大学卒業後、損保ジャパン日本興亜代理店の保険会社にて5年以上勤務し、年間100組以上のコンサルティングを行う。
その後、2016年6月より保険ブリッジの記事監修を務める。
2015年、三井生命が日本生命と合併しました。
この合併は11年ぶりの保険業界の大型再編として、大きく話題になりましたね。しかし背景では、会社としての色々な事情があったようです…。
この合併によって、三井生命の評判や保険内容はどうなったのでしょうか?
また、既に保険を契約している契約者の方々はご自分の契約がどうなるのかも心配ですね。この合併を契機に保険の見直しなどをお考えの方も居られると思います。
そこで、合併後の三井生命の様子や保険についても解説していますので、お悩み解消の一助けになればと思います。
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目次
三井生命とは?
2016年3月11日付けで、日本生命による買収により完全子会社となった三井生命ですが、これまでの歩みを少し振り返ってみましょう。
三井生命は1914年4月に、現在の東京都中央区の銀座に設立された高砂生命保険株式会社が母体です。
後に三井財閥が経営権を掌握し、1927年3月に社名を三井生命保険株式会社と改めています。
戦後は相互会社となり三井生命保険相互会社として活動を続け、更に2004年4月の組織変更により三井生命株式会社として現在に至っています。
保険会社としての三井生命は、旧財閥系の企業であったにもかかわらず万年業界中位ランクの会社で、特にバブル経済崩壊後は保険料収入の減少と損失の拡大で経営は低迷。
追い打ちを掛けるような2008年に起きたリーマンショックを契機とした金融危機の際には、三井住友グループに資金援助を仰ぎ、実質的には三井住友グループ傘下の保険会社となっていました。
そんな中、業界首位の座を第一生命明け渡した「日本生命が経営上はパッとしない三井生命の買収合併に乗り出した」と報道されたのが、2015年8月でした。
買収は比較的速やかに進み、2015年9月の基本合意から約半年後の2016年3月には合併が成立。
以降三井生命は、日本生命の完全子会社となっています。
日本生命が三井生命を買収した理由って?
経営再建の途上とも言われた三井生命を買収により合併したのは、意外にも日本生命でした。
この合併劇の際には、色々な憶測も流れていたようです。
三井生命×日本生命合併の背景
保険料収入の減少に歯止めが掛からず、手元資金の運用益が保険料支払い額を下回る逆ザヤに苦しみ、そのうえ国内保険市場も縮小の傾向。
将来の成長戦略を自力でくことが難しくなり提携相手が必要な状況へと落ち込み、業界では同じグループ内の住友生命との提携が囁かれていたのが三井生命です。
一方、戦後初めて2015年3月期の決算で保険料収入首位の座を第一生命に奪われ、奪還の一手を模索していた日本生命。
三井生命の保険料収入は約5000億円で、日本生命との単純合算は5兆9000億円程度。第一生命の5兆4000億円を上回るには、手ごろな規模でした。
更に他の国内生命保険大手が海外企業のM&Aに活路を見出そうとする中で、海外企業買収のリスクを嫌う日本生命の社内事情や過去の経緯から、三井生命のメーンバンクの三井住友銀行との関係も浅からぬものもあり、白羽の矢を立てた格好です。
合併で見せた日本生命の執念
今回に買収により経営立て直しに一定の目途をつけたかに見える三井生命に対し、日本生命側の買収の動機は「首位奪還の執念のみ」との見方が、業界の一般的な見方になっています。
表向きには、三井住友銀行と関係の深かった三井生命を通しての団体保険や銀行窓口での販売する保険商品の強化などが言われていますが、三井生命と日本生命の業態は営業職員の販売にたよる似通ったもので重複する所が多く、実は、余剰人員の抱え込みなどの負の効果も少なく無いと言われています。
三井生命と日本生命が合併…世間の評判は?
今回の日本生命による三井生命の買収による合併に対する一般的な評判は、「まさか日本生命が買収!」といった感想が多かったようです。
この買収劇の前年の2014年は、保険料収入で日本生命が第一生命に敗れるという戦後の保険業界で続いた日本生命の神話が崩壊した年でした。
日本生命は短期間での巻き返しに必死になるとは予想されたものの「まさか他社の買収?」といった感じです。
第一生命躍進の理由は、積極的に取り組んだ窓口販売での売り上げが業績に大きく寄与したためで、経営努力のたまものといった所です。
三井生命は保険料の逆ザヤに苦しみ、経営状況は良いとは言えない会社でしたが、保険料収入で第一生命を短期間で抜き返したい日本生命にとっては、恰好の買収合併の相手だったわけです。
地道な経営努力で首位の座についた第一生命を買収で一気に抜き返したことで、日本生命の凄まじい財力を見せつけられましたね。
三井生命の保険の評判は?
三井生命は大手の保険会社と同じように、死亡保障や医療保障などの色々な保険を組み合わせてセット売りにする「アカウント型保険」を主力商品としています。
このアカウント型保険は、継続していくと一定期間ごとに保険料が増えていくため契約には注意が必要な保険ですが、特に三井生命の保険は保険料が高めとの評判でした。
三井生命と日本生命、合併後の状況は?
三井生命との合併により日本生命は、思惑通りに保険料収入トップの座を奪還。
少子高齢化の進行で縮小傾向にある国内保険市場の中では、一定の成長が見込まれる銀行窓口販売をテコ入れし、基盤を強化しながら海外市場のM&Aも横目で睨みながら、業界首位の座を堅持する強い意志を示しています。
一方で三井生命は一定の財務強化に成功した訳ですが、課題になってくるのが従来の三井生命と日本生命の重複する事業と人員の整理についてです。
元々三井生命は、過去の銀行が送り込んだリストラの仕掛人を「返り討ち」にした実績もあるほどに労働組合の力が強く、従業員の権利意識も高いです。
そのため今後、思い切ったリストラを実行出来るかが問われていて、さもないと今後大きなお荷物を背負うことになるのかもしれません。
三井生命の保険は合併でどうなった?
三井生命が合併により日本生命の完全子会社となった2016年3月の翌月の4月、無配当セレクト保険「大樹セレクト」が新発売となり、従来の「ベクトルx」から主力商品が交代しました。
この保険は、多様化する保障のニーズやライフスタイルの変化に対応する「よりそう保険」をコンセプトにした保険。
無配当とすることで、保険料金の割安感も意識した保険です。
今後さらに商品ラインアップの変更の可能性にも、注意が必要です。
では、今後の三井生命の主力商品となる「大樹セレクト」の特徴を少し見ていきましょう。
新商品「大樹セレクト」のポイント
いままでの主契約に特約を付加するタイプだった保険に対し、特約を
- 死亡保障セレクト
- 生前給付セレクト
- 介護保障セレクト
- 医療保障セレクト
の4グループに分け、それぞれのセレクトを単品として販売したり、組み合わせてパッケージとして販売する保険で、従来の主契約に当たるものがありません。
また、契約者のライフステージの変化に合わせて追加・変更・削減が可能。
一生涯「よりそう保険」を目指し、更に生前給付保障も拡大しています。
三井生命はこの主契約の保険が無いことを、従来に無い画期的な保険であるとしています。
もうひとつ、保険料金の割引制度が充実していることも見逃せません。
保険金額に応じた割引、選んだセレクトの数に応じた医療保険の割引などでお得感を出しています。
この「大樹」というブランドの保険は実は1970年から2001年まで販売された、三井生命の主力商品だった定期付き終身保険シリーズの名称として使われていたもので、いわば中身を変えて復活したブランドです。
この「大樹セレクト」の販売は、比較的好調なスタートを切ったようです。
三井生命のアナウンスによれば、2016年4月の発売開始以降2か月で契約件数が3万件を突破して、これはそれまでの主力商品だった「ベクトルx」の同時期比で210%の伸びだったそうですね。
好調の要因は、顧客ニーズに合わせ柔軟に組み合わせることができる分かりやすい保険のコンセプトがフィットし、営業サイドからも顧客に説明し易い保険として評価されたこと。
更にこの保険は、セレクト毎の細かな設定や加入後もライフステージに合ったセレクトの見直しが出来る事などが挙げられてます。
合併後に保険の見直しは必要?
さて、三井生命に既に契約済みの方々がお悩みなのは、
「契約している保険をどうしようか?」
ということだと思います。
ここからは、三井生命の従来の保険商品の見直しの是非についてお話ししましょう。
三井生命の定期付き保険「大樹」の見直しは必要か?
先にも少し書きましたが、この定期付き保険「大樹」は1970年〜2001年まで、三井生命の主力とした保険商品です。
定期付き終身保険は、今でも多くの生命保険会社が主力としている保険。
終身保険を主契約として定期保険(定期死亡保険)、医療保険などの特約をセットとして販売している保険です。
三井生命のこの「大樹」は、超低金利時代となった現在と比べ、桁違いに金利が高かったバブル期に販売された保険のため、現在販売されている定期付き保険と比べ「格段に高い予定金利」でお宝保険とも呼ばれるものです。
なので加入していらっしゃる方は、このまま「契約は継続」が正しい選択です(三井生命にとっては厳しい選択かもしれませんが)。
ただ、セットされた特約の定期保険は他社と比べ保険料が高額なため、特約の部分については見直しの余地はあります。
三井生命の保険「ベクトル」と「ベクトルx」の見直しは必要か?
定期付き保険「大樹」の次の主力商品として「ベクトル」は2001年から2007年まで。
そして2016年3月までは「ベクトルx」として販売されていましたが、両者に大きな違いはないものでした。
この保険は10年などの一定期間ごとに、掛け捨ての特約保険料がドンドン高額になっていくため、契約自体の見直しをおすすめします。
見直しの内容は、何度も触れているように三井生命の定期保険は比較的割高の設定のため定期保険は解約し、積立保険である主契約のみ残したい所なのですが契約上できないことになっています。
なので、見直しは主契約も含め全て解約となり解約返戻金も僅かしか戻りませんが、決心したら早めの行動がおすすめです。
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三井生命の保険の見直しについては後程もう少し詳しくお話ししますが、既に契約している方のもう一つの悩み事、
「合併により、現在の保険の保障はどうなる?」
について次項で簡単に説明しておきます。
三井生命の保険の保障はどうなるの?
保険会社の買収や合併が行われると、ご自分が契約している保険の保障はどうなるのかも大変気になるところですよね。
日本国内で活動する保険会社は金融庁の認可と指導を受け、買収や合併やそれに伴う廃業や撤退などの動きは常に監視されています。
なので、ご自分が契約している保険会社の保険契約がいつの間にか買収や合併などで消滅していることは、決してありません。
契約の保障内容についても変わりませんので安心してください。
買収時に経営破綻状態にあった会社の場合、保険の満期金などが減額された事実は過去にあったようですが、今回の三井生命の場合は日本生命の後ろ盾を得て財務状態はむしろ改善されているものと考えて良いでしょう。
三井生命の保険の賢い見直し方法
三井生命の既に契約分の保険の保障は合併によっても変化はないので一安心とは思いますが、契約の見直しについてもう少し詳しく調べてみましょう。
お宝保険と呼ばれる、かつて主力の定期付き終身保険「大樹」は主契約の終身保険の予定利率が高いため、この主契約だけの契約を続ければ貯蓄効果も高いです。
でも、この保険は死亡保険金の最低額(例えば1千万)が決められていることが多いため、例えば主契約の終身死亡保険金額が200万円だった場合は特約の定期保険金額を少なくとも800万円とする必要があり、三井生命の定期保険金額が高めであるため結果的に不利な契約となります。
このように、主契約のみを残すことが出来ない場合には払い済み保険に変更することをおすすめします。
払い済み保険に変更すると、医療保険などの特約は全て解約となりますので、事前に必要な特約は他社と契約しておいて下さい。
次に「ベクトル」や「ベクトルx」の解約を決心した場合、解約返戻金がどれ位戻ってくるか気になりますね。
残念ながら、払った保険金額と比べると驚くほど少額しか戻らないことがほとんどです。
毎月払い込んでいる保険料の大部分は特約の保険料に充当されているため、主契約の積立保険の解約返戻金はわずかの額になってしまいます。
特約の解約返戻金はどうかというと、掛け捨てでない特約も解約時にもどる金額が少ないタイプの保険となっているため少額に留まります。
納得いかない方もいらっしゃると思いますが、「戻ってくるだけラッキー」と考え、解約を決心した場合には早めの対処が賢い選択です。
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さらに、担当して下さる方によってはあなたに勧めてくる保険の商品も異なってくる可能性も十分にあります。
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三井生命と住友生命が合併しなかったワケ
三井生命は2016年3月をもって日本生命との合併が完了した訳ですが、そもそも従前に噂されていた住友生命とはどうして合併しなかったのでしょうか?
かつての大再編によって、
- 銀行業界
- 建設業界
- 損害保険業界
などに成立した三井住友グループに属する住友生命と三井生命が合併して、三井住友生命の誕生を予想する関係者も多かったようです。
経営再建途上にある三井生命に資金援助や人材面でも支援してきた住友生命だったのですが、こと合併については、住友生命側が拒絶してきた経緯があります。
住友生命は2015年3月期でようやく、契約した利回りを運用利回りを上回る逆ザヤが解消したばかりで、合併に手を付ける余裕など有りませんでした。
また、三井生命とは営業手法が重複する部分が多く、更に営業職員のコストが高いとされる三井生命を取り込むことは後々問題になりそうなこと。
そもそも住友生命は来店型保険ショップを運営するなどの営業の多角化に成果を上げているのに対し、三井生命には先行する分野が無く、住友生命側は「合併のメリットが薄い」と判断したようです。
更に一番大きかったこととして、今回の日本生命による合併のように子会社化することが難しかったことを揚げる関係者もおられます。
住友生命と三井生命が合併して三井住友生命の誕生となれば、対等合併の形式を取らざるを得ません。
そうなれば両者のシステムを統合するという作業が待っており、当時の三井生命の社内システムは業界では稀なほどきめ細かく出来ているため統合には時間と莫大な費用が発生することを指摘していました。
知ってて損は無い!保険の基礎知識
さてここからは一旦、三井生命の合併劇からは話題を少し変え、知ってて損は無い保険の基礎知識のご案内です。
就職・結婚・出産などのライフステージの階段を上る毎に、増える責任をまさかの時にバックアップしてくれるのが保険ですが、ライフステージに合った保険を正しく選択することで大切な資産を守ることができます。
本項では様々な種類がある保険のタイプの説明と選択に当たっての考え方などをご紹介します。
保険のタイプ
現在市販されている保険には、
- 定期(死亡)保険
- 収入保障保険
- 学資保険
- 特定疾病保障保険
- がん保険
- 医療保険
- 所得補償保険
- 終身保険
その他の種類があります。これらを個別にみていきましょう。
定期(死亡)保険
子育て中の大黒柱の万一に備え、一旦事あったときには遺族に高額の保険金を残すことができる保険です。
このタイプの保険を契約するほとんどの方も、この目的でしょう。
しかし、保険金を一括でしか受け取ることしかが出来ないこのタイプの保険に対し、分割払いも選択できる「収入保障保険」の方が柔軟で融通が利くため、この次の収入保障保険の方がおすすめです。
定期(死亡)保険がニーズに合わせて進歩した保険が、収入保障保険と言えます。
収入保障保険(家族収入保険)
収入保障保険は保険会社によっては、家族収入保険や家族保障定期保険などの名称でも販売され、定期(死亡)保険の一種とされている保険です。
定期(死亡)保険は大黒柱にもしもの事が起こった際、多額の保険金が一時に遺族に給付されるため間違った使い方をしてしまう心配があるのに比べ、この保険は保険金が分割支給となり安心感があります。
更に、定期(死亡)保険は大黒柱の年齢によらず遺族に支払われる保険金額は一定なのに対し、収入保障保険は大黒柱が高齢になるほど支払われる保険料が安くなる設定なので、トータルでは受取る保険金額は少め。
ですが支払う保険料も定期(死亡)保険に比べ、お安く済む利点があります。
子供が小さい時には受け取る保険料の総額は多く、年齢を重ねる毎に受取る保険料が少なくなる合理的な保険です。
学資保険(こども保険)
保険会社によっては、こども保険などの名称の場合もある保険です。
子供が小さい時に加入し毎月保険金を積立て、子供が大学入学などの年齢に達した時に満期金として積立てたお金プラスアルファを受け取れる保険で、メリットの大きいおすすめの保険です。
学資保険のメリットは、保険期間中に親が死亡した場合は以降の保険金の支払いが免除され、更に
- 満期金などは最初の契約通りに受け取れる
- 金利が高い
- 税制上保険料控除の対象となる
の3点です。
お子さんが誕生した時には是非検討したい保険です。
特定疾病保障保険(終身型)
特定疾病(がん、心筋梗塞、脳卒中)で所定の状態になってしまった時に、保険金を前倒しで受け取れる保険です。
この保険は三大疾病以外の原因、例えば交通事故で契約者が無くなった場合でも遺族に保険金が支払われ、更に三大疾病で所定の状態になったときには契約者が生存していても保険金が前倒しで支払われる保険です(保険金が支払われるのは一回限りです)。
特定疾病保障保険の支払い条件は、
- 死亡したとき
- 高度障害状態になったとき
- がんと診断されたり、そのために労働制限が必要な状態となったとき
などで、保険会社により違いがありますので確認が必要です。
この保険はバリバリ働く必要のある現役時代に不幸にして発症してしまった場合には、多額の保険金を受け取ることが出来生計の維持に力になってくれる保険です。
がん保険
医療技術が進んだ現代でも、発症の予防や治療が難しいのが「がん」。
治療に専念するため、ご自身そしてご家族の為にも加入検討しておきたい保険です。
健康保険での高額医療費の負担制度などで通常の疾病治療の際には、さほど費用が高額になることはありません。
ただ、がん治療は高度な先進医療を受けたり、自由診療を受けたりしたとき、ご高齢であっても自己負担額が非常に高額になってしまいますので、保障が一生涯続く終身がん保険がおすすめです。
がんの治療は日進月歩で、治療方法も様々。
入院や手術を想定した保険の場合通院、治療や放射線治療の場合では保険金が受け取れないケースもあります。
その点、診断給付金は診断された時点で受け取れ、更に治療方法の選択の自由度も高いため、この診断給付金重視のがん保険が良いと思います。
医療保険
色々な病気やケガによる入院などの高額の医療費に備える保険です。
ただ、日本国民は既に全員が健康保険に加入しています。
この健康保険は国際的にみても驚くほどの保障内容を備えた保険で、通常の治療でも医療費は一割から三割、更に高額療養費制度とよばれるしくみがあり、実際の医療費がどんなに高くとも本人は1月当たり約9万円までになります。
この健康保険に加えて医療保険に加入する優先度は低いと思います。
所得補償(就業不能)保険
病気やケガなどで働けなくなったときに、保険金を受け取ることが出来る保険。
医療保険は医療費が対象なのに対し、生活費を補償するための保険です。
一般のサラリーマンが加入している健康保険組合の健康保険には、傷病により勤務できない場合最大1年半の間、収入の減少を抑えるための傷病手当金制度が存在するのに比べ、自営業者が加入する国民健康保険にはこの制度がないため、特に自営業の方には検討をおすすめします。
終身(死亡)保険
限られた期間や年齢までに本人が死亡した場合に遺族が保険金を受け取る定期死亡保険に比べ、いつ死亡しても保険金を受け取れるのが終身(死亡)保険です。
なので、必ず保険金の支払いが発生するため保険会社は保険料を定期タイプと比べ、かなり高めな設定としています。
この保険の加入する方は、ご自分のお墓代や葬式代に充てたり、中途解約を前提に学資保険の替わりとしたり、老後に備える積立貯金とする、などが目的になりますが、条件によっては不利になるケースもありますので十分な検討が必要になります。
どうですか?
保険にはたくさんの種類がありその保障も様々ですね。
さて、次項で多種多様な保険から自分のライフスタイル、ライフステージに合った保険を選択する際の考え方のお話しです。
保険の選び方の心得
保険とは不測の事態に備えるもので例えば、
学資保険は、子供さんの将来の学資に備えるためのもの。
がん保険は、がんで医療費がかかった場合にそなえるもの
ですね。
世の中には備えなければいけないリスクが様々あり、それの備える保険も様々あります。
リスクを気にして色々な保険に加入すると保険料も多額になってしまい、保険料の支払いに追われるようでは本末転倒です。
保険はまず平穏に人生を送る上で基本的に必要な保障を押さえ、その後で、ライフスタイルやそのライフステージで必要性の高いものから優先順位をつけ経済的に無理のない範囲でえらぶのがポイントになります。
さて基本的に必要な保険とはなんでしょう?
それは、比較的起こる可能性が高く、備えとして法律で強制的に加入させられている保険の保障では不十分な場合ではないでしょうか?
例えば、
備えておきたい事 | 強制加入の保険 | 優先度 |
自動車事故の備え | 自賠責保険(保障は不十分) | 上乗せが必要 |
病気やケガの備え | 健康保険(保障は充実) | 上乗せの優先度は低い |
要介護状態の備え | 公的介護保険(概ね充実) | 上乗せの優先度は低い |
大黒柱の死亡の備え | 国民年金(不十分) | 上乗せが必要 |
老後の備え | 国民年金(不十分) | 上乗せが必要 |
この基本を押さえた上で、皆さんそれぞれのライフスタイルや就職・結婚・子供さんの誕生など、ライフステージに合った保険を無理の無い範囲で選択して充実させて行けばいいでしょう。
まとめ
2016年3月に三井生命は日本生命に吸収合併されてしまい、従来からの保険契約をされていた方は「ご自分の保険は大丈夫か?」、「ご自分の保障は大丈夫か?」といったご心配、お悩みがあったと思いますが、保険契約やその保障にかわりはありませんし、むしろ日本生命の傘下に入ることで三井生命の経営基盤は強固になったといえるのではないでしょうか。
ただ、三井生命の主力商品は合併直後の2016年4月より従来の「ベクトルx」から「大樹セレクト」に変わったように今後も商品ラインアップの内容は変わっていくことでしょう。
この合併劇を契機として、三井生命の契約者やそうでない方も、もう一度ご自分の保険を見直してみてはいかがでしょうか?
大切なご家族と自分の人生を守る保険を考えてみるきっかけになればと思います。
その一助けになればと、現在市販されている保険の概要や、保険選びの際の基本的な考え方などについてもお話しさせて頂きました。