三井生命の保険内容と評判とは?日本生命との合併で変化はあるのか?

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2015年に三井生命が日本生命と合併(買収された)したことはご存じでしょうか?

一部マスコミでは11年ぶりの保険業界の大型再編として話題になりましたね。この合併劇には会社としての色々な事情があったようです。

この合併によって三井生命の評判や保険内容はどうなったのでしょうか?

また、既に保険を契約している契約者の方々はご自分の契約がどうなるのかも心配ですね、この合併を契機に保険の見直しなどをお考えの方も居られると思います。

そこで、今回の合併の事情、そして、その後の三井生命の様子や保険についても解説していますので、お悩み解消の一助けになればと思います。

目次

1.三井生命とは?

2.ご存じでしたか? 三井生命と日本生命の合併

2-1 合併の背景

2-2 合併で見せた日本生命の執念

3.合併後の状況は?

4.住友生命と合併しなかった訳

5.三井生命の合併劇の評判は?

6.三井生命の保険の評判は?

7.三井生命の保険は合併でどうなる?

7-1 新商品 「大樹セレクト」のポイント

7-2 保険の見直しは必要?

7-3 三井生命の保険の保障はどうなるの?

7-4 三井生命の保険の賢い見直し方法

8.知ってて損は無い! 保険の基礎知識

8-1 保険のタイプを紹介します

8-1-1 定期(死亡)保険

8-1-2 収入保障保険」

8-1-3 学資保険

8-1-4 特定疾病保険(終身型)

8-1-5 がん保険

8-1-6 医療保険

8-1-7 所得補償(就業不能)保険

8-1-8 終身(死亡)保険

8-2 保険の選び方の心得

9.まとめ

1.三井生命とは?

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2016年3月11付けで日本生命による買収により完全子会社となった三井生命ですが、これまでの歩みを少し振り返ってみましょう。

三井生命は1914年4月に現在の東京都中央区の銀座に設立された高砂生命保険株式会社が母体です。

後に三井財閥が経営権を掌握し1927年3月に社名を三井生命保険株式会社と改めています。

戦後は相互会社となり三井生命保険相互会社として活動を続け、更に2004年4月の組織変更により三井生命株式会社として現在に至っています。

保険会社としての三井生命は、旧財閥系の企業であったにもかかわらず万年業界中位ランクの会社で、特にバブル経済崩壊後は保険料収入の減少と損失の拡大で経営は低迷。

追い打ちを掛けるような2008年に起きたリーマンショックを契機とした金融危機の際には三井住友グループに資金援助を仰ぎ、実質的には三井住友グループ傘下の保険会社となっていました。

経営上はパッとしない「三井生命を一時にせよ業界首位の座を第一生命明け渡した日本生命が買収合併に乗り出した」と報道されたのが2015年8月でした。

買収は比較的速やかに進み、2015年9月の基本合意から約半年後の2016年3月には合併が成立し日本生命の完全子会社となっています。

2.ご存じでしたか?三井生命と日本生命の合併

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経営再建の途上とも言われた三井生命を買収により合併したのは意外にも日本生命でした。

この合併劇の際には色々な憶測も流れていたようです。

2-1 合併の背景

保険料収入の減少に歯止めが掛からず、手元資金の運用益が保険料支払い額を下回る逆ザヤに苦しみ、その上、国内保険市場も縮小の傾向もあり、将来の成長戦略を自力でくことが難しくなり提携相手が必要な状況へと落ち込み、業界では同じグループ内の住友生命との提携が囁かれていたのが三井生命です。

一方、戦後初めて2015年3月期の決算で保険料収入首位の座を第一生命に奪われ、奪還の一手を模索していた日本生命。

三井生命の保険料収入は約5000億円で日本生命との単純合算は5兆9000億円程度で、第一生命の5兆4000億円を上回るには手ごろな規模でした。

更に他の国内生命保険大手が海外企業のM&Aに活路を見出そうとする中で海外企業買収のリスクを嫌う日本生命の社内事情や過去の経緯から三井生命のメーンバンクの三井住友銀行との関係も浅からぬものもあり、白羽の矢を立てた格好です。

2-2 合併で見せた日本生命の執念

今回に買収により経営立て直しに一定の目途をつけたかに見える三井生命に対し、日本生命側の買収の動機は「首位奪還」の執念のみとの見方が業界の一般的な見方になっています。

表向きには、三井住友銀行と関係の深かった三井生命を通しての団体保険や銀行窓口での販売する保険商品の強化などが言われていますが、三井生命と日本生命の業態は営業職員の販売にたよる似通ったもので重複する所が多く、実は、余剰人員の抱え込みなどの負の効果も少なく無いと言われています。

3. 合併後の状況は?

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三井生命との合併により日本生命は思惑通りに保険料収入トップの座を奪還、少子高齢化の進行で縮小傾向にある国内保険市場の中では、一定の成長が見込まれる銀行窓口販売をテコ入れし、基盤を強化しながら海外市場のM&Aも横目で睨みながら、業界首位の座を堅持する強い意志を示しています。

一方で三井生命は一定の財務強化に成功した訳ですが課題になってくるのが、従来の三井生命と日本生命の重複する事業と人員の整理についてです。

元々、三井生命は過去の銀行が送り込んだリストラの仕掛人を「返り討ち」にした実績もあるほどに労働組合の力が強く、従業員の権利意識も高いため、今後、思い切ったリストラを実行出来るかが問われていて、さもないと今後大きなお荷物を背負うことになるのかもしれません。

4. 住友生命と合併しなかった訳

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三井生命は2016年3月をもって日本生命との合併が完了した訳ですが、そもそも従前に噂されていた三井住友生命とはどうして合併しなかったのでしょうか?

かつての大再編によって、銀行業界、建設業界、損害保険業界などに成立した三井住友グループに属する住友生命と三井生命が合併して三井住友生命の誕生を予想する関係者も多かったようです。

経営再建途上にある三井生命に資金援助や人材面でも支援してきた住友生命だったのですが、こと合併については、住友生命側が拒絶してきた経緯があります。

住友生命は2015年3月期でようやく、契約した利回りを運用利回りを上回る逆ザヤが解消したばかりで合併に手を付ける余裕など有りませんでした。

また、三井生命とは営業手法が重複する部分が多く、更に営業職員のコストが高いとされる三井生命を取り込むことは後々問題になりそうなこと、そもそも住友生命は来店型保険ショップを運営するなどの営業の多角化に成果を上げているのに対し、三井生命には先行する分野が無く、住友生命側は合併のメリットが薄いと判断したようです。

更に一番大きかったこととして、今回の日本生命による合併のように子会社化することが難しかったことを揚げる関係者もおられます。

住友生命と三井生命が合併して三井住友生命の誕生となれば対等合併の形式を取らざるを得ません。

そうなれば両者のシステムを統合するという作業が待っており、当時の三井生命の社内システムは業界では稀なほどきめ細かく出来ているため統合には時間と莫大な費用が発生することを指摘していました。

5.三井生命の合併劇の評判

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今回の日本生命による三井生命の買収による合併に対する一般的な評判は、「まさか日本生命が買収!」といった感想が多かったようです。

この買収劇の前年の2014年は、保険料収入で日本生命が第一生命に敗れるという戦後の保険業界で続いた日本生命の神話が崩壊した年でした。

日本生命は短期間での巻き返しに必死になるとは予想されたものの「まさか他社の買収?」といった感じです。

第一生命躍進の理由は、積極的に取り組んだ窓口販売での売り上げが業績に大きく寄与したためで、経営努力のたまものといった所です。

三井生命は保険料の逆ザヤに苦しみ、経営状況は良いとは言えない会社でしたが、保険料収入で第一生命を短期間で抜き返したい日本生命にとっては、恰好の買収合併の相手だったわけです。

地道な経営努力で首位の座についた第一生命を買収で一気に抜き返したことで日本生命の凄まじい財力を見せつけられましたね。

6.三井生命の保険の評判は?

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三井生命の保険商品の評判ですが、大手の保険会社はだいたいどこでも同じように、死亡保障や医療保障などの色々な保険を組み合わせてセット売りにする、いわゆるアカウント型保険を主力商品としていて、合併前の商品名は「ベクトルx」です。

このアカウント型保険は、継続していくと一定期間ごとに保険料が増えていくため契約には注意が必要な保険ですが、特に三井生命の保険は保険料金が高めとの評判でした。

7.三井生命の保険は合併でどうなる?

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三井生命が合併により日本生命の完全子会社となった2016年3月の翌月の4月、無配当セレクト保険「大樹セレクト」が新発売となり従来の「ベクトルx」から主力商品が交代しました。

この保険は多様化する保障のニーズやライフスタイルの変化に対応する「よりそう保険」をコンセプトにした保険で無配当とすることで保険料金の割安感も意識した保険です。

今後さらに商品ラインアップの変更の可能性にも注意が必要です。

では、今後の三井生命の主力商品となる「大樹セレクト」の特徴を少し見ていきましょう。

7-1 新商品「大樹セレクト」のポイント

いままでの主契約に特約を付加するタイプだった保険に対し、特約を「死亡保障セレクト」、「生前給付セレクト」、「介護保障セレクト」、「医療保障セレクト」の4グループに分け、それぞれのセレクトを単品として販売したり、組み合わせてパッケージとして販売する保険で、従来の主契約に当たるものがありません。

また、契約者のライフステージの変化に合わせて追加・変更・削減が可能で一生涯「よりそう保険」を目指し、更に生前給付保障も拡大しています。

三井生命はこの主契約の保険が無いことを、従来に無い画期的な保険であるとしています。

もうひとつ、保険料金の割引制度が充実していることも見逃せません。

保険金額に応じた割引、選んだセレクトの数に応じた医療保険の割引などでお得感を出しています。

この「大樹」というブランドの保険は実は1970年から2001年まで販売された、三井生命の主力商品だった定期付き終身保険シリーズの名称として使われていたもので、いわば中身を変えて復活したブランドです。

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