大学卒業後、損保ジャパン日本興亜代理店の保険会社にて5年以上勤務し、年間100組以上のコンサルティングを行う。
その後、2016年6月より保険ブリッジの記事監修を務める。
生命保険を見直したいけど、どの保険をどのように見直せば良いのか解らないと言う方は多くいるのではないでしょうか。
保険見直しのポイントとタイミングから、どのような保険が多く見直されているのか、どんな保険は見直した方が良いのかなど、見直しの時に役に立つことを解説していきます。
損をしなく自分に合った保険に出会うことが出来るようなヒントになれば良いと思いますので、ぜひ読んでみてください。
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目次
保険別!生命保険の基礎知識とメリット・デメリット
生命保険見直し方法の前に、生命保険の基本を説明していきます。
- 終身保険
- 定期保険
- 養老保険
この3つの中で特に大切になるのが、終身保険と定期保険です。
しかし、生命保険・医療保険・がん保険・学資保険・介護費用保険・個人年金保険など色々あるじゃないか!と言う方もいると思いますが、これらはあくまで保険の種類です。
この数種類の保険も、「終身保険」か「定期保険」の中にある1種類の保険にすぎません。
生命保険に加入する際には、どのようなリスクがあり、そのリスクに対してどのように準備をするかという事が大切になるのです。
- 万が一に死亡した時に残された家族のために→死亡保障
- 病気になった時の治療費や生活費が心配→医療保険
- 子供の学費が心配→学資保険
その保障はいつまで必要なのか、一生涯必要なのか、ある一定期間だけ必要なのか、によって加入する保険が変わってくるのです。
それが、「終身保険」なのか「定期保険」なのかという所なのです。
終身保険
終身保険とは、簡単にいうと保障が一生涯続く保険です。
「医療保険」や「がん保険」に多く用いられ、年齢を重ねてからのリスクに対して準備するものに用いられることが多いです。
また死亡保障(生命保険)でも用いられることも多く、死亡保障(生命保険)の場合は、解約返戻金が発生する事もあり、死亡保険金を目的にする場合と、解約返戻金を目的とし解約前提で加入すると言った場合の2つのパターンで用いられます。
定期保険
定期保険とは、簡単にいうと一定期間の保険です。
定期保険は、一定期間の保障であるため、その期間が終われば更新をしなければなりません。
「更新ごとに保険料が高くなるから困っている」などと言うのは、この定期保険であるのです。
以前は、日本生命などが「定期付き終身保険」と言う終身保険と定期保険をセットにした保険や、定期保険の医療保険を販売していた事から、この様な話を良く聞くのです。
最近では、死亡保険でも用いられ、その中でも子育て期間のように一定期間に大きな保障が必要な場合に用いられる保険となっています。
その保険を「収入保障保険」と言う名前で書く生命保険会社も多く存在しているのです。
メリット・デメリット
終身保険と定期保険のメリット・デメリットを書いていきます。
終身保険のメリット・デメリット
メリット | デメリット |
保険料が一生涯上がらない | 保険料が高い |
一生涯の保障がある | 大きな保障が準備しにくい |
貯蓄性がある | 見直しにくい |
定期保険のメリット・デメリット
メリット | デメリット |
保険料が安い | 更新があり更新ごとに保険料は高くなる |
高額な保障が準備できる | 保険期間が過ぎると保障がなくなる |
必要な時だけ保障を準備できる | 高齢になると更新できない場合がある |
メリット・デメリットは表裏一体ですので、保険の種類のよってはすごくメリットであり、逆にすごいデメリットにもなるのという事です。
ですので、医療保険やがん保険や死亡保障でも、加入する目的をしっかり持ってないと、メリットと思っていることがデメリットになるという事もあるので気を付けてください。
生命保険に加入する目的は?
生命保険の基本的な考え方は、万が一の時に困らないための準備という事です。
- 万が一の事で亡くなってしまった場合に、残された家族が当面の生活に困らないように準備
- 病気やケガで入院をした時の治療費や仕事が出来なくなった場合の生活費の準備
- 子供の教育資金の準備
- 子供の病気・ケガでの入院に対する準備
生命保険と言われると、上記で書いたような万が一の時に困らないための物なのですが、金融商品としての側面もあるのです。
それが、子供の教育資金のために準備をする学資保険や、貯蓄を目的に加入する生命保険(死亡保険)なのです。
子供の学資保険には、病気・ケガでの入院に対する保障がある保険もありますが、幼稚園・小学校・中学校・高校と教育の節目にお祝い金と言う形で、まとまったお金を貰える保険が有名だと思います。
このような学資保険では、支払った保険料に対して保険会社から貰える金額の率を示す「返礼率」と言うものを一番気にすると思います。
この返礼率が100%を超えると、支払った保険料よりも貰える金額が上回るという事になります。
それと同じことで、終身の生命保険(死亡保険)でも同じことが出来るのです。
それが、「低解約返礼型終身保険」と言う生命保険なのですが、これは契約を解約した時に発生する「解約返戻金」と言う保険会社が契約者に返すお金が、支払った保険料よりも多くなるという保険なのです。
この様に、生命保険を金融商品として使うことも出来るという考え方も、生命保険の考え方の一つと言えるのです。
生命保険を見直すタイミングはいつが最適?
一概に生命保険を見直すと言っても、そのタイミングを間違えると、何度も保険を見直すことにもなりかねません。
そのタイミングとは、ライフイベントの時が最適だと言えます。
- 就職
- 結婚
- 出産
- 子育て
- 定年退職
ライフイベントとは、人生の中で節目と言われる、自分自身に起こるイベントごとの事です。
それでは、なぜそのライフイベントの時が生命保険の見直しに最適かと言うと、生活スタイルが大きく変わるタイミングであり、また必要な保障が変わるタイミングなのです。
例えば、学生から社会人になった場合には、責任も増えて病気などで入院した場合などのリスクには自分で対応しなければならず、保険を少し考えるようになります。
その次に、結婚と言うライフイベントがあります。
それまで独身で自分に万が一のことがあっても困る人は少なかったでしょう。
しかし、結婚によって、自分に万が一のことがあると困る人が増えるようになり、その時にはまた新たな保険を準備しなければならなくなるのです。
子供が生まれ子育て期間に入ると、結婚の時よりも困る人が増えることと、その期間が長くなり準備する金額も増えていきます。
そして定年退職を迎えると、今までの収入ではなく、年金や退職金などで生活をすることになると、現役時代に加入していた保険よりも保険料を抑える必要があるでしょう。
この様に、ライフイベントごとに必要な保障が変わっていく事で、このタイミングで保険を見直すと言う人が多いのです。
逆に、このタイミング以外で見直しをすると、この様なライフイベント時に新たに見直して、保険の加入を直しなどになると、思わぬ形で損をする可能性もあるのです。
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さて、ここまで無料の保険相談所をご紹介して参りましたがいかがでしょうか。
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保険会社や保険商品と同じで、保険の代理店もたくさんあって迷ってしまう方も中にはいらっしゃるかもしれません。
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保険相談書で相談をしたら保険に加入しなければいけないわけではないため、構えず、気軽に考えて大丈夫ですよ。
そして、可能ならば1つの代理店ではなく複数の代理店で相談を受けてみましょう。
複数人に担当してもらうメリット
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保険に限らずどの業界でも同じことが言えますが、担当してもらう人の質はやはり運という部分も無きにしもあらずです。
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こればかりは仕方がないことでもありますので、時間が許す限り、様々な代理店で相談をしてみることに損はありません。
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複数の商品を知れるメリット
さらに、担当して下さる方によってはあなたに勧めてくる保険の商品も異なってくる可能性も十分にあります。
しかし、保険会社や保険商品は今や五万とある時代。
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保険会社を1つでも多く取り扱っていれば、それだけ選択肢が増えます。
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可能であれば、2社3社、あるいは2名以上のFPに話を聞き、様々な商品に触れてより良い保険を選択できるのがベストだと言えます。
ライフイベントごとの保険の選び方
出産時の保険の選び方
生命保険に大きく関わるライフイベントは、出産の時になります。
これは、それまでは就職や結婚と言っても、自分の為や配偶者しか残された家族がいない状態であります。
1人の子供を育てるのには1,000万円から2,000万円ほどかかると言われています。
この事を考えると、子育ての期間には自分に万が一の事が起こった場合には、子育てに掛かる費用を残さなければいけません。
その事から、就職や結婚よりも家族が増えるこのタイミングは保険を考える一番の機会になるという事です。
では、この時にどのような保険を選べばよいのかを書いていきます。
この時期の保険の目的は残された家族(特に子供の教育費等)に残すものであるので、死亡保険がメインになってきます。
そして、この死亡保障はいつまで必要かと言うと、子供が独立するまでになります。
なので、おおよそ大学を卒業するであろう22歳までを目途にしておけばいいのです。
この目途は、子供が何人いるかで変わってきます。
1人であれば、その子が22歳になるときで良いのですが、2人以上の子供が欲しく、その予定がある方は、いちばん末の子が22歳になる時を目途に考えればいいと思います。
その期間に大きな死亡保障が必要になる為、定期保険で死亡保障を準備することが最適であると言えます。
そして、以前までの定期保険ではなく、年々保険金額(保障額)が下がっていくタイプの定期保険で備えておけばいいと思います。
この保険を「収入保障保険」と言う名前で書く生命保険会社が販売しています。
子育ての時期に一番必要な保険は、死亡保険であると考えていてください。
この保険以外では、医療保険・学資保険・がん保険の順番に考えていきましょう。
- 病気やケガで入院などをした場合に、治療費にあてる為
- 入院が長期化してしまったなど、働けなくなった時を考えて収入減に充てるため
学資保険は貯蓄と言う考え方も出来る事から、返礼率が高く損をしない商品を選びましょう。
しかし、貯蓄が得意な方は無理に学資保険を準備する必要はないと言えます。
学資保険とは子供のための保険であるため、子供の病気やケガでの入院に対する保障が付いている保険もあります。
目的を貯蓄にするのか保障にするのかを明確にしましょう。
保障が欲しいのであれば、各共済保険等の子ども医療保険を別枠で加入するというのも考え方の1つです。
要は、学資保険に入院などの保障が付いていると、必然的に返戻金が少なくなります。
積み立て分と保障分とが保険料の内訳になります。
保障が必要であれば、保障部分に掛かる金額を学資保険につけるのが良いか、共済にするかを比較すれば良いでしょう。
保障内容は大きく変わらないという事と、子供の医療費に関しては各自治体による医療費の助成があるので、病気・ケガに関しての金銭的な負担は少なくて済むという事が言えるためなのです。
がん保険に関しては、家計に余裕があれば加入するという事で良いと思います。
結婚時の保険の選び方
次のライフイベントは、結婚時に選ぶ保険を書いていきます。
結婚時は、新たな家族が出来るという事で、出産時より保険を見直しすることや検討する事は少なく重要度も低いのですが、それでも大きなライフイベントの一つと言えます。
この時に必要な保険は、終身の死亡保険であり、目的としては自分が亡くなった後の葬儀代やお墓代などのために残しておくという事です。
また、医療保険も重要になってきます。
医療保険は、病気やケガで入院をした場合に、治療費の不安以外にも入院が長期に渡った場合には、収入が減容するという事も考えられるため、その減収分の補てんに使える事もあります。
医療保険の加入や、もう加入しているのであれば、保険金額(保障額)の見直しなどをするのもいいと思います。
その他の保険に関しては、金銭的な余裕があれば加入するという形で良いと思います。
定年退職時の保険の選び方
次に定年退職をした時の見直し方を書いていこうと思います。
定年退職をした時にも生命保険を見直す方が多いです。
これは、仕事をしている現役世代と言われるときから収入が減ることが理由と言えます。
月々の収入が給与から年金になることで、今まで加入していた生命保険の継続が難しくなったり、収入が減ることで今までの家計を見直すという方が多いからです。
その中でも、削りやすいのが生命保険という事です。
この時に生命保険を安くしようと考える方が多いのですが、必要以上に保障を削ってしまう方が多いです。
この世代から必要なのは、医療保険の他に、がん保険が挙げられます。
医療保険に現在加入しているのであれば、終身保険なのか定期保険なのかを確認してください。
定期保険であれば、80歳くらいで更新できなくなりますので、それ以降にも必要であれば、終身保険にしなければいけません。
終身医療保険で保険料支払いは終身払いにする事で、保険料を抑えることが出来るので、経済的な負担は比較的軽くなると思います。
また「もう終身医療保険に加入しているよ」と言う方は、保険料の支払いがいつまでなのかを確認しておいてください。
終身払いなのか、60歳なのか65歳なのかまたは80歳近くまで払うのか、それを確認した後で払い済みと言う方法をとり、そこまで支払った保障のままで持っておくかなど家計に合わせて検討してみてください。
がん保険ですが、この世代になると色々な病気の心配が出てくると思います。
その中でも、がん(悪性新生物や上皮内心生物)は、いちばんの心配の種になると思います。
そして2人に1人は「がん」になると言われる世の中で、がん治療に掛かる費用は心配になると言えます。
そのために、がんに特化した「がん保険」は準備しておいていいと考えられる保険なのです。
そして、これも医療保険と同じで終身保障で終身払いにする事で保険料も抑えることが出来ます。
万が一医療保険が健康状態で断られた時には、がん保険はがんになっていなければ比較的加入しやすい保険なので、がん保険は最低用意しておこうという事です。
また、がん保険に加入している方も、加入した時の保障と現在の医療技術などがマッチしているかを確認しておいてください。
これは、2004年以前に加入しているのであれば、保障が現在の医療技術とマッチしていない可能性もあると思っておいてください。
そして、「死亡保険は要らないの?」と気になる方のために死亡保険について少し書いておきます。
医療保険やがん保険よりは重要度が低くなりますが、死亡保障の目的はご自身の葬儀代やお墓代など亡くなった後の費用を準備すること。
充分な貯蓄があるという方は、死亡保障に加入する必要はないですし、死んだ後に残したいのであれば加入すれば良いと思いますが、保険料は高くなるのでお勧めはしません。
また加入済みと言う方は、保険料の払い込み期間を確認し払い続けるのか、払い済みにするのかの選択をしてみてください。
就職した時の保険の選び方
それでは最後に、就職をして新社会人になった時に必要な保険を書いていこうともいます。
正直この時期に生命保険に積極的に加入する必要はないと思います。
これは、結婚している訳でもないので、万が一亡くなってしまった場合などは困る人が少ないという事で、死亡保険はそこまで必要になりません。
医療保険だと思いますが、これも生活に応じて親もとなどで生活していれば生活費が困るわけでもなく、収入が減ったとしても、会社員であれば6割・7割の給与は保障してくれるという事でたちまち困ることはないでしょう。
そう考えると、積極的に生命保険を考える必要はないのですが、心配であれば個人年金保険・医療保険・がん保険・死亡保険の順番で検討していけばいいと思います。
個人年金保険は将来の貯蓄という事で、定年後から年金受給までの間をつなぐ目的などがあるので、これくらいをしておけばいいと言えます。
見直すことの多い生命保険の種類
ここでは、世代やライフイベントとは関係なく、生命保険を見直す時によく見直しをされる保険の種類を紹介していきます。
一番多いのは、旧来の生命保険会社である「日本生命」「住友生命」「第一生命」「太陽生命」などの生命保険です。
決してすべてが悪い内容の保険ではないのですが、契約者の生活や目的に合わなくなっている生命保険契約が一部存在するようになってきているのです。
この旧来の生命保険の商品は「定期付き終身保険」と言われるような商品であり、死亡保障の保障金額が僅かな金額で終身保険になっており、その保障に医療保険などが定期保険でセットになっているというような保険なのです。
この保険の場合には、定期部分が医療保険であれば、定期部分が80歳以降更新できなくなるケースがあることと、保険料が高くなるという事から、見直しをする事が多くなっています。
定期部分がどんな保障になっているかによって変わるのですが、死亡保障の場合は必要が無ければ、解約などをして保険料を安くするなどの方法があります。
もし定期部分が医療保障になっているのであれば、その保障を終身にする方法か、解約をして終身医療保険に加入をし直すと言った方法がよくある見直し方になります。
またこの様な保険は、見る人が見ると、すごく危険な商品の可能性があるので、見直しを勧める保険であるという事です。
注意すべき生命保険の特徴とは?
定期付き終身保険は、現状で一番見直しがされているような商品です。
定期付き終身保険の保険の何が怖いかと言うと、更新のたびに保険料が上がること、アカウント型の保険と言う可能性があるという事です。
このアカウント型の保険と言うのは、契約者が支払った保険料を保険会社がどこの保障の部分に充当するのかを決めているような商品です。
ピンと来ないかもしれませんが、保険料の内訳がはっきりしない商品と言うのが解りやすい説明になります。
この保険の場合には、終身保険には解約返戻金があるので、その部分に多くの保険料が行くと解約返戻金を期待も出来るます。
しかし、定期部分に多くの保険料が行くと、解約返戻金が全くないという事にもなりかねない保険です。
保険会社にとっては良い保険になるのですが、契約者泣かせの保険とも言えます。
もし自分の契約がこの様な契約になっているのかも、と思う方は、一度見直しをした方が良いと思います。
生命保険を見直す時のポイント
最後になりますが、生命保険を見直す時のポイントについて書いておきます。
それは、「自分の事をよく知る」という事。
生命保険は、加入する目的をしっかりとしておかないと大きな損をする事もある商品です。
必要のない保障まで心配し過ぎて加入する事や、本当に必要な保障がなくいらない保障が逆に有ったりするとすごく無駄になります。
今自分がどのライフイベントにいているのか、収入がどれくらいあって、生活費や教育費やローンなど支出がどれほどあって、もし亡くなった場合にはどのようになるのかを理解しないといけません。
自分の置かれた状況をしっかり理解しましょう。
これが生命保険を見直すのに一番重要な事になります。
そして、その先に保険の内容になります。
保障内容もそうですが、いつまでいくらの保険料を支払のか、その総額はいくらになるのかをしっかりと理解しましょう。
定年退職など現役を引退するときに、収入減は確実にやってきます。
今の保険料が安いからと言って、終身払いなどにすると死ぬまで保険料を支払わないといけなくなります。
そのように総支払がいくらになるのか、また収入がなくなっても支払って行けるのかなどを考えてください。
これぐらいが、保険の見直すポイントになります。
自分の事が解れば自ずと必要な保障も見えてき、将来の事も考えれば、今保険料が安い保険を選び将来払い続けるか、今は少し保険料が高くても将来の保険料の負担が無い方を選ぶのが良いのかは、現状の家計とも相談し決めてください。
まとめ
生命保険を見直すというのは最近よく耳にする言葉になっています。
保険の内容などを知っているだけで、賢く保険を選ぶことが出来るのです。
最低限の事を知っているだけで、月々の生命保険の保険料が軽くなり、保障もよりよくできる可能性が高いのです。
必要な保障の期間が一生涯必要なのか、または一定期間だけでいいのかをまず考えて、それに合った保険に加入をする事で、無駄な保険料を払わずに済み、保障内容が良くなるのです。
生命保険を見直す時に、この記事が少しでも参考になればうれしく思います。