当した場合、以後の保険料が免除されます。
また保険料等の支払方法の選択に関する特約を付加すると、保険金等を年金として受け取ることもできます。
なお、この年金は米ドルか日本円のどちらかで受け取ることが可能です。
ただし、円に両替すれば為替相場の影響を受けることになります。
概要
米国ドル建終身保険は、特約保険料が必要なく次の特約を付加して保障を手厚くできます。
-
-
- リビングニーズ特約:被保険者の余命が6ヶ月以内と医師から宣告された場合、この特約で生きているうちに保険金が受け取れます。
- 介護前払特約:保険料の払込期間が満了し、かつ被保険者の年齢が満65歳以上で所定の要介護状態になった場合、保険金額の一部を介護年金として受け取れます。
- 保険料等の支払方法の選択に関する特約:この特約を付加する場合、確定年金・保障期間付終身年金・保障期間付夫婦連生終身年金(夫婦の一方が生きている限り受け取れる年金)のいずれかが選べます。
-
こちらでは、事例をあげて受け取る年金額を取り上げます。
(例)
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- 年金種類:10年確定年金
- 年金受取開始:60歳から
- 年金原資:52,430米ドル
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注目点
こちらでは事例をあげて、払込保険料累計額と返戻率の割合を解説します。
(例)
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- 保険加入者:男性30歳(加入時)
- 保険期間:終身
- 保険料払込期間:60歳まで
- 保険金額:10万米ドル
- 保険料(月払):137.90米ドル
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さて、ここまで無料の保険相談所をご紹介して参りましたがいかがでしょうか。
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保険会社や保険商品と同じで、保険の代理店もたくさんあって迷ってしまう方も中にはいらっしゃるかもしれません。
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保険相談書で相談をしたら保険に加入しなければいけないわけではないため、構えず、気軽に考えて大丈夫ですよ。
そして、可能ならば1つの代理店ではなく複数の代理店で相談を受けてみましょう。
複数人に担当してもらうメリット
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保険に限らずどの業界でも同じことが言えますが、担当してもらう人の質はやはり運という部分も無きにしもあらずです。
保険に限って言えば、保険の相談を何年もしてきている人もいれば、経験の浅い新人に担当される場合もあるでしょう。
こればかりは仕方がないことでもありますので、時間が許す限り、様々な代理店で相談をしてみることに損はありません。
松葉 直隆
複数の商品を知れるメリット
さらに、担当して下さる方によってはあなたに勧めてくる保険の商品も異なってくる可能性も十分にあります。
しかし、保険会社や保険商品は今や五万とある時代。
同じ商品を勧めて来られるほうが稀かもしれません。
松葉 直隆
保険相談検討者
勧めて来られるからには理由があります。
あなたにとってのベストな選択肢が増えることはメリットでしかないでしょう。
長い付き合いになる保険会社と商品とのお付き合い。
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保険会社を1つでも多く取り扱っていれば、それだけ選択肢が増えます。
すると、一人ひとり、あるいは各ご家庭に合わせた最適な保険やプランを提案することが可能に。
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さらに、選択肢も狭まり、保険の相談をする意味が失われてしまいかねません。
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複数の商品を知れるメリット
代理店やFPによって、提案される保険の商品も違ってくることも想定されますよね。
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可能であれば、2社3社、あるいは2名以上のFPに話を聞き、様々な商品に触れてより良い保険を選択できるのがベストだと言えます。
まとめ
ドル建て保険は基本的に利回りが高く、保険料は割安で保険継続ができる保険商品です。
しかしドルから円に両替する際、急激な円高によって大きく受け取るお金が減少し、結局損をしてしまうこともあります。
〇経済の好不況だけではない不安定要素
為替の変動および選択した通貨を発行している国の経済が、単に好不況の影響によって損益が発生するだけではありません。
地震・津波・火山噴火等の天災、日本ではあり得ないクーデターや戦争・大規模テロ、新興国で問題となる傾向がある環境破壊にも、少なからず影響を受けることになります。
ドル建て保険に加入を希望する際は好不況に関わらず、国内外で日々発生する不測の事態をも考慮に入れ、そのリスクを納得したうえで保険契約を締結する必要があります。
そのため、保険内容がいまいちよくわからないまま、「何とかなる。」と楽観視して安易に加入することは避けるべきです。
〇ドル建て保険へ加入する前に必ず相談を
特にドル建て保険へ加入を検討する場合は、保険会社の窓口担当者に不明な点をしっかりと質問し、納得できる回答を頂いたうえで加入を検討しましょう。
また、保険会社の窓口の他に、保険の相談をした方が良いとご自分で感じたなら無料の保険相談サービスを利用するのも良い方法です。
無料の保険相談サービスはお住いの市町村の駅前や、ショッピングモールに店舗を構えている場合が多く何回相談しても無料です。
ドル建て商品の相談に対応できる店舗もあるので、事前に相談サービスの取扱い商品であるかを確認したうえで、相談日時を予約して訪問しましょう。
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