払い済み保険とは?その特徴とお得な利用方法を紹介します

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 保険には様々な専門的な用語が出てくることから、その内容を理解するのは専門家以外にとってはかなりの苦労を伴うものとなります。

払い済み保険も、そんな分かりにくい用語の一つであると思います。

払い済み保険は保険を見直すときに良く出てくる言葉なのですが、実際に保険の見直しを検討したことがない人は聞いた事のない言葉かもしれません。

しかし、保険に加入するのであれば払い済み保険は必ず知っておきたい知識です。払い済み保険のことが理解出来れば、保険があなたの人生をより大きく手助けしてくれるようになるかもしれません。

本記事では、そんな払い済み保険の特徴や、活用方法などを紹介します。また、払い済み保険と混合されがちな延長保険との違いについても解説します。

この記事を読むことによって、払い済み保険を効果的に活用する方法を身に着けることが出来ます。

 目次

1 そもそも払い済み保険ってどういうものなの?

2 払い済み保険を利用する長所とは?

2-1 ある程度の保障を残すことが出来る

2-2 払い済み保険にすることで保険料の支払いを抑えることが出来る

2-3 解約返戻金は上昇する

3 払い済み保険を利用する短所とは?

3-1 特約がなくなってしまう!

3-2 保障額が下がってしまう!

3-3 払い済みにすると再び保険料を払うことは不可能!

4 払い済み保険の利用を検討するのはどのような場合か?おすすめの活用方法をご紹介

4-1 保険料の支払いが難しくなってしまった時

4-2 予定利率が高い保険に加入している場合

4-3 養老保険に加入している場合の活用方法

4-4 終身保険に加入している場合の活用方法

5 知らないと損です!払い済み保険を利用する前に知っておきたいこと

5-1 低解約返戻金型の保険に加入している場合

5-2 変額型の保険に加入している場合

 6 延長保険って何!?払い済み保険との違いを分かりやすく解説します

6-1 延長保険とは?

6-2 延長保険と払い済み保険との違いは?

6-3 どちらにするのがお勧めなのか?

7 まとめ

 

1 そもそも払い済み保険ってどういうものなの?

払い済み保険というものは上手く利用することが出来ればとてつもなく便利なものへと変化するのですが、その利用方法がいまいち分からないという人が多いのではないのでしょうか。

まずは払い済み保険の基本的なことを見ていくようにしましょう。

保険の種類によって違いはありますが、一般的にはどれぐらいの期間保険料を支払うのかは契約した時点で分かっているものです。

しかし人生に変化はつきもので、支払うことが出来ると思って契約していたのに急な変化によって保険料を支払うことが難しくなる場面も想定されます。

そういった場合、とにかく支払う保険慮を減らすために『保険の解約』を考えるかもしれませんが、解約する以外の手段もあります。

それが、『払い済み保険』です。

保険料を途中までしか支払っていない保険であったとしても、払い済み保険を利用することによって保障額が減額されてしまう代わりに、それ以降の保険料の支払いをする必要がなくなり、保険料の支払いに頭を悩ませなくてもよくなるのです

これは保険料の支払いに困っている人には朗報ではないでしょうか。

また払い済み保険は現在加入している保険を解約するわけではないため、現在契約している保険の保障は継続されるということも是非とも覚えておきましょう。

 

2 払い済み保険を利用する長所とは?

払い済み保険を活用することが出来れば、保険料の支払いによって苦しむことはなくなります。しかし、それ以外にも多くのメリットがあります。

以下では払い済み保険が持つメリットを解説します。

 

2-1 ある程度の保障を残すことが出来る

払い済み保険を利用することで保障額が下がってしまうことから、もしも何か起きてしまった時に対する保障が、十分ではなくなってしまうことは大きなデメリットと感じるかもしれません。

確かに保障額が下がるのはデメリットではありますが、その代わり解約した場合と違って保障は継続されるというのは払い済み保険を活用する場合でしか得られません。

また保険の必要保障額というのは、年齢を重ねるにつれて少なくなっていく傾向があります。

お年を召した方であれば保障額が減ったとしても、払い済み保険を利用してしまった方が総合的に見て得をする場合が増えます。

 

2-2 払い済み保険にすることで保険料の支払いを抑えることが出来る

保険はその保険料を支払い続けることで、保障を得ることが出来るようになるというのは基本中の基本です。

保険に加入する時点で、自分がどれぐらいの保険料を支払い続けることが出来るのかというのはある程度計画を練っている場合がほとんどでしょう。

しかし、その計画通りに支払い続けることが出来ればよいのですが、その計画通りに進まないということはよくあります。

転職などによる収入の変化や、災害や事故に巻き込まれてしまった結果、保険料の支払いが計画通りにいかなくなる場合についても考えておかなければなりません。

もうこれ以上保険料を支払うことが経済状況的に難しい、そんな状態になってしまうととりあえず支出を減らすために解約を考えることでしょう。

しかし、こういう時に払い済み保険を活用すれば保険料の支払いを抑えるだけではなく、保障額が減ってしまうとはいえある程度の保障は保たれます。

保険料の支払いをやめて支出を少なくすることが出来るという安心感、そして減額されながらもそれなりの保障がまだ残っているという安心感の二つを同時に得ることが出来るため、解約するよりも払い済み保険いしてしまう方がメリットが大きいのです。

 

2-3 解約返戻金は上昇する

3つ目の特徴としましては、払い済み保険にした場合であったとしても解約返戻金が徐々にではありますが増えていくという特徴を備えています。

解約返戻金というのは、現在加入している保険を解約した時に戻ってくるお金のことを表現している言葉です。

解約返戻金がある保険商品としましては、終身保険や養老保険などと言ったいわゆる貯蓄型の保険と言われているものが一般的ですが、掛け捨て型の商品であったとしても少ないながら解約返戻金のある商品もあります。

払い済み保険というのは保険を解約せず、加入している保険の保障を受け続けることだと申し上げました。

それゆえに、解約返戻金が加入年数に応じて増加するような型の保険に加入している場合だと、その保険にはまだ加入しているとみなされて、解約返戻金が解約しない限り増加し続ける仕組みとなっているのです。

ですから、すぐにお金が必要ではないという場合には、そのまま放置しておいてお金が自然に増えていくのを待つという方法もありますよ。

 

3 払い済み保険を利用する短所とは?

払い済み保険を活用することにはかなり大きなメリットがあることが分かったのではないでしょうか。

しかしながら、払い済み保険は良いことばかりではないのです。

ここでは、払い済み保険にするうえで知っておくべきデメリットについて解説します。

 

3-1 特約がなくなってしまう!

払い済み保険にすれば現在契約している保険の保障を継続することが出来るのですが、継続することが出来ない契約もあります

それは、特約です。

多くの場合、払い済み保険にした時点で、付与している特約は効果を失ってしまいますので、その特約の中に自分が必要としているものがあるのであれば、安易に払い済み保険にするべきではありません。

 

3-2 保障額が下がってしまう!

払い済み保険にすることによって保障額は、自分で定めた支払い期間まで支払った場合と比較すると必ず少なくなってしまいます。

大きな保障額がすでに不要となっている人の場合であれば、たいしたデメリットではありませんが、まだまだ大きなお金を残す必要性が迫られている人にとっては、払い済み保険によって保障額が減ってしまうことはあまり嬉しくはないでしょう。

保険料の支払いは厳しいけれど、保障額を減らすわけにはいかないという人には大きなジレンマとなります。

解決方法としては、払い済み保険にしてしまい、その浮いた保険料を利用して不足する保障額を定期保険などのような支払う保険料が安い割に手厚い保障が得られる保険に加入するという方法があります。

ただ、人によって事情が異なっているためこの方法も絶対ではありません。

一番いいのは、やはり保険料を支払い続けることでしょう。

 

3-3 払い済みにすると再び保険料を払うことは不可能!

最後に知っておかなければならないデメリットは、払い済み保険にしてしまうと改めて保険料を支払うことは出来なくなってしまうということです。

払い済み保険にした後、通常の保険料を支払いたくなる場合なんてないと思うかもしれませんが、以外にもそういう場面は多いです。

例えば、経済状況が苦しくて払い済みにしてしまったけど経済状況が急に改善されるというような場合や、やっぱり保障額が減ってしまうのは困るというような場合など、払い済み保険にしてしまったことを後悔することがないわけではありません。

後悔先に立たずと言いますが、一度払い済みにしてしまうと元に戻すことはかなり難しくなるため、払い済み保険にする場合は事前にしっかりと調べておかなければなりません。

 

4 払い済み保険の利用を検討するのはどのような場合か?おすすめの活用方法をご紹介

ここまで払い済み保険の基本的な事項について確認してきました。

しかし、基本的なことだけを理解していても実際に活用することが出来なければその知識をつけた意味は皆無です。

ここからはその知識をどのように利用するのか、その方法を解説します。

 

4-1 保険料の支払いが難しくなってしまった時

まず、払い済み保険を検討する上で想定される状況の一つに、保険料の支払いが様々な事情によって不可能になってしまうことがあります。

月々の保険料の支払いを少なめにしている人の場合でも、急な出費を迫られてしまうことによって支払いが難しくなる場合もあるでしょう。

一月だけ難しいというような場合であれば払い済み保険を検討する必要はありませんが、数か月など長期的にその支払いが難しいというような状態に陥った場合には払い済み保険いしてしまい、保険料の支払いを抑えてしまう方が、経済的にも精神的にも楽になれます。

特に貯蓄型の保険に加入している場合であれば、解約返戻金のことを考えると解約してしまうよりも払い済みにしてしまうことのほうがより多くのメリットを享受出来るようになりますよ。

 

4-2 予定利率が高い保険に加入している場合

現在予定利率が高い保険に加入している場合も解約ではなく払い済み保険を考えるようにしましょう。

予定利率というのを簡単に説明しますと、将来戻ってくるお金がどれぐらいなのかということを示しているものです。

この予定利率は高ければ高いほど戻ってくるお金が増えるため、予定利率が高い保険に加入している場合には解約することによる損の方がかなり目立つことになります。

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